注文住宅の土地探しはどうする?探し方や注意すべきポイントを解説
注文住宅を建てるうえでまず重要なのは、土地探しです。
ここでは、土地探しで失敗しないために土地の選び方のコツや、事前に確認しておきたいポイントや注意点を解説します。
注文住宅購入のための土地探しの流れや期間なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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注文住宅の土地探しの基本
まずは土地探しの流れや、条件に合う土地の探し方と注意点を把握しておきましょう。
選び方の詳細とポイントを解説します。
土地の探し方の基本とは?流れや期間
土地探しの大まかな流れは以下の通りです。
- 住みたいエリアや立地条件、予算を決定する
- インターネットやチラシを見たり、現地に訪問したりして調査する
- 不動産会社やハウスメーカーにも相談し、予算や条件に合った物件を選ぶ
地元の不動産会社やハウスメーカーに相談しておくと、インターネットや看板に出ていない情報を提供してもらえる可能性が高いため、条件に合った土地を見つけやすくなります。
土地探しにかかる期間は4ヵ月〜12ヵ月といわれているので、家づくりを検討し始めた段階で早めにスタートしましょう。
注文住宅の土地の探し方
土地の探し方は主に3つあります。
- (1) 土地情報を公開しているポータルサイトや不動産会社のWebサイトなどで検索する方法
- (2) 希望エリアに訪問して現地を確認する方法
- (3) 不動産会社やハウスメーカーに依頼する方法
予算や立地などが条件に合った土地を見つけるには、インターネットの情報で相場を知っておくことも、実際に現地を確認することも、どちらも大切です。
また、ハウスメーカーや不動産を回りながら施工会社の検討を同時に進めることも、スムーズに家づくりを進めるためには欠かせません。
建築してもらう住宅会社が決まっている場合は、土地探しも併せて依頼できることが多いため相談してみましょう。
土地探しの前に決めておくこと
土地探しをする前に決めておくべき2つのポイントを紹介します。
希望条件にあった土地をスムーズに見つけるためにも、ぜひ実践してみてください。
エリアや環境の優先順位
どのような環境で生活したいかは、家族の人数やライフスタイルによって異なります。
住みたいエリアや周辺環境など、譲れない条件を書き出し優先順位をつけておきましょう。
例えば、「小学校に歩いていける範囲」「駅から徒歩10分以内」「家庭菜園スペースが欲しい」「医療機関が充実している」などです。
都心なのか郊外なのか、また通勤・通学に電車を利用するのかなどを考慮し、家族が生活しやすい立地条件をピックアップしましょう。
家族全員の希望と絶対に譲れない条件を把握しておくと、土地探しの途中で迷うことが少なくなります。
土地購入の予算配分
総予算のなかから土地にどれだけの金額を割くのかも、最初に決めておきたいポイントです。
土地を購入する際に仲介業者への手数料も必要になるため、手数料を含めた金額を予算に設定しておくと安心です。
一般的に、土地価格は総予算の3割程度になることが多いといわれています。
エリアや土地の広さによっても異なるため、土地相場を確認しながら決定していくと良いでしょう。
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土地の選び方の主なポイント
気になる土地を見つけたら、実際に現地に足を運んで生活の利便性や周辺環境の確認が大切です。
現地訪問の際に確認しておきたいポイントを3つ紹介します。
エリアや立地、周辺環境
立地を見に行く際は、周囲の安全性や日照条件、スーパーや病院などの生活に必要なインフラ機関が整っているかなどを確認します。
通勤・通学に電車やバスを使う場合は、駅からの距離や歩道の幅なども見ておきましょう。
子どもがいる家族なら、保育園や小学校が近いか、近くに公園があるかなど、子育て環境も気になるところです。
可能なら、朝・昼・夜と時間帯別に分けて訪問すると、近隣住民の雰囲気や駅の混み具合、街頭の有無や治安なども確認できておすすめです。
災害リスク:ハザードマップ、地盤や水捌け
災害が起きにくい地域であることも重要なポイントです。
災害が起こりやすいエリアかどうかは、居住予定地の自治体のWebサイト内や、国土交通省が公表しているハザードマップなどで確認できます。
土砂災害や浸水、津波、土壌の液状化などが起こりやすいエリアは避け、できるだけ安全なエリアを選びましょう。
用途地域や建ぺい率・容積率
土地のなかには、用途が限られているものや、建築物を建てる際に制限があるものがあります。
「用途地域」「建ぺい率」「容積率」などの項目を確認し、建築に支障がないか確認しておくことも忘れてはいけないポイントです。
例えば、用途地域が「第一種中高層住居専用地域」や「第二種中高層住居専用地域」の場合、今後周辺に高層ビルが建設され自宅の日照時間に影響を及ぼすことも考えられます。
また、自治会によって定められている建ぺい率や容積率によっては、建物の大きさや広さに制限がかかってしまうことも。
建ぺい率とは敷地面積に対する建物の割合のこと、容積率とは敷地面積に対する延べ床面積の割合のことです。
あとでトラブルにならないためにも、土地の広さに対する「建ぺい率」「容積率」もよく把握しておきましょう。
土地探しから失敗しないための注意点とコツ
土地は一つとして同じ条件のものがなく、立地から形、広さ、価格まで千差万別です。
そんな土地選びで失敗しないために実行すべきポイントや、選び方のコツを紹介します。
ハウスメーカーや不動産会社に相談
土地選びをプロに依頼すると、より多くの物件に出会える可能性が高まります。
例えば、不動産会社はインターネット上に載っていない土地情報を持っていることが多いため、相談しておいて損はありません。
また、ハウスメーカーはそもそも土地の紹介からしてくれるところが多く、注文住宅のための土地提案のプロでもあります。
建ぺい率や容積率などの建築条件を総合的に判断したうえで、総予算内に納めてくれるため、安心して依頼できるでしょう。
中古⼾建や古家付き⼟地もチェック
中古物件や古家付きの土地も候補に入れると、より選択肢が広がります。
建物があるため解体費用は別途かかりますが、それを加味しても更地より安く購入できる場合が少なくありません。
なかなか土地が見つからないときにおすすめの方法です。
条件を限定しすぎない
周辺環境や学区などの条件をピンポイントに絞りすぎてしまうと、いつまで経っても土地が決まらない状況になることも。
あらかじめ決めた優先順位をもとにあまり条件を限定しすぎないことが、良い土地を逃さないためのポイントの一つです。
土地探しの期限を決める
条件に合う土地を見つけても「もっといい土地に出会えるかも」という気持ちから、なかなか決断できないこともあるでしょう。
土地探しへのこだわりが強い場合は、長期戦を覚悟しておく必要があります。
そこまで細かいこだわりがない場合は、いつまでに土地を購入するか決めておき、どこかのタイミングで割り切ることも大切です。
まとめ:時間が必要な土地探しはしっかり計画を
土地探しは家族によって条件が異なることや、運も関係することから、時間がかかるケースが多いものです。
事前にしっかり計画を立て、条件を洗い出すなどの準備をしたうえで焦らず取り組みましょう。
紹介した土地探しの流れや期間、注意点を、ぜひ土地選びの参考にしてくださいね。
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