建て替えの仮住まいどうする?期間の目安、物件探しのポイント

建て替えの仮住まいどうする?期間の目安、物件探しのポイント

家の建て替えをおこなうとき、仮住まいをどこにするかは悩むところ。どのくらいの期間住むのか、探すときに気を付けるポイントは何か、気になりますよね。
「短い期間だから」と軽率に決めてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔するかもしれません。納得できる生活を仮住まいで送るために、計画はしっかり立てましょう。

この記事では、建て替え時に仮住まいに住む期間の目安や選択肢、仮住まい探しの気になるポイントを紹介します。

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仮住まいが必要な期間

仮住まいが必要な期間

建て替えで仮住まいが必要な期間は、状況によりますが、およそ4~7ヵ月が目安です。短くて数ヵ月、長いときは1年以上の期間を仮住まいで生活します。

旧家の解体工事が始まるタイミングで、仮住まいに引っ越すことになります。解体工事の前に不用品を処分し、必要な品は運び出せるようにしておきましょう。仮住まいに荷物の保管場所を設けられないときは、トランクルームなどを確保する必要があります。

建て替え時の仮住まいの選択肢

建て替え時の仮住まいの選択肢

建て替え時に仮住まいをどのように選ぶと良いかは、状況次第で変わります。建て替え時の仮住まいの選択肢をご紹介します。

賃貸物件(定期借家)

賃貸物件は、建て替え時の仮住まいの候補の一つ。物件数が多いため、通勤・通学に都合の良い場所で見つけやすい点がメリットです。
ただし、一般の賃貸住宅は、敷金・礼金など初期費用がかかるのがデメリット。
賃貸物件のなかでも、定期借家は、家賃が安く設定されることがあります。定期借家は、事前に契約期間が定められているため、工事の遅れまで見越して長めに契約しておきましょう。
賃貸物件はある程度の広さがあれば、旧家で使っていた家具家電を持ち込んで、そのまま使えます。

マンスリーマンション

1ヵ月単位で借りられるマンスリーマンションは、建て替えの仮住まいに向いています。家具家電付き、光熱費込みなので、すぐに生活を始められる点がメリットです。
敷金・礼金は設定されていませんが、家賃が高く設定される傾向があります。
また、マンスリーマンションには旧家の家具家電が持ち込めないので、別途トランクルームなど置き場を確保する必要があります。
マンスリーマンションの家族向けは物件数が少ないため、都合の良い場所でタイミングよく見つけられるかがポイントです。

実家に帰る

「実家に帰る」決断も、仮住まい先を探す際の選択肢の一つです。実家に広さがあれば不自由なく過ごせますし、なにより費用を抑えられるのが魅力です。
ただし、実家の場所によっては生活が一変します。学校・職場との距離感次第では難しいこともあるでしょう。

また、実家に帰ると、親世帯と同居するため、否応なく気を使います。そのため、一時的に離れてしまいますが、夫と妻が各々の実家に居候するのも選択肢の一つ。
置けない家具や家電は、トランクルームなどで保管場所を確保しましょう。

建て替え時の仮住まい探しのポイント

建て替え時の仮住まい探しのポイント

仮住まい先で困らないように、希望する条件を事前にまとめておきましょう。建て替え時の仮住まいを探すとき、気を付けるポイントをご紹介します。

費用

建て替えの仮住まいを決める際に、忘れずチェックしたいのが費用です。2回の引っ越し費用と家賃は、大きな負担になります。
仮住まいが一般的な賃貸住宅なら、敷金・礼金の初期費用がかかります。退去費用を含めてトータルでかかる費用と、支払いに関する条件は、確認しておきましょう。
仮住まい条件によっては一括払いの可能性があります。建て替え費用とは別に、現金で用意しましょう。

エリア

仮住まいを決めるとき、注意したいのは住むエリア。親の職場、子どもの学校から通えるかを事前に確認しましょう。
建て替えの仮住まいの場合は、越境通学が認められるケースが多いようです。しかしケースバイケースのため、期間を踏まえて、事前に学校に一報すると間違いありません。
その他、塾や習い事なども、通えるエリアかどうかの確認を忘れずに。

期間

期間は、建て替えの仮住まいを選ぶときの前提条件の一つです。都合の良い物件が見つかっても、期間が合わなければ借りられません。
物件の契約をする期間は、解体から引き渡しまでの期間プラスおよそ1ヵ月で契約するのがおすすめです。
工事が遅れる可能性が考えられるため、対応できるような契約を結びましょう。

利便性

建て替えの仮住まいとはいえ、数ヵ月から1年近く住むため、生活のしやすさも重要です。
公園、病院、コンビニ、スーパーなど、日常生活を送るうえで必要な施設が近くにあるかを確認しましょう。
また、駅までのアクセスも確認事項。電車通勤、電車通学の場合は特に気を付けましょう。駅までの距離が遠いときは、交通手段を確保できるか調べてくださいね。

広さ

物件の広さをどうするかは、荷物の保管場所をどうするか次第です。
旧家の家具家電をそのまま使うなら、旧家と同じくらいの広さを選んで借りましょう。少なくとも広さの面では不自由なく生活を続けられます。
一方で、仮住まいは少ない荷物にして、身軽に住み替えるのも一つの方法です。家具家電を置くために、トランクルームなどの保管場所を探しましょう。

仮住まいでも住民票を異動させる必要はあるのか?

仮住まいでも住民票を異動させる必要はあるのか?

建て替えの仮住まい期間が1年未満なら、住民票を異動する必要はありません。ただし、この規定はあくまで仮住まい期間が1年未満のとき。建て替えの期間が1年を超えることが決まっているときは、住民票を異動します。

郵便物に関しては、仮住まい期間に関わらず手続きが必要です。郵便物が旧家に届かないように、郵便局へ転送届を出しましょう。転送届の反映には長くて1週間かかるので、タイミングよく手続きしてくださいね。
職場や子どもの学校などは、各所へどういう手続きが必要か確認しましょう。

まとめ

建て替えの仮住まいに住む期間は、数ヵ月~1年におよびます。賃貸物件・マンスリーマンションなどさまざまな選択肢から、費用やエリア、利便性まで加味して仮住まいを選ぶのは大仕事。職場や学校への手続きも忘れないように気を付けましょう。
注意するポイントが多いからこそ、リストを作って確実なチェックをおすすめします。希望する条件をはっきりさせて、効率よく仮住まい選びをおこないましょう。

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