注文住宅の打ち合わせのコツ!成功に導く5つのポイント

注文住宅を建てるうえで、打ち合わせは不可欠な要素です。
理想を実現するためには打ち合わせが大きな鍵を握り、いかに有意義なものにするかが結果を左右するほど。
自分(素人)の要望と担当者(プロ)のアドバイスやアイデアをもれなく共有できるよう、希望やイメージをしっかりと固め、効率的に進められるよう入念な準備が必要です。
注文住宅の打ち合わせを成功に導く5つのコツを紹介します。
- 家づくりの第一歩はカタログ請求から!
- はじめての家づくりはわからないことがたくさん。そんな時はまずカタログ請求からはじめてみませんか?カタログをご覧いただければ理想の家のイメージが具体化でき、家にいながら住宅メーカーの特徴を比較検討できます。
【無料】カタログ請求はこちら※LIFULL HOME’S 「注文住宅カタログ一括請求」に移動します
注文住宅の打ち合わせとは?
注文住宅の打ち合わせとは、間取りやデザインなど具体的な建築プランを決めるうえで欠かせない大切な機会です。
滞りなく進められるよう、一般的な打ち合わせの流れや回数などを把握しておきましょう。
トラブルを回避するコツも併せて紹介します。
注文住宅の打ち合わせの回数(頻度)や時間、期間
注文住宅の打ち合わせの回数や期間、1回あたりの時間は状況に応じてさまざまですが、一般的には初回から施工開始までに少なくとも10回程度の打ち合わせをおこない、3~6ヵ月程度の期間を要します。
ただ、こだわりが強い場合には打ち合わせの回数が20回を超えたり、期間が1年以上かかったりするケースも珍しくありません。
打ち合わせ1回あたりの時間は、1~3時間程度を目安にすると良いでしょう。
注文住宅の打ち合わせの流れ、内容、進め方
注文住宅の打ち合わせの流れを大まかに表すと以下のとおり。
- 工事着工前
- 着工後
- 完成後
まず工事着工前に間取り、デザイン、住宅設備や仕様など、少なくとも10回程度の打ち合わせをおこないます。
工事がはじまると地鎮祭、上棟祭、竣工祭などの祭典の打ち合わせや計画どおりに進んでいるかの確認などで3~5回程度、完成後は最終確認で1~2回程度の打ち合わせをするのが目安です。
打ち合わせではハウスメーカーや工務店の設計担当者、建築士に加え、インテリアコーディネーターなどが同席する場合もあるでしょう。
注文住宅の打ち合わせで最も重要なのは、すべての土台となる基礎の部分。
間取りなど土台となる部分が決まらなければ何もはじまらないため、工事着工前の打ち合わせは特に入念におこないます。
工事着工前の打ち合わせが長引いた分だけ完成も遅くなるため、スムーズに進められるよう準備を整えておくことが大切です。
「疲れた」「進まない」の悩みやトラブルも
注文住宅の打ち合わせでは、担当者にうまくイメージが伝わらなかったり、想像以上に時間がかかったりしてストレスを感じることも珍しくありません。
仕事や子育てなどで忙しいなかで打ち合わせの時間を捻出したのに思うように進まない、毎回疲れるとネガティブな気持ちになってしまう方も多いようです。
理想的な注文住宅を建てるうえで綿密な打ち合わせは欠かせないものの、少しでもストレスを軽減して妥協なく終えられるよう以下のポイントを押さえておきましょう。
注文住宅の打ち合わせのコツを成功させるポイント5つ
注文住宅の打ち合わせを効率よく進め、限られた時間を無駄にせず理想の注文住宅を完成させるポイントを5つに分けて紹介します。
コツ(1)資金を把握し、予算の上限を決める
注文住宅の打ち合わせに臨むにあたり、事前にしっかりとした資金計画を立てておくことが大切です。
注文住宅は設備の内容やグレードに応じて価格が大きく変動するため、予算が明確でないと選択肢が固まらず打ち合わせが長引きやすくなってしまいます。
住宅ローンの相談は打ち合わせをはじめてからになりますが、あらかじめ月々支払える金額や頭金の額などを家族と相談し、予算上限を明確にしておきましょう。
コツ(2)優先順位を明確にする
前述のとおり注文住宅の価格は内容次第で大きく変わるため、打ち合わせ中にオプションを追加した結果、予算オーバーになることもあります。
予算の制限があるなかでは希望をすべて実現できない可能性があることを踏まえ、希望の優先順位を明確に決めておくことが大切です。
絶対に譲れないことは何か、家族と一緒によく考えましょう。
コツ(3)録音・記録してマメに確認を取る
注文住宅の打ち合わせでは、内容を録音および記録して共有することがスムーズに進めるコツです。
あとから言った言わない、話が違うなどと認識の違いによるトラブルが起こらないよう、打ち合わせの内容は記録しておくのがおすすめです。
打ち合わせごとに前回の内容を確認し、読み合わせをして共有します。
ただし、内緒で記録するのはトラブルの原因になりかねないため、記録する旨を伝えて必ず許可をもらいましょう。
コツ(4)質問し、疑問や不安を解消する
打ち合わせ中に専門用語や工法などでわからないことがあれば、すぐに確認します。
わかった風に対応していると後悔につながりかねないため、些細なことでも質問してすべての疑問や不安は解消しましょう。
チェックリストを作っておくのがおすすめです。
もし質問に対して真摯に対応してもらえなかったり邪険にされたりする場合は、建築会社の担当者の変更をお願いすることも検討すると良いでしょう。
コツ(5)イメージは写真や絵で擦り合わせる
頭の中にあるイメージを言葉だけで正しく伝えることは難しいため、絵や写真など具体的なイメージを挙げて共有するのもコツです。
具体的なイメージを共有したうえで予算内でできるかどうか、法律や技術的に問題ないかどうかなどプロのアドバイスを参考に詰めていくと良いでしょう。
はじめての家づくりでイメージがわかない。。そんな方にはLIFULL HOME’Sの注文住宅カタログの一括お取り寄せをおすすめします!
注文住宅の打ち合わせの注意点
注文住宅の打ち合わせでは、建物のデザインから細かな設備まで決めなければならないことは多岐にわたります。
ある程度の時間がかかることは覚悟する必要がありますが、打ち合わせを少しでもスムーズに進めるためには以下の2点に注意しましょう。
スケジュールを明確にする
注文住宅の打ち合わせは、完成までの期間をもとに逆算してスケジュールを立てるとスムーズに進められます。
特に入居希望日が決まっている場合は、打ち合わせの回数や日程の調整が必要です。
理想の注文住宅を立てることと希望どおりの日に入居できることの両立を目指し、できる限りベターな展開になるよう調整しましょう。
その日に何を決めるのかを明確にする
注文住宅の打ち合わせで決める内容は、ざっくりと挙げるだけでも次のとおり多岐にわたります。
- デザイン
- 間取り
- 建材の種類や色
- 内装、外装
- 生活動線
- 仕上げ
それぞれの項目も1回の打ち合わせで決まるとは限らないうえ、ときには出来を左右するほど重要な選択を迫られることもあるため、計画的な進行が必要です。
その日に打ち合わせたいことをリストアップしておき、特に優先したいことは何かと優先順位を明確にしてから打ち合わせに臨みましょう。
まとめ:納得できるまで打ち合わせを
注文住宅の打ち合わせを成功させるコツは、いかに準備を整えて余裕を持って臨めるかにかかっています。
理想と現実のギャップもあるでしょうが、担当者とよく相談して妥協せずに納得できる家になるよう進めることが大切です。
そのためには、その日に何を決めれば良いのか、スムーズに進めるコツを意識した準備が欠かせません。
理想的な注文住宅に仕上げるためには理想だけでもダメ、建築技術だけでもダメ、豊富な経験と技術があってもイメージが定まっていなければダメですし、素人の理想を詰め込むだけでもダメです。
工務店やハウスメーカーの担当者と力を合わせて作り上げましょう!
家づくりの第一歩はカタログ請求から!
- メーカーごとの家の特徴が比較検討できる
- 間取り・プランなど家づくりの事例がわかる
- 建てたい家のイメージが具体的になる
まずはカタログ請求から家づくりを始めてみませんか?
【無料】カタログ請求はこちら※LIFULL HOME’S 「注文住宅カタログ一括請求」に移動します