ディスポーザーとは?掃除や手入れなど設置に関するメリットとデメリットを解説します
「マイホームを建てるならキッチンにこだわりたい」「清潔できれいなキッチンを維持したい」という方は、ディスポーザーの設置を検討してみてはいかがでしょうか?
この記事では、ディスポーザーのメリット・デメリットと設置する際に確認することをご紹介します。
マイホームのキッチンをどうするか考え中の方はぜひ参考にしてくださいね。
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ディスポーザーとは?
ディスポーザーは、調理中に出た生ゴミを排水管に流せる生ゴミ粉砕処理機のことです。
シンク内に設置されていることが多く、生ゴミが出たら水と一緒に排水管に流せます。
生ゴミは細かく砕かれて流れていくので、排水管が詰まることはありません。
本来なら、生ゴミは燃えるゴミの日まで保管しておくことになるため、ディスポーザーがあると料理後の片づけやゴミ処理が快適になりますね。
標準的なディスポーザーで、三角コーナー満杯ほどの生ゴミを30〜60秒前後で高速処理が可能。
また、電気代は年間100円前後、水道代もトイレの使用水量の誤差くらいなので、ランニングコストはさほど気にしなくても良いのが魅力です。
ディスポーザーのメリット
魅力がいっぱいのディスポーザー。
キッチン設備にディスポーザーが選ばれる3つのメリットを紹介します。
臭いや虫の発生を抑えられる
ディスポーザーがあることで多くの方が実感されるのは、臭いや害虫の問題です。
生ゴミは溜めてしまうと臭いが気になったり、コバエやゴキブリなどの害虫が出たりする原因になります。
しかし、ディスポーザーを使うと、生ゴミをゴミの日まで溜める必要がなくなるので、キッチンまわりの掃除がとても楽に!
野菜だけでなく魚介類など、臭いが強い食材も処理できるので、ゴミの日まで冷凍庫に魚の骨がある…といったこともなくなりますね。
三角コーナーの掃除が不要
ディスポーザーがあるとシンクの三角コーナーは不要になります。
通常なら、三角コーナーに生ゴミを溜めておくため、見た目や臭いが気になりますし、夏になると衛生面の管理も大変です。
しかし、ディスポーザーがある場合は、三角コーナーそのものを置く必要がなくなるため、掃除する手間が省けて衛生管理もとても楽になります。
さらに、三角コーナーがない分、シンクが広く使えてスッキリと見せることもできますね。
環境に優しい
生ゴミの処理をディスポーザーで粉砕して下水に流すと、燃えるゴミに出すよりも環境負担が減らせることをご存じですか?
実は、生ゴミを燃えるゴミとして出す場合は、ゴミ処理に大きなエネルギーが必要で、環境への負担も大きいとされています。
燃えるゴミは焼却場で処理されますが、水分が多く含まれている生ゴミは、他の可燃ゴミに比べて焼却時間がかかり、二酸化炭素の排出量も増えるからです。
水回りの清潔を保って環境にも優しいディスポーザーは、戸建てやマンションの設備としても増えてきています。
ディスポーザーのデメリット
魅力的なディスポーザーですが、設置にあたってのデメリットもあるのでお伝えします。
電気代・水道代がかかる
生ゴミを粉砕している最中は水を流し放しにするので、粉砕する電気代と流す水道代のコストがかかります。
年間の電気代は100円~、水道代はトイレ使用水量の誤差程度と表現されることが多いですが、もちろん使用状況などによってかかるコストの差があります。
大きな額ではないと感じるかもしれませんが、まったくコストがかからないわけではないことを確認しておきましょう。
動作音が気になる
ディスポーザーの使用中は、中で生ゴミを粉砕しているので動作音が気になる方もいます。
そんなに大きな音ではなく、振動とミキサーのような音です。
使用時間も30秒~1分前後と短時間ですが、ディスポーザーを使う時間帯によっては気になるかもしれません。
早朝や深夜は家族が気になるかもしれないので、避けたほうが無難ですね。
定期的にメンテナンスが必要
ディスポーザーを快適に使い続けるには、定期的なメンテナンスが必要とされています。
排水口に付いたままになるゴミもあるので、普段の掃除で取り切れないものは定期的に掃除しないといけません。
また、ディスポーザー自体のメンテナンス費用もかかります。
種類によって耐久性が違うので、取り付けている機械に合わせて適切な時期での交換が必要です。
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ディスポーザーの掃除・お手入れ方法
ディスポーザーは生ゴミを粉砕する分、内部に生ゴミが付いて残ってしまうこともあります。
ここでは、日頃から簡単にできるディスポーザーの掃除方法を紹介するので、ぜひ覚えておいてくださいね。
重曹とクエン酸を振りかける
用意するもの:重曹、クエン酸、60度くらいのお湯
- 重曹をディスポーザーの中に振りかける
- 重曹をかけた上からクエン酸をかける
- お湯を少しずつ流す
- 全体が泡立ったら20~30分ほど置く
- 水を流して完了!
お湯をかけるとシュワシュワっと泡立って汚れが浮き上がります。
お湯を一気に入れてしまうと、泡も流れてしまうので少しずつ入れてくださいね。
また、ディスポーザーは熱湯に弱い素材が使われていることが多いので、お湯はできるだけ60度前後まで冷ましてから使うようにしましょう。
氷と中性洗剤を入れる
用意するもの:氷、中性洗剤
- ディスポーザーに水を流す
- 半分くらいまで氷を入れる
- 2に中性洗剤を数滴入れる
- フタをしてまわす
- フタも中性洗剤で洗って完了!
ディスポーザーに氷を入れて粉砕すると、細かいところの汚れが落ちやすくなります。
とても簡単なお手入れ方法なので、ディスポーザーを使ったあとの習慣にしても良いかもしれませんね。
ディスポーザーが設置できるか自治体に確認
マイホームにディスポーザーを設置できるかは、自治体(市町村)の決まりによります。
ディスポーザーで砕いた生ゴミは下水道に流れるので、下水道条例を自治体のサイトで確認してみましょう。
下水道条例で禁止されている自治体では、ディスポーザーの設置はできません。
また、ディスポーザーの性能基準がある自治体もあるので、設置を検討している場合は問い合わせて確認してみてくださいね。
まとめ
ディスポーザーの仕組みやメリット・デメリット、お手入れ方法をご紹介しました。
ディスポーザーがあると、生ゴミを簡単に処理できるのでキッチンの掃除が楽になり、見た目もスッキリしますね。
ただし、地域によってはディスポーザーが設置できないところもあるので、マイホームに設置する場合は事前に確認しましょう。
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