新築一戸建てのよくある後悔は?購入前に知りたい後悔・失敗実例をご紹介

新築一戸建てのよくある後悔は?購入前に知りたい後悔・失敗実例をご紹介

新築一戸建ては人生がかかった大きな買い物、購入してから後悔はしたくないものです。

これまで新築一戸建てを建てた方は、どのようなポイントで「失敗した」と感じているのでしょうか?

多くの方が建ててからつまずいたポイントがわかれば、後悔のないプランで新築一戸建てを建てることができます!

この記事では、新築一戸建てのよくある後悔と、それらを回避するためのポイントをご紹介します。

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新築一戸建ての失敗事例10選

では早速、新築一戸建ての失敗事例を見ていきましょう。

場所やポイントごとに分類していますので、気になる場所を重点的にチェックしてみてください。

【リビングダイニング】吹き抜け

吹き抜けとシーリングファン

リビングダイニングは家族団らんの場として重視する方が多く、できるだけ広くて開放感があったほうがいいなあ……なんて思ってしまいがち。

そこで登場するのが吹き抜けのプランです。

ところが、リビングダイニングを吹き抜けにしたことで「暖房の効きが悪くなった」「光熱費が高くなった」と後悔する方も多いのが現実。

【リビングダイニング】無垢フローリング

同じくリビングダイニングでは、裸足で気持ちよく過ごせるように、天然素材の無垢フローリングを選択する方がいます。

子育て中こそ気持ちよさは重視したいものですが、「子どもが飲み物をこぼした部分がシミになり目立つ」、「乾燥収縮で暖房をつける冬場は隙間ができる」という意見もあり、新築のときの美しさを維持する難しさがわかりますね。

【キッチン】パントリー

パントリーは、キッチンで食品や調理器具などを保管する専用のスペース。

平成後半からは便利さが注目され、多くの家が採用するようになってきましたが……。

「棚の位置が固定されていて、好きなものを好きな位置に収納できない」という声や、調理器具を収納するにあたり「いちいちキッチンに出して使うのが面倒なので、その場で使えるようにコンセントをつければ良かった」という声が聞かれています。

またコンロに近い位置にパントリーを設置してしまうと、湿気や匂いがこもりやすいというお悩みもあるようです。

【寝室】狭い

実に単純明快なお悩み、寝室が「狭い!」という後悔が意外に多いようです。

寝るだけだから……と思っているためか、ダブルベッドを置けるギリギリの広さにしてしまった方も。

しかし「夫婦の就寝時間、起床時間が違いすぎるため、ベッドの出入りで目が覚めてしまう」、かといって「シングルベッドを2台並べたら、狭いために収納の扉が開かず、使えなくなってしまった!」という深刻な声もありました。

【寝室】間取り

寝室では、間取りに関する後悔もよく聞かれます。

「道路側に寝室を作ったのだけれど、思いのほか交通量が多かった」という方は少なくありません。

この場合、車や人が通るたびに目が覚めてしまい熟睡できないのが困りもの。

他に寝られる部屋もなく、遮音のためにペアガラスにリフォームする結果になったそうです。

【子ども部屋】間取り

育児中の家庭では子ども部屋の間取りが問題になることもあります。

とある家ではリビングの真上に子ども部屋を設置してしまった結果、「子どもがドタバタする音がリビングにダイレクトに伝わってしまい、来客にも丸聞こえ……」という、少し恥ずかしい結果に。

そのうえお客様がいないときも、子どもの様子が気になって大人がゆっくり過ごせない家になってしまったようです。

こうなると、子どもたちの成長を待つよりありません。

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【その他】コンセントの数・配置

コンセントタップ

なにかと電化製品を使うので、コンセントを多めに設置したほうがいいだろうと考える方はよくいます。

しかしこれがトラブルのもと!

家電の置き場は意外と1箇所にまとまる形になるので、コンセントがたくさんある割には結局タコ足配線になってしまったり、タンスなどの家具の裏にコンセントが隠れて無駄になってしまったりすることがあります。

反対に、使いたい場所にコンセントがなく、延長コードを使う羽目になることも……。

コンセントの数や配置は事前によく考えるべき部分のようです。

【その他】窓の配置

明るい家は誰しも憧れ。

そこで自然光をたくさん取り入れるために窓を多めにつけたい!と思うかもしれませんね。

ところが他の家や道路との位置関係をよく考えていなかったために、外からの視線が気になり「結局カーテンを閉めて生活をしている」なんて残念なパターンはありがちです。

窓を多くする分壁が少なくなるため、家具の置き場に困ってしまうこともあるでしょう。

一方、明かり取りの天窓もよく方角を考えなければなりません。

直射日光が強く入ると暑いですし「下に置いた家具が日焼けしてしまった」という声もありました。

【その他】ウォークインクローゼット

服をきれいに収納するため、便利なのがウォークインクローゼットです。

広ければなかで着替えもできて完璧!

しかし、広すぎても気になることが。

実際に大きなウォークインクローゼットを作った方は「湿気がたまって、洋服にカビが生えてしまった」と後悔したそうです。

仕方なしに扉をあけて換気をしていますが、中が丸見えで生活感が出てしまうのが悩みだとか……。

【その他】屋根裏収納

屋根裏に収納をつけておくと、普段は使わない季節商品などを置いておくことができます。

その屋根裏部屋にのぼるため階段をつけなくてはならないので、費用がかかるのはちょっと難点ですよね。

しかし、どうせ屋根裏収納を作るのなら、しっかりと費用をかけたほうがいいかもしれません。

「安く済ませるために階段ではなく、ハシゴにしたら、ものを持っての上り下りが大変になってしまって活用できない」という方もいるようです。

あとから階段を付けるのは余計に高くつきますから、後悔先に立たずですね。

結局、使わないものをしまっておくだけになってしまい、収納として活用することができないケースもあります。

そもそも屋根裏収納が必要なのかどうか、というところも事前に考えておくのがおすすめです。

新築で後悔しないための注意点

電球の柄と○印

これまで見てきたような後悔は、あらかじめいくつかの点に留意するだけで回避できる可能性が高まります。

新築で家を建てるにあたり後悔しないための注意点をご紹介します。

デザイン性や流行にとらわれすぎない

例えばウォークインクローゼット。

最近は建売住宅でも分譲マンションでも、あるいは賃貸住宅でも、あたり前のようについているものです。

だからといって、新築住宅に必ずしもつけなくてはならないわけではありません。

また、デザイン性だけを求めて吹き抜けや天窓をつけてしまうと、デメリットばかりが気になってしまうでしょう。

それぞれのデザインにどのようなメリットとデメリットがあるのか、デメリットを考慮したとしても必要性があるのかを考えて間取りを作るのがベストです。

家事動線と生活動線を考える

新築を建てるときに動線を考えることは大切です。

しかし家事動線と生活動線は別のもので、それぞれの動線が使いやすくても、両方が干渉してしまうと家族にとって使いにくいのが難点。

例えば、キッチンの隣に洗面所がある場合、朝食の支度をする家事動線と、出かける支度をする生活動線が干渉し、お互いに「忙しいんだから、どいてよ!」と言いたくなってしまうかもしれませんね。

隣家や周辺環境も含めて間取りを決める

間取りや窓の位置を決めるときは、隣家の窓の位置や給湯器の位置などをふまえて決定しましょう。

自宅前の道路の交通量が多い場合は、寝室を道路側にしない、寝室の窓を最初からペアガラスにする、シャッターをつけるなどの対策が取れます。

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よくある後悔を知って賢い新築づくりを

今回は、新築一戸建てにおけるよくある後悔をご紹介してきました。

どれも、うっかりやりがちなことばかりでドキッとしたかもしれませんね。

あらかじめ失敗しがちなところを知り、それを避けつつ、ぜひいい家づくりをしてください。

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