【体験談】注文住宅を建ててハウスメーカー選びで満足したこと後悔したこと

ハウスメーカー選びアイキャッチ

注文住宅の家づくりで最も重要なのは一緒に家を作ってくれるハウスメーカーを選ぶことと言っても過言ではありません。

良いメーカーを選ぶことができれば、満足の家づくりができます。

今回はどうやってハウスメーカーを選んだかの体験談を紹介します。

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注文住宅を建てることになった経緯

私には独身時代からいつか注文住宅を建てたいという夢がありました。

ですが、夫の転勤について回ったため、引っ越しを繰り返し、マイホームの夢は遠のいていました。

子どもが小学校高学年になり、いつまでも転校させるのは可哀想なこと、夫の年齢的に住宅ローンを組むリミットが近いことを考え、次に転勤するタイミングで家を建てることを決意。

私の地元の住宅メーカーで家を建てました。築8年。

ツーバイフォー工法のナチュラルテイストの家です。

注文住宅のハウスメーカーをどのように選んだか

ハウスメーカー選び

ナチュラルテイストな家を建てたいという強い希望を持っていた私は、当初はそうした施工が得意な会社に依頼しようと考えていました。

自分が希望するデザインを得意とする会社のモデルハウスを2件見学に行きましたが、一社は営業マンが見学後に連絡をくれませんでした。

もう一社は、その会社が作る家をとても気に入っていましたが、ちょうどモデルハウスにいた社長と話をしたところ、話の内容に好意が持てませんでした。

また、坪単価が高かったこともあり、断念。

どちらにも縁を感じず悩んでいた頃、たまたま大雨の被害を受けた実家がリフォームをしました。

リフォームを依頼したのは地元で手広く施工を手掛けるハウスメーカー。

そのメーカーはナチュラルな家づくりを得意とはしていなかったため、自分の選択肢には入っていませんでしたが、両親から私の家づくりの話を聞いたその会社の注文住宅担当の営業マンが非常に積極的で、「どんな家も建てることができます」と、あなたの夢を叶えます的なことを言うので熱意に押され、また、感じも良かったため、全く考えていなかった会社でしたが、依頼することに決めました。

ハウスメーカーに依頼して満足したこと

営業担当者が優れていた

優秀な営業マン

初めて営業担当者に会った時「うちで一番の営業成績なんですよ」と紹介されました。

すぐには分かりませんでしたが、約1年間の家づくりを通して、その担当者が優れていることが分かりました。

【営業担当者が優れていると感じた点】
私が希望する家がどんな家か理解しようと努めてくれた 依頼したメーカーがナチュラルな家づくりを得意としていなかったため、どのようなデザインを希望しているのかを共通認識するため、何軒ものナチュラルテイストの家を数日間に渡り車で一緒に見に連れて行ってくれ、私のイメージを掴もうとしてくれた。
レスポンスが早かった いつでも電話がすぐにつながり、対応が早くてスムーズだった。
丁寧にヒアリングをしてくれた どんな間取りにしたいか、どんな家具を置くか、キッチンカウンターの高さはどのくらいにしたいかなど、実際のサイズを示しながら丁寧にヒアリングをしてくれた。
変更にもスムーズに応じてくれた 当初は玄関収納をキャビネットにしていたが、シューズクローゼットに変更したいと要望。洗面所の蛇口やボウル、窓のサイズも当初の物から変更したが、スムーズに応じてくれた。
アポイントを厳守した 当然のことかもしれないが、約束の日時の変更をしたことはなく、常に時間通りに連絡・訪問してくれた。

 

希望通りのデザインにしてくれた

私には外観、内装共にデザインの希望が色々ありましたが、ほぼ希望通りに対応してくれました。

使いたい建材をおすすめできないと言われたことはありましたが、技術的に「できません」と言われたことはありませんでした。

予算に近い金額で収めてくれた

あらかじめ伝えていた予算内で収まるよう努力してくれました。

【予算内に収まるようにしてくれた内容】
トイレをタンク式にした 1階と2階にある2カ所のトイレをタンク式トイレにした。タンクレストイレは高額のため、予算を抑えることができた。
トイレと洗面の床をクッションフロアにした トイレや洗面の床をタイルにしたいと思っていたが、タイル風のクッションフロアにしたことでコストを抑えることができた。
2階の床を複合フローリングにした 1階は希望通り無垢材にしたが、予算を抑えるため2階は複合フローリングにした

ハウスメーカーに依頼して後悔していること

デザインや間取りの提案がなかった

デザインや間取り、設備に関する提案がほとんどなかったことが残念でした。

施主である私自身に希望がありすぎたため、「こだわりの強い客」だと思われて、何も提案してくれなかったのかもしれませんが、それでもプロならではのデザインや間取りの提案をしてほしかったです。

終盤になるにつれ、何もかも自分で決めなくてはならないことに疲れてしまったので、最後に内装を決める時、壁紙に悩んでいた時などインテリアコーディネーターの方から壁紙の組み合わせなどの提案をしてほしかったと思いました。

メリットデメリットを教えてくれなかった

メリットデメリット

家に使用する設備や建材について、どのような商品なのか特徴やメリットデメリットを教えてほしかったです。

例えば、床材に無垢材と複合フローリングのどちらも採用しましたが、どのような違いがあるのかを特に教えてくれませんでした。

自分が選んだ無垢材は足ざわりは良かったけれど、傷がつきやすいというデメリットがあることを実際に住んでみて初めて知りました。

家を建てた後に、床材について知る機会があり、無垢の床には傷が目立たない浮造りという工法があることを知りました。

建材やその加工法について知識のあるメーカーは、そうした情報をユーザーに伝えるべきだと思いました。

選んだ壁材や屋根材についての説明も特になかったため、どのようなメリットデメリットがあるかを選ぶ段階で教えてほしかったです。

たくさんのハウスメーカーを見てみるべきだった

県をまたいでの家づくりだったため、実際のメーカーを何カ所も訪問して見比べるほどの時間がなかったのが残念でした。

時間があり、同一県内に住んでいたのなら、もっと何カ所も訪問したかったと後悔しています。

また、メーカーのホームページを見ただけでは会社や営業マンの雰囲気や対応は分からないので、ホームページで気に入った会社でも実際に訪問するとイメージが異なることがあると感じました。

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まとめ:総合的に見てハウスメーカー選びは成功だった

いかがでしたでしょうか。

ハウスメーカーをどのように選んだかの体験談をお伝えしました。

私が注文住宅を建てるのに選んだメーカーは、もともとは候補になかった会社でしたが、家づくりを終えた今、振り返ってみると自分のハウスメーカー選びは成功だったと言えます。

その理由は3つ。

1つは、営業の担当者が良かったこと、2つめは希望をほぼ叶えてもらえたこと、3つめは大幅な予算オーバーがなかったことです。

大変満足だったと言えます。

それでも、ナチュラルな家づくりが得意なメーカーに頼んでいたら、プラスアルファの提案をしてもらえたのではないかという心残りがずっとあります。

ハウスメーカー選びで大事なことは、希望の家づくりを叶えるだけの技術を持った会社であることと、こちらの希望を十分聞き取り、対応してくれる優れた営業担当者との出会いで決まるのではないかというのが個人の感想です。

ライタープロフィール
yumyum
yumyum
高校生と中学生の子どもを育てる母です。(※原稿執筆時)
昔から家づくりに夢を見ていて、いつか注文住宅を建てると心に決めていました。
家づくりで譲れなかったことは3つ。
1.冬暖かい家、2.体に害のない家、3.デザイン
地元メーカーでツーバイフォーのナチュラルテイストの家を建てました。

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