ウッドデッキに目隠しフェンスを設置することのメリットって?いくつかの種類と一緒にご紹介

ウッドデッキに目隠しフェンスを設置することのメリットって?いくつかの種類と一緒にご紹介

家を新築するときやリフォームするとき、ウッドデッキに目隠しをしたほうが良いかどうか、悩む方もいるでしょう。

また、目隠しの具体的なメリット・デメリットはなにかと考えたり、どのような目隠しがあるかを知りたい方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ウッドデッキに目隠しをするメリットとデメリット、そして目隠しにどのような種類があるかを解説します。

これから家にウッドデッキを作ろうと考えている方は、ぜひチェックしてください。

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ウッドデッキに目隠しを設置するメリット

ウッドデッキに目隠しを設置するメリット

ウッドデッキの目隠しは「あったほうが良さそうだけれど、具体的なメリットは何だろう?」と思われるかもしれませんね。

続いて、詳しく解説します。

外からの視線をさえぎる

ウッドデッキを、家族や友人とのリラックスの場として使いたい方も多いでしょう。

しかし、目隠しがないとご近所や通行人の視線が気になってしまいがちです。

もし、ウッドデッキにテーブルセットを置いてお茶やランチをするなら、座ったときの目線の高さに目隠しがあると、人目を気にせずに過ごせます。

また、洗濯ものを干すためにウッドデッキを使う家庭では、高さのある目隠しフェンスがあると、洗濯ものが外から見えにくくなるので安心です。

子どもの落下防止

ウッドデッキは、小さな子どもの遊び場としても最適ですよね。

しかし、ウッドデッキは通常、地面から数10cmの高さがあります。

そのため、もしも子どもがウッドデッキから落ちた場合には、ケガをしてしまうかもしれません。

ウッドデッキに目隠しを建てれば、子どもの落下防止の柵にもなります。

ただし、目隠しの高さによっては子どもがよじ登ってしまったり、隙間があればすり抜けてしまったり、ということも考えられるでしょう。

安全をよく考慮して、目隠しの高さや形状、設置の仕方を考えてみてください。

防犯対策

今流行りのリビングからウッドデッキがつながっているタイプの場合、目隠しがないと、外からリビングまで見えてしまう可能性があります。

家族構成や、不在時間、子どもだけでの留守番など、防犯上知られないほうが良い情報が見透かされてしまうかもしれません。

プライバシー保護の観点だけではなく、防犯対策の意味でも、部屋のなかが見えないように守ることはメリットがあります。

ウッドデッキに目隠しを設置するデメリット

ウッドデッキの目隠しには、実はデメリットもあるので、よく検討する必要があります。続いて、解説します。

開放感がなくなる

ウッドデッキに開放感を求めている方も多いでしょう。

しかし、目隠しによってその開放感が失われてしまうかもしれません。

リビングからウッドデッキのほうを見たときも、ウッドデッキ越しにがっしりとした目隠しがあると圧迫感が出てしまいます。

そのような場合には、目隠しをフェンスで作り、さらにそのフェンスを低く設置したり、板と板の間に隙間を多めに作ったりするのがおすすめです。

また、ウッドデッキの周り全部をぐるりと目隠しで囲まずに、部分的な目隠しにするなど、バランスを取ると良いでしょう。

強風の影響を受けやすい

目隠しとしての建造物は、台風や強風の日には倒れてしまうリスクが生じます。

特に、隙間のない目隠しほど風をモロに受け止めてしまうため、大きく影響を受けます。

台風が多い、風が強いなどの気象条件がわかっている地域でウッドデッキを建設する場合は、隙間が多めのフェンスを選んだり、目隠し機能が高く風通しも良いルーバータイプを設置するなど、風対策を検討してください。

日当たり・風通しが悪くなる

目隠しは、視線だけではなく、日差しや風通しなど、ほしいと思うものまで遮断してしまいます。

そのため、立派な目隠しを建ててしまうと、ウッドデッキやそこに続くリビングなどの室内まで日が当たりにくく、暗くなってしまう可能性があります。

ウッドデッキを洗濯もの干し場として考えたい方にとっては、洗濯ものが乾きにくくなるという悩みが生じるでしょう。

目隠しの高さや、フェンスの板と板の間の隙間を考慮すれば、自分たちにとって適切な日当たりや風通しを守れるため、よく検討してみましょう。

外の様子がわかりにくくなる

近隣や通行人などの外からの視線を遮れば、当然、自分たちのほうからも外の様子がわかりにくくなってしまいます。

すると、フェンスの外側に誰かがいて、何かをしていても家のなかからは見えず、気付いたら家にいたずらをされていた……ということがないとも言い切れません。

家のなかが丸見えになるのはもちろん避けたいことですが、外の様子がうっすらとわかるぐらいの目隠しにしておくのがちょうど良いでしょう。

ウッドデッキの目隠しの種類

ウッドデッキの目隠しの種類

ウッドデッキの目隠しにはさまざまなタイプがあり、それぞれに特徴が異なります。

続いては、目隠しの種類と特徴を簡単にご説明します。

フェンス

ウッドデッキの目隠しとして、ポピュラーなのがフェンスタイプです。

木、金属、ポリカーボネートなど素材もお好みに合わせて選べます。

素材により、雨風への耐性など扱いやすさも変わります。

板を横に貼るか、縦に貼るかで見た目の印象も変えられるうえ、板同士の隙間を調整すれば見えにくさや風通しを調節可能です。

ただし、比較的コストは高めです。

角柱・角材

主にアルミ材などでできた角柱や角材を、ウッドデッキの外側の地中に1本ずつ埋め込んで建てる目隠しです。

木材を使用することもあります。

角柱、角材同士の隙間を大きくすれば目隠しとしての効果は低く、一方、風通しは良くなります。

隙間を小さくすれば目隠し効果が高く、風は通りにくくなるでしょう。

アルミ材はコストが高い素材のため、設置費用は高めです。

グリーンカーテン

いわゆる生垣です。朝顔やゴーヤ、ヘチマなど、ツルが伸びる植物などを育てて目隠しとします。

植物の生育にかかる手間がありますし、定期的なメンテナンスも必要ですが、自然な雰囲気作りができることや設置後でも通風性と遮光性を調整できるなど、メリットも大きいです。

虫が苦手な方は、育てる植物の種類をよく検討したほうが良いでしょう。

ブロック塀

ブロック塀はバリエーションが豊富にあるので、好みの素材、デザインのものを選べます。

とても頑丈ですが、高く積みあげられません。

もし、目隠しを高くしたいのならば、ブロック塀とフェンスを組み合わせる方法もありますが、コストは高めです。

まとめ

まとめ

ウッドデッキに目隠しをするメリットは、外からの視線を遮ってプライバシーを守れることのほか、子どもの落下防止や防犯対策効果もあります。

一方、デメリットとしては、開放感がなくなることや日当たり・風通しが悪くなることなどが挙げられます。

メリット、デメリットはいろいろとありますが、目隠しの高さや作り方、目隠しの種類をライフスタイルに合わせて選ぶことで、最適化していけるでしょう。

これから、家づくりでウッドデッキを作ろうと考えている方は、ぜひウッドデッキの使い方をイメージしたうえで、目隠しのことも検討してみてください。

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