コンセントを玄関に設置するのはあり?あると便利なその理由をご紹介

コンセントを玄関に設置するのはあり?あると便利なその理由をご紹介

玄関は家の顔であり、出かけるときや帰宅したときに必ず通る場所です。

「ほっこりと温かい印象にしたい」「スタイリッシュな空間にしたい」など、雰囲気づくりも大切ですが、便利さや使いやすさも欠かせません。

雰囲気づくりと利便性、その両方に欠かせないものの一つが玄関のコンセントです。

どこにいくつコンセントを設置するかによって、使い勝手も変わります。

玄関でコンセントを使うイメージがないかもしれませんが、実はコンセントの位置や個数を間違えると、思ったような空間にならず後悔してしまうこともあるので、慎重に計画してくださいね。

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玄関に設置したコンセントの使い道

玄関に設置したコンセントの使い道

適切な数と位置にコンセントを設置できるように、玄関にコンセントを設置した場合の使い道をしっかり確認しておきましょう。

掃除

玄関にコンセントをつくる大きな理由の一つが、掃除をするときに便利だからです。

例えば、掃除機をかけるときにコンセントが近くにあるとコードを引っ張る必要がなく、スムーズに作業できます。

室内の掃除は廊下にあるコンセントで足りますが、玄関やポーチ、駐車場の掃除では高圧洗浄機を使うこともあるでしょう。

玄関に一つコンセントがあるだけでとても便利なので、効率的に掃除をしたい方は玄関にコンセントを設置することが多いようです。

バッテリーの充電

玄関のコンセントは、バッテリーの充電にも便利です。

電動自転車や電動工具、芝刈り機などのバッテリーは定期的に充電が必要ですよね。

工具を室内に持ち込みたくなかったり、重くて持ち運ぶのが大変だったりします。

かといって、屋外のコンセントにすると、防犯面で不安があるでしょう。

コンセントを玄関につくることで、盗難の心配もなく、手間なくバッテリーの充電ができます。

インテリア・照明

玄関におしゃれな照明やインテリアを飾って好みの空間に仕上げるのも、家づくりの楽しみの一つですよね。

玄関に照明を置いたときに、電気の配線が室内のコンセントに届かなかったり、配線が目立ったりするのは避けたいところ。

照明だけでなく、季節の飾りやアロマディフューザーなどにもコンセントが必要なこともあるでしょう。

また、水槽を玄関に置く場合にも、ポンプやライトなどを使うのでコンセントが必要です。

コンセントの位置は、つくりたい玄関のイメージや置きたいアイテムに合わせて事前にしっかり計画しましょう。

空気清浄機

玄関は空気がこもりやすいため、匂いや湿気対策で空気清浄機やサーキュレーターをつけるケースもあります。

ペットを飼っている家では、脱臭機を置くこともあるでしょう。

玄関のどこにサーキュレーターや脱臭機を置くかによって、コンセントの適切な配置が変わります。

空気をしっかりと循環できるよう、まずは設置場所を具体的に考えていきましょう。

靴の脱臭器・除湿器

玄関は、靴や雨の日グッズが日常的に保管されているため、空気がこもりやすく、臭いやカビが発生しやすい状態です。

そのため、臭い対策や湿気対策で玄関に靴関連の家電を置こうと考えている方もいるでしょう。

雨に濡れて帰ってきたとき、玄関でそのまま脱臭機や靴を乾かす除湿器を使えるのが理想の流れですよね。

また、靴箱にしまう前に靴のケアをすることで、靴箱やシュークローゼットの清潔を保てます。

玄関に設置するコンセントの高さ

玄関に設置するコンセントの高さ

コンセントは設置する高さも重要です。コンセントの用途によって設置する高さを決めましょう。

コンセントの一般的な位置は床から25センチメートルです。

しかし、用途によってはもっと高い位置のほうが良い場合もあります。

例えば、靴箱のうえに照明を置きたいなら高い位置にあったほうが便利。

空気清浄機や掃除機を使うなら、一般的な25センチメートルくらいの位置につけると使いやすいでしょう。

コンセントの配置や高さは、普段の生活によって適切な位置が変わります。

設計の指標どおりにつけても、ライフスタイルに合っていないと使いづらさを感じるかもしれません。

玄関にコンセントを設置する場合は、事前にしっかりとシミュレーションをして高さを決めましょう。

新築に設置する場合と増設する場合の費用

新築に設置する場合と増設する場合の費用

新築では、ライフスタイルに合わせてコンセントを設置するのが理想です。

できれば、あとから増設することがないように、しっかり考えておきたいですね。

ここでは、コンセントの設置費用と追加する際の1カ所あたりの費用を紹介します。

新築時

新築時にかかるコンセントの設置費用は、標準的な数で5〜10万円程度が目安です。

らにコンセントを追加で設置すると、1カ所につき3,000円〜5,000円ほどかかります。

コンセントは多ければ良いというわけではないので、数を見積もるときは具体的な生活を想像して決めてくださいね。

増設時

コンセントをあとから増設すると、新築時よりも予算が高くなります。

金額は1万円〜数万円ほどが目安ですが、既存のコンセントとの距離や配線の方法によっても異なります。

配線方法は2種類あり、見た目にも影響するので考慮して選んでください。

露出配線

露出配線は、増設する場合にコンセントの位置を選びやすいのが特徴です。

ただし、配線やコンセントボックスが表に出てしまうので、見た目は気になるかもしれません。

埋め込み配線

埋め込み配線は、配線が表に出ず、スッキリと仕上げられるのが特徴です。

しかし、壁に穴を開けておこなう大がかりな工事が必要になり、壁内部の構造によっては希望の位置にコンセントをつくれない場合もあります。

まとめ

玄関に設置するコンセントの使い道と、設置する具体的な場所や費用感をご紹介しました。

玄関にコンセントを設置すると、照明やインテリアの選べる幅が広がり、空間をつくりやすくなります。

さらに、掃除をする際や玄関の換気をするときも、電源が取りやすく便利です。

新築時にコンセントをつくっておくと、あとから増設するよりもコストを抑えられるため、生活導線をしっかりシミュレーションして、コンセントの個数と位置を決めてくださいね。

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