駐車場の地面をコンクリートにするときの費用っていくらくらい?その他の舗装方法も併せてご紹介

駐車場の地面をコンクリートにするときの費用っていくらくらい?その他の舗装方法も併せてご紹介

注文住宅を建てる際、駐車場をコンクリートで舗装したいと考える方も多いでしょう。

駐車場を舗装する方法はコンクリート以外にもアルファルトや砂利など複数の方法があります。

コンクリート以外の方法も知っておくと選択の幅が広がります。

この記事では、注文住宅の駐車場をコンクリートなどで舗装する際にかかる費用や、さまざまな方法で駐車場を舗装する方法を紹介するので、メリットやデメリットも含めてぜひ参考にしてください。

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注文住宅の駐車場舗装方法の種類を解説

注文住宅の駐車場舗装方法の種類を解説

注文住宅のエクステリアとして駐車場を作る場合、主に5つの舗装方法があります。

  • コンクリート
  • アスファルト
  • 砂利
  • 人工芝
  • インターロッキング

それぞれに特徴とメリットやデメリットがあるので詳しく紹介します。

駐車場の舗装をどうしようか迷っている場合は、ぜひ参考にしてください。

コンクリート舗装の駐車場

コンクリートは、セメントに砕石と水を混ぜて作った建材です。

建物の構造や外壁にも使われており、優れた耐久性とメンテナンスのしやすさが特徴です。

駐車場の床材としても多く使われており、特に階数がある駐車場の床はコンクリート舗装が一般的となっています。

暑さにも強く表面温度が上昇しにくいメリットもあります。

ただし、広い面積の全面にコンクリート舗装だけの施工はできないのが注意点です。

6~15m²くらいの間隔で、区切りの目地を入れる必要があるため、広い駐車場では初期費用が高くなりがちです。

また、雨に濡れると滑りやすいのも、デメリットといえます。

土間コンクリート舗装

土間コンクリートとは、主に床面に施工する平坦なコンクリートのことです。

色は白から薄い灰色が特徴で、駐車場のコンクリートといえば土間コンクリートをイメージする方も多いでしょう。

地面の上に砕石層を作り、さらにその上にコンクリートを敷きます。

コンクリート内部には鉄筋を入れて強度を強くします。

耐久性が高く維持費がかからないメリットがある一方、施工費用がやや高めなのがデメリットです。

スタンプコンクリート舗装

スタンプコンクリートとは、コンクリートの上に石やレンガ模様のゴムマットをスタンプして、模様をつける方法です。

まるで石畳のような模様にしたり、レンガを敷いてあるように見せたりもできます。

装飾性が高く、ほかのエクステリアにも併せられるので「コンクリート舗装だけ浮いてしまった」ともならないのも魅力です。

例えば、家を南仏風の外観にした場合、スタンプコンクリート舗装でコンクリートをレンガ床のように見せれば一層おしゃれです。

ただし、施工費が高く、対応してくれる業者が少ないのが難点です。

アスファルト舗装の駐車場

アスファルト舗装も駐車場の舗装方法としてはポピュラーです。

広大な屋外平面駐車場は、アスファルトで舗装されているところが多い傾向があります。

アスファルトのメリットは、施工費がコンクリート舗装に比べると安価なことや排水性に優れていることなどが挙げられます。

また、やわらかく吸音性があるため、騒音被害も防げるのもメリットです。

施工期間もコンクリートに比べると短いですが、耐久性も低めです。

メンテナンスがコンクリートより頻繁に必要なため、長い目で見ればコンクリート舗装のほうがお得なケースもあります。

砂利の駐車場

砂利は、安価で工事が早いのがメリットです。

「コンクリート舗装をするまでもないが、見栄えを良くしたい」といった場合に適しています。

また、砂利は踏むと音がするので防犯効果も期待できるでしょう。

水はけが良く、雨でも水たまりができにくいのもメリットです。

その一方で、隙間から生えてくる雑草の除去や、定期的な砂利の補充など頻繁にメンテナンスをしなければなりません。

また、タイヤにとっても良い環境ではないため、部分的にコンクリートにするなどの検討も必要です。

人工芝の駐車場

ポリエチレンなど合成樹脂製を使ったフェイクグリーンの人工芝で舗装する方法もあります。

天然芝よりも手入れがいらず、自然の空間が演出できます。

ガーデニングに合わせて、ナチュラルな舗装をしたいなどの場合に適しています。

ただし、タイヤの摩擦などによって摩耗が激しくなる場合もあり、定期的なメンテナンスが必要です。

砂利よりもメンテナンス費用がかかるのはデメリットもありますが、芝とコンクリートなどの組み合わせも可能です。

インターロッキングの駐車場

インターロッキングとは、舗装用のブロックを組み合わせた舗装方法です。

駐車場のほか、歩行者用の道路の舗装などにもよく使われています。

インターロッキングのメリットはおしゃれで施工主のセンスに合わせた舗装が可能なところです。

カラーバリエーションが豊富なので、コーディネートも幅広く楽しめます。

家の外壁や塀などと合わせたカラーにしても素敵ですよ。

その一方で、耐久性が低く車が駐車してある部分が早く傷みやすいなどのデメリットもあります。

駐車場の舗装費用を解説

駐車場の舗装費用を解説

コンクリートをはじめ駐車場を舗装するためにかかる費用を比較して紹介します。

駐車場の舗装は必ずしも家の完成と同時に必要ではないので、他にお金をかけたい場合は、時期や内容もよく検討しましょう。

種類別に舗装費用を比較

駐車場の舗装方法別車1台分(12.5㎡)のスペースあたりの塗装費用相場は以下のとおりです。

舗装方法 費用相場
コンクリート 17~20万円
アスファルト 6~11万円
インターロッキング 19~20万円
砂利 6~11万円
人工芝 6~11万円

コンクリートはインターロッキングに次いで施工費用が高めです。

コンクリート舗装の費用の詳細

コンクリート舗装をする場合の費用内訳の目安は、以下のとおりです。

  • 鋤取り:800円/㎡
  • コンクリート:6,000~7,000円/㎡
  • 転圧や砕石敷き込み:1,000円/㎡
  • 残土運搬処分:1,000円/㎡
  • ワイヤーメッシュ:800円/㎡
  • 型枠:600円/m
  • 重機回送費:20,000円

なお、舗装にかかる費用は地盤の状態などによっても変わります。

そのため、まずはコンクリート舗装をしたい駐車場の状態を確認してもらったうえで見積もりを出してもらいましょう。

見積もりの注意点

コンクリート舗装は、実績豊富な業者にお願いしましょう。

他の舗装方法と迷っている場合は、複数の舗装方法に実績がある業者に依頼して、他の舗装方法と比較した見積もりを作成してもらうのもおすすめです。

コンクリートで駐車場を舗装すると、見栄えが良くなり手入れも楽などのメリットがある一方で、費用がかかります。

車1台分、約12.5㎡で17万前後なので2台分、3台分の駐車場を舗装すれば50万円以上はかかる計算です。

他に費用をかけたい場所がある場合は、他の舗装方法も視野に入れて検討しましょう。

注文住宅は他にもインテリアやエクステリアに費用がかかるので、予算オーバーしないようにあらかじめ予算に上限を作っておくのがおすすめです。

そうすれば、予算が膨れあがりすぎる心配もありませんよ。

まとめ:複数見積もりや施工業者に直接依頼も検討して

まとめ:複数見積もりや施工業者に直接依頼も検討して

エクステリアを業者に依頼している場合でも、コンクリート舗装は別会社に依頼したほうが良いケースもあります。

施工業者に直接依頼する方法で安くあげることが可能なケースもあります。

複数見積もりをとって比較するのもおすすめです。

なお、近年はDIYも流行していますが、コンクリートを見栄え良く舗装するには経験と技術が必要です。

実際にコンクリート施工をおこなった経験がある方ならば挑戦してみても良いですが、最後まで業者に任せて美しい仕上がりにしてもらったほうがおすすめですよ。

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