【注文住宅】人気の間取り例23選!希望の暮らしが叶う間取りの紹介

【注文住宅】人気の間取り例23選!希望の暮らしが叶う間取りの紹介

注文住宅を建てるといっても、どのような間取りにしたら良いか、非常に悩んでしまうもの。

残念ながら家を建てた後で「こんな間取りにすれば良かった…」という後悔はつきものです。

自分がどのような間取りを希望しているのか具体化するため、7つのシチュエーションに分けてご紹介していきます。

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家族の顔が見える間取り例

家の中のどこからでも家族の顔が見えたり、家族の存在を感じられる間取りは安心感があります。

家族の顔が見える間取りにはどのようなものがあるかをご紹介します。

対面キッチン

対面キッチン

対面キッチンとは、リビングを向いて料理のできるキッチンのこと。

リビングとつながった解放的な空間なのでオープンキッチンとも言います。

料理をしながらテレビを見たり、家族や来客と会話を楽しんだり、子どもが遊ぶ様子や勉強する様子を見守ることができます。

一言で対面キッチンと言っても、キッチンの左右が通り抜けられ回遊性のあるアイランド型、左右一方が壁についているペニンシュラ型、手元が隠れるカウンター付きのⅠ型、シンクとコンロが分かれているⅡ型、L字の形をしたL型があります。

リビング階段

リビングの中に階段を設置する間取りです。

リビングに階段があれば2階に上がる時に必ずリビングを通るので、必然的に家族のコミュニケーションが取りやすくなります。

また、子ども達が1、2階を行き来するたびに顔を合わせるので、思春期で会話が少なくなったとしても帰宅時や外出時には子どもの存在を確認することができます。

また、スケルトン階段などデザイン性のある階段を設置すれば、オシャレな空間になります。

リビング続きの畳部屋

リビングに畳部屋が続く間取りは、幅広い用途で使えます。

子どもが小さい頃は、畳部屋の扉を開けておけば、リビングに居ながら子どもが遊ぶ様子を見守ることができ、お昼寝をしたら扉を閉めておけます。

また、洗濯物を畳んだり、アイロンがけなどの家事やテレワークスペースとしても活用でき、リビングにいる家族とのつながりを感じながら過ごすことができます。

▼間取りづくりに関する詳しい記事はコチラを参考にしてください。
【注文住宅】家族のための間取りの決め方|必須ポイント!

開放感のある間取り例

開放感のある間取りは空間に広がりが出るので取り入れたい希望が多い間取りです。

特に、延べ床面積に限りがある場合は、天井高を高くすることで空間に開放感が生まれ、床面積以上に広く感じられます。

玄関の吹き抜け

玄関の吹き抜け

吹き抜けとは、1階天井・2階床部分がなく、縦に2階分の空間を広げるスペースのこと。

玄関が吹き抜けの間取りは、2階天井まで空間が空いているので、家に入った瞬間に開放感と明るさを感じます。

高い位置に窓が設置されるので、家の顔とも言うべき玄関が明るく、家全体の印象が明るくなります。

ただし、2階の床面積が狭くなる点、暑さ寒さが伝わりやすくなる点に要注意です。

吹き抜けのリビング

吹き抜けリビング

1階リビングが2階天井まで縦に空いている状態を吹き抜けのリビングと言います。

憧れる方の多い吹き抜けのリビングは、上部に設けた窓から日差しが降り注ぎ、非常に明るく開放的で、実際のリビングよりも広く感じられます。

デザイン的にもオシャレになるだけでなく、階段を合わせれば、リビング階段として1、2階でコミュニケーションが取りやすい間取りになります。

アウトドアリビング

アウトドアリビング

室内とつながる場所にテラスやデッキ、庭を設け、屋外リビングとして使用する間取りです。

リビングとつながる位置に設計することが多く、非常に開放的な屋外リビングになります。

また、家の中心部分に外部からの目線を気にすることのない位置に箱庭のように設けると、家の中心まで光が届き、開放的で風通しの良い間取りになります。

サンルーム

ガラスに囲まれた庭先にせり出した空間のことです。

リビングにサンルームが併設されている場合、太陽の光がたっぷり差し込む明るい空間となります。

観葉植物などを置いてリビングの延長線として、子どもやペットの遊び場として、さらに天候や花粉を気にせず洗濯物を干すことができる空間としても重宝します。

ただし、暑さ寒さの影響を直接受けやすい点に要注意です。

サンクンリビング

サンクンリビング

床を一段低くしたリビングをサンクンリビング、ダウンリビングなどと言います。

サンクンとは英語で「沈んだ」という意味で、低くなったリビングは程よい籠り感があり、ソファを置かなくても段差に座ったり、低くなった部分でくつろぐことができます。

また、一段低くなることにより天井までの高低差が出るため、空間に広がりを生む効果もあります。

家事がはかどる間取り例

家事効率の良い間取りは、時短家事につながります。

特に忙しい子育て中は間取りの良し悪しで家事の負担や時間が変わります。

時短家事が叶う便利な間取りをご紹介します。

パントリー

たくさんの食材やストック品を保管できるパントリーは近年非常に人気で、キッチンをすっきりと見せられるというメリットがあります。

戸棚程度の小さめのパントリーから、キッチン家電や冷蔵庫までを隠し、中に人が入れるほどの大きなパントリーもあります。

たくさんのストック品を保管する場合は、玄関→パントリー→キッチンという間取りを考えると動線は一段と快適になります。

▼パントリーについての詳しい記事はこちらを参考にしてください。
憧れのパントリー!使いやすい間取りは?必要な広さは?家事ラク動線の秘訣を伝授します

家事室

家事室とは、キッチンに作業台や収納棚を設置したスペースのこと。

食事準備の合間に洗濯物を片付けたり、アイロンをかけたり、連絡帳を記入するなど調理の隙間時間を有効活用することができ、家事の時短につながります。

家事室と言っても、パソコンやミシンを使うのか、洗濯物を片付けるのか、用途によっては洗濯機や物干しへの動線を考える必要があるので、どんな用途で使う可能性があるかをしっかり考えておくと良いでしょう。

勝手口

キッチンなどに設けられた出入口のことです。

最近では、勝手口をつけない家も増えていますが、キッチンに勝手口があると一時的に生ごみや缶・ビンなどを保管できますし、勝手口の位置によっては駐車場や庭、洗濯物干しの動線が良くなります。

動線をよく考えて取り入れることでメリットは大きいと言えます。

関連記事

水回り動線が便利な間取り例

洗面・トイレ・浴室といった水回りは1カ所にまとめた方が生活上ストレスが少なく、工事費も安く済みます。

その上で、水回りに取り入れると便利な間取りを紹介します。

ランドリールーム

ランドリールーム

洗濯をしてその場で洗濯物を干し、畳んだりアイロンがけまでを行えるランドリールーム。

一部屋で洗濯が完結することから、近年人気が高まっています。

ランドリールームで大事なのは家のどこに設けるかということ。

洗濯物がよく乾き、家事をする上で利便性の良い場所に設けるようにしましょう。

玄関近くの手洗い場

手洗い

コロナ禍以降、家の中にウィルスを持ち込みたくないという意識が高まり、玄関や玄関近くに手洗い場のある間取りの需要が増加しています。

リビングに入る前に手が洗えるので室内へのウィルスの持ち込みを防ぐことができると好評です。

ただし、玄関に手洗い場だけ作るのは費用面での負担がかかります。

費用負担を気にするのなら、玄関に水回りをまとめると良いでしょう。

横並びの洗面台

朝の身支度時は洗面台を使う時間が重なり、洗面室が混雑します。

子どもが大きくなると洗面室を占領する時間が長くなるので、洗面台が1つの場合、毎朝イライラすることになりかねません。

理想は洗面台を横並びに2つ設けることですが、難しい場合は、鏡だけでも横に長くしておくと2人同時に使え、混雑が解消されます。

▼水回り動線に関する詳しい記事はコチラを参考にしてください。
注文住宅の間取りは何が正解?これだけは押さえておきたい成功のポイント!

収納が便利な間取り例

各収納ごとに片付けるものの配置が決まっていると部屋が散らからずきれいな状態をキープできます。

収納にはどんなものがあるか、便利で人気の高い収納の種類をご紹介します。

ウォークスルークローゼット

2カ所に出入口があり、一方から他方へ通り抜けられるのがウォークスルークローゼットです。

通路の両側に荷物を仕舞うイメージで、部屋と部屋をつなぐ通路の役割もあります。

寝室→クローゼット→リビングという間取りにすれば、起きてクローゼットで着替えてリビングへという動線ができ、大変便利です。

ウォークインローゼット(ファミリークローゼット)

ウォークインクローゼット

クローゼットの中に入って洋服を仕舞える行き止まりの大型クローゼット。

ハンガーパイプやチェストが組み込まれています。

家族全員分の衣類を仕舞う場合は、ファミリークローゼットと言います。

ファミリークローゼットの場合は、かなりの広さが必要な上、家のどこに設けるかで動線が変わってきます。

玄関の近く、洗濯物干しの近く、2階個室の中央などしっかりと検討が必要です。

シューズインクローゼット

靴を履いたまま、歩いて入ることのできる靴収納です。

広いスペースで収納力は抜群。

靴以外にもベビーカーやスポーツ用品、キャンプ用品、ペット用品など家の中に持ち込みたくない用具を仕舞うことができます。

土間を来客用と家族用の半分に分ける2way玄関(ファミリー玄関)も人気です。

共用の本棚

共用本棚

子どもが小さい頃に読んだ絵本から大人が読んだ文庫本やビジネス本など、長い間に本は増えていきますが、家族共用の本棚があると読み終えた本の置き場に困りません。

共用の本棚は、リビングに飾り棚と兼用して置いたり、廊下やスキップフロアの一面を本棚にするなども一案です。

共用の本棚にしておけば、置いてある本の中から自然と子どもが興味を示し、読書好きの子どもに育つかもしれません。

テレワークしやすい間取り例

コロナ禍で需要が高まったテレワークが可能な間取りについてご紹介します。

書斎

書斎

テレワークに最適なのはやはり、完全個室の書斎です。

オンライン会議の時や仕事に集中したい時など周りの音を気にすることなく、仕事に打ち込むことができます。

スタディーカウンター

スタディーカウンター

家族との繋がりを感じながら仕事がしたいと思われている場合は、個室よりもリビングやスキップフロア、和室にスタディカウンターを設けるのが良いでしょう。

テレワークだけでなく、子どもが勉強をしたり、パソコンやミシンを使ったりと家族全員が気兼ねなく使用できます。

可変性のある間取り例

子どもが成長して家族の形態が変わった場合など、部屋の使い道が変わっても別の用途として使い道のある間取りを紹介します。

スキップフロア

スキップフロア

一般的に中2階と呼ばれる階段の途中にあるスペースのことです。

リビングから高さを数段変えたフロアで、ステップフロアとも言います。

子どもが小さいときは遊び場として、大きくなると勉強スペースや書斎として使用できます。

子どもが巣立った後は親の趣味の部屋として活用できます。

空間を分け、段差を設けることで、格段にオシャレな空間になります。

仕切れる2階の洋室

2階子ども部屋の洋室2部屋をつなげて広い部屋にしておき、廊下から出入りする扉を2カ所に設けておけば、子どもが小さい頃は広い一部屋で遊ぶことができ、成長すると2部屋に仕切って使うことが可能です。

子どもが独立した後は、また広い部屋として里帰りした子ども家族が使うこともできます。

必要であれば間仕切り壁で完全に2部屋にすることもでき、用途によって可変できる間取りです。

小屋裏部屋

小屋裏部屋

屋根のすぐ下の空間のことを小屋裏、または屋根裏部屋と言います。

収納部屋として利用する目的の多い小屋裏部屋ですが、布団を敷けばロフトベッドのような空間になります。

暑さ寒さの影響を受けやすくはありますが、天井高が低いことから、大人にとっても子どもにとっても秘密基地のような落ち着く空間にもなります。用途幅の広い部屋です。

まとめ・生活の希望と予算を考えた間取りづくりを

いかがでしたか。

ご自分の作りたい間取りがイメージしていただけたのではないでしょうか。

ご紹介した間取りは近年人気のある間取りです。

何を取り入れるのか、ご自分たちの生活の希望と予算のバランスを考え、これから先の後悔のない家づくりの参考にしてくださいね。

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