注文住宅で後悔しないために今からできる10のこと
せっかく注文住宅を建てたのに、「もっとこうすればよかった」という話をよく聞きます。
一生で一番の高い買い物なのに、失敗はしたくないですよね。
どうして後悔するのでしょうか。
また、後悔を防ぐ方法はないのでしょうか。
今回は、家づくりを考える前にできる、後悔を防ぐ10のことをお伝えします。
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そもそもなぜ注文住宅づくりは後悔するの?
希望を詰め込んだはずの注文住宅なのに、なぜ後悔するのでしょう?
その理由として、3つ考えられます。
1つ目は、住宅メーカーや工務店、設備や間取りには無数の選択肢があり、正解がないということです。
他のメーカーの家を見れば「あれも良かった、これも良かった」と目移りしてしまうからです。
2つ目は、長い年月の間に家族形態が変化することです。
子どもが小さい頃に建てた家は大きくなると間取りが合わなくなり、後悔することが出てくるのです。
3つ目は、住宅にも流行があるからです。
建ててから数年経つと目新しくて斬新なデザインの間取りや外観を目にするようになり、それが後悔につながると考えられます。
注文住宅づくりで後悔したこと
注文住宅の後悔例は十人十色。
中でも多いのは間取りや動線に関するものですが、収納やデザイン、費用、設備に関するものなど後悔例は多様です。
家づくりの先輩達がどんなことで後悔したかを今後の家づくりの参考にしましょう。
注文住宅の後悔例をまとめた記事はコチラ▼
・注文住宅の後悔例10選|住み始めてからでは遅い!失敗を減らすための対策
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後悔しないためにできる10のこと
住み始めてから後悔しないために、家づくりを考える前にできる、後悔を防ぐ10のことをお伝えします。
失敗例と成功例を参考にする
まずは、インターネットなどで紹介されている先輩達の失敗例と成功例の両方を熟読しましょう。
成功例では、便利な間取りや効率の良い家事動線、片付けやすい収納などの紹介があり、自分に応用することで良い間取りを作ることができます。
失敗例は読むことで、不便な間取りや動線、設備の良し悪し、色遣いや建材の特徴を知ることができ、こだわりを実現する上での注意すべきことが分かります。
現場見学会に参加する
実際にお客さまが建てた家を見学できる「現場見学会」に参加してみましょう。
広くて豪華なモデルハウスとは違い、実際にこれから生活を始める方が建てたリアルな間取りや内装は参考になります。
現場見学会には建設中の家を見る「構造見学会」と完成後の家を見る「完成見学会」があります。
参加する際には以下のことに注意して参加しましょう。
構造見学会でチェックすべきこと
- 家の構造や基礎に関すること
- 断熱材の入れ方
- 耐震性
- 白アリ・腐敗対策
完成見学会でチェックすべきこと
- 間取りや生活動線
- キッチンやお風呂などの設備機器
- 扉や床材、窓など使用されている建材
- キッチンや玄関、脱衣場、廊下の広さ
- 階段の上り下りのしやすさ
資金計画に余裕を持つ
注文住宅の後悔例で間取りや動線の次に多いのが予算をオーバーしたという話です。
家は建てて終わりではなく、そこから何年にも渡りローンの返済が始まります。
住宅ローンが生活費を圧迫しないように、無理のない返済計画を立てましょう。
建てた当時は必要のなかった家のメンテナンス費用や子どもが成長した時にかかる教育費などは、まとまった金額が必要です。
その時になって資金繰りに困らないように、資金計画に余裕を持つことをおすすめします。
また、「ZEH補助金」などの補助金を受け取ることができる場合があります。
家を建てる際には、どんな補助金制度があるのか、調べてみると良いでしょう。
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理想と現実の予算バランスを考える
住宅展示場や雑誌に掲載されている素敵な家を見ていると憧れが強くなり、「自分もこんな家を建てたい!」と思ってしまいます。
ですが、そのまま取り入れると予算オーバーになってしまいがち。
というのも、住宅展示場のモデルハウスは面積が広く、キッチンやお風呂、トイレなど最高級のグレードのものを使用していたり、床材や扉材にもこだわった豪華なつくりになっているからです。
いくらでもお金が出せるのならどこまでも理想を追求すれば良いのですが、ほとんどの場合は予算があるので、ある程度の妥協は必要。
理想と現実の予算バランスを考慮し、予算内で希望に近い設備や建材はないか、間取りを変更できないかを考えましょう。
縁などで施工会社を選ばない
ハウスメーカーや工務店など施工会社は数多くあり、何を基準に選べばよいか悩みます。
そんな時「友人が施工会社をやっている」、「知り合いが勤めているから安くしてくれるかも」、「親が勧めてくれた」などの理由で施工会社を選ぶことはよくあると思います。
ですが、こうした『縁』で会社を選んだり、ネット上の評判やモデルハウスを見るだけで決めるのは危険です。
会社を選ぶ際は、自分が希望しているデザインを手がけているかを確認することはもちろん、アフターサービスがしっかりしているか、地元の評判は良いか、大工さんの質やスキルは良いか、営業担当者の人柄は良いか、坪単価は予算と合っているか、などを確認することが大切です。
「完成見学会」や「現場見学会」を活用することで会社のスキルや雰囲気なども見えてくるでしょう。
スケジュールに余裕を持つ
「子どもの小学校入学のタイミングで」や「転勤先から地元に戻るタイミングで」など家が完成する時期に期限がある場合は特に、余裕のあるスケジュールを考えましょう。
自由度が高く、ゼロから考える注文住宅の場合、間取りが決まるまでに一般的には10~15回の打ち合わせを重ねる必要があると言われています。
担当者との打ち合わせと並行して、キッチンや浴室などの設備を選ぶため住宅設備メーカーを訪れる必要もあります。
特注の設備や素材を使用する場合は、家が建ち始めてから作業に時間がかかる場合もあります。
時間に余裕がないと、慌ててプランを決めてしまったり、設備メーカーを十分見て回る時間がなくなり、住み始めてから「こんな間取りが良かった」「こっちのキッチンの方が良かった」という後悔をしてしまいがち。
建物は建て始めてから3~4カ月で完成するのでその前に打ち合わせが終えられるよう、スケジュールには余裕を持つようにしましょう。
担当者や設計士と何度も話し合う
間取りプランや設備、建材、予算については、メーカーの担当者や設計士と納得がいくまで何度でも話し合いましょう。
分からない建築用語など疑問点は質問し、間取りや建材に対する不安や疑問があればクリアにしておきましょう。
予算オーバーが気になる場合は、希望を伝えないのではなく、予算内に収めるために何をしたら良いかを担当者と話し合うと良いでしょう。
要望を具体的に伝えること
間取りプランの希望を伝える際は、なぜ、その間取りにしたいのか、なぜその広さが必要なのか、理由まで具体的に伝えるようにしましょう。
また、希望に近い画像がある場合はその画像を見せることで、細かな部分まで共有することができます。
内装イメージも希望の画像を見せることで、家を建てた後に「イメージと違った」ということを防ぐことができます。
ライフスタイルの変化を考える
今、お子さんが小さい場合は、5年後、10年後、15年後を想像してみましょう。
子ども部屋は十分に設けられる間取りか、コンセントは十分か、収納は十分か、エアコンは各部屋に取り付けられるか。
また、2階にリビングや浴室を考えている場合は、夫婦が年を取った時に、2階への上り下りが負担にならないかなど、バリアフリーについても考えておきましょう。
将来、リフォームするにしても最低限のリフォームで変化に対応できるよう考えておくと良いでしょう。
最低限の建築の知識をつける
建築に関する専門的な知識までは必要ありませんが、施工会社との打ち合わせに困らない程度の知識があると打ち合わせがスムーズに進むでしょう。
また、知識がないと家づくりが施工会社主導になりがちです。
あまり「おまかせ」しすぎると、住み始めてから「思っていたのと違った」「もっとこうすればよかった」と思ってしまいます。
こうした後悔を防ぐためにも多少の知識を身につけておくと良いでしょう。
施工会社によっては、「勉強会」が開催されているので利用すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、住み始めてからの後悔を減らすために、家づくりを始める前にできる10のことをご紹介しました。
今回ご紹介した内容を参考にすることで、少しでも注文住宅を建てた後の後悔を減らし、満足のいく家づくりの一助になれたら幸いです。
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