浴室乾燥機の法定点検はしないとどうなる?気になる点検費用や交換時期などを解説

浴室乾燥機の法定点検はしないとどうなる?気になる点検費用や交換時期などを解説

浴室乾燥機の法定点検をしないとどうなるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、浴室乾燥機の点検は必須なのか、点検に適したタイミングはいつなのか、点検を受けなければ罰則はあるのかなど、浴室乾燥機を設置・使用するうえで知っておきたいことを解説します。

交換時期や費用も解説するため、浴室乾燥機に関する疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。

\あなただけの家づくりプランを作ります!/

【無料】プラン作成を依頼する

浴室乾燥機の法定点検をしないとどうなる?

以前は浴室乾燥機の法定点検が義務化されていましたが、2021年8月より特定保守製品の指定が外れ、法定点検は任意となりました。

そのため、現在は法定点検を受ける義務はなくなり、受けなくても罰則はありません。

ただし、やる必要がなくなったわけではないことは押さえておく必要があります。

安全に使い続けるためには定期的な点検が大切であることは間違いありません。

浴室乾燥機の法定点検費用

浴室乾燥機の法定点検費用

では、浴室乾燥機の法定点検費用はいくらかかるのでしょうか。

点検は無料ではなく、一般的に有償です。

実際の費用はメーカーによって異なりますが、だいたい1~2万円程度が目安。

ただし、点検した結果、整備や交換が必要となった場合は別途費用がかかります。

浴室乾燥機の寿命・交換時期

浴室乾燥機の寿命、つまり交換すべき時期は、一般的には約10~15年が目安です。

ただし、あくまで平均的な目安となるため、メーカーや使用状況によってそれぞれ変わってきます。

例えば、使用頻度が多ければその分劣化は早くなりますし、メンテナンスを怠らず定期的に整備をしながら使用していれば、もう少し寿命が長くなる場合もあります。

浴室乾燥機の交換を検討するタイミング

浴室乾燥機には、交換すべきタイミングがあります。

日々使用しているなかで知っておきたい、交換を検討すべきタイミングをご紹介します。

異音がする

まずは、浴室乾燥機の使用時に異音がするとき。

異音は、ファンやモーターの不良で発生することがあります。

通常の稼働音なら問題ありませんが、今までしなかった音がするようになったら一度点検をしておくのが無難。

経年劣化はもちろん、汚れや錆び、オイル不足などさまざまな原因が考えられます。

ファンやモーターの交換、オイルの補充だけで済む場合は高額になりにくいため、交換ではなく修理で済むこともあります。

まずは点検してみるのが良いでしょう。

異臭がする

異臭がする

異臭がする場合も、点検をおこないたいタイミングの一つです。

故障の場合は修理や本体の交換が必要となりますが、ホコリやカビが原因で異臭がしている場合、掃除で改善するケースもあります。

掃除する場合は、フィルターやファンなどを取り外して洗い、乾燥機の奧のホコリやカビ汚れを落とすクリーニングが必要です。

定期的な掃除やメンテナンスで寿命は長くなりますが、汚れがひどく異臭がする場合には、交換を検討するのも良いでしょう。

暖房の効きが悪い

浴室乾燥機の暖房機能を使っても効きが悪い場合は、点検や交換を検討するタイミングです。

ただし、フィルター清掃で改善することもあるため、まずは自力で清掃してチェックしてみましょう。

もし、フィルター掃除をしても変わらない場合は点検を依頼しましょう。

自分で分解して無理に掃除をしてしまうと、故障の原因となる場合もあるため注意が必要です。

洗濯物の乾きが悪い

普段どおりに干していても洗濯物がなかなか乾かなくなってきたら、交換時期になっている可能性もあります。

そのまま使い続けていると乾燥に時間がかかるほか、換気しているのにカビが発生してしまう場合もあります。

暖房の効きが悪いときと同様に、フィルターの目詰まりも原因として考えられるため、まずは掃除をして様子を見る、それでも改善しなければ点検や交換を検討しましょう。

法定点検のお知らせが届いたら

点検を受ける目安として、お知らせが届いたタイミングもあります。

法定点検が義務化されていた時期に所有者登録をしていると、8年目くらいで点検のお知らせが届きます。

先述のとおり、現在は点検を受ける・受けないは任意となりますが、浴室乾燥機の寿命が10~15年くらいなのは変わりません。

そのため、お知らせが届いたタイミングは、交換も視野に入れ始めるにはちょうど良い時期といえるでしょう。

修理か交換か判断するポイント

修理か交換か迷ったときには、浴室乾燥機を設置したタイミングや年数によって判断すると良いでしょう。

ここでは、具体的な判断ポイントをご紹介します。

10年以上経過している

10年以上経過している

まずは、浴室乾燥機を設置してから10年以上経過している場合。

メーカーの部品保持期間は、一般的に製造終了から6年間です。

10年以上経っている場合、必要部品の調達ができなくなり、簡単なパーツ交換で済む故障でも修理不能となることも少なくありません。

そのような時期になってくると、異常があった時点で、修理ではなく交換を検討する方がスムーズな場合もあります。

多機能な浴室乾燥機を検討している

設置から5年程度経っているシンプルな機能の浴室乾燥機の場合、高性能・多機能なものへの交換も考えてみるのも一つの方法です。

あまり高額ではない製品の場合は、修理代を払って使い続けるとかえって高くついてしまうこともあります。

その場合は、もう少しお金を出して高性能なものへ交換すると生活の利便性も上がるため、選択肢の一つとして考えてみましょう。

まとめ

浴室乾燥機の寿命は一般的に10年~15年程度となります。

現在、法定点検は任意となっていますが、定期的な点検やメンテナンスは浴室乾燥機を長く安全に使い続けるために大切であるため、必要に応じて点検を受けると良いでしょう。

不具合がある場合も、掃除やパーツ交換で使い続けられる場合もあります。

使い方やメンテナンス次第で浴室乾燥機の寿命は変わりますが、状況を見ながら点検・修理・本体交換の判断をしていくことが大切です。

家づくりでこんな悩みはありませんか?

  • 展示場や住宅会社を何社も訪問する時間がない
  • 効率よくハウスメーカーや工務店について情報収集したい
  • 後悔しない家づくりの知識を身につけたい

そんな方は、家づくりの専門知識をもったアドバイザーへの相談がおすすめ!

【無料」フォームから相談予約

\お電話でもご予約可能です!/

フリーダイヤル 0120-7109-23