土地購入でよくある後悔例!失敗を未然に防ぐ対策とは?

土地購入でよくある後悔例!失敗を未然に防ぐ対策とは?

注文住宅を建てる際、土地購入に失敗して後悔する方は決して珍しくありません。

土地購入は大きな買い物のうえ、気に入らなかったとしても返品はほぼ不可能です。

土地購入に失敗すると、希望するような家が建てられない可能性もあり、住んでも後悔し続けることもあります。

この記事では、注文住宅を建てる際に実際にあった土地購入の失敗事例や失敗を未然に防ぐ対策を紹介します。

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土地購入のよくある代表的な後悔例

土地購入のよくある代表的な後悔例

はじめに、土地購入後の代表的な後悔事例とそれを未然に防ぐポイントを解説します。

これから土地探しをする方は、この事例を参考にしてみてください。

予算オーバーで後悔

「駅チカ」「生活インフラが整っている」「都心に出やすい」など人気の条件が揃った土地は、どうしても値段が高めになります。

特に、東京都を中心とした首都圏や大阪市の中心部などは、狭い土地でも郊外の2倍近い値段がつくこともあります。

条件の良さを最優先した結果、大幅に予算オーバーして建物にかけられる費用がなくなり、後悔している方もいます。

また、土地は安くても、整備に費用がかかった結果、予算オーバーする事例も珍しくありません。

高低差がある土地や旗竿地、電線を延長しなくてはならない土地などは整備費用にどのくらい費用がかかるのか、購入する前に必ず確認しましょう。

また、地盤が脆弱な場合は改良工事が必要です。

場合によっては、土地を購入するのと同じくらいの費用が改良工事にかかることもあるため、こちらもきちんと確認したうえで、購入するかどうか決断しましょう。

周辺環境が悪く不便や不快さで後悔

昼と夜で環境の印象が一変するところはよくあります。

昼間は日当たりも良く静かで最高の土地に見えたのに、夜間になると街灯が少なくて暗く治安の悪さが気になる場所もあるでしょう。

また、幹線道路の近くは車の騒音が気になるケースもあります。

周辺環境は申し分がなくても近隣住人とトラブルになり、騒音問題やゴミ問題、虫が大量発生するなどの問題に悩まされることもあります。

土地探しをする場合、昼と夜の両方に足を運んで環境を確かめることが大切です。

また、平日と休日では環境の印象が異なる所もあるので、可能ならば平日と休日の両方に足を運んでみましょう。

日当たりや水はけで後悔

日当たりは、戸建て住宅にとっては重要な問題です。

日当たりが悪いと夏は涼しいですが冬は寒くて光熱費が余計にかかることもあります。

夏に土地探しをすると、日当たりの悪い土地でも好印象に思ってしまい、冬に後悔する可能性もあるでしょう。

また、水はけも重要です。

雨が降ると何日も水が引かず、地面がぬかるんだりジメジメした感じが残る土地は、建材が腐食しやすかったり外壁がカビやすかったりします。

更地の状態のときに日当たりや水はけの状態を完璧に把握するのは難しいため、必要ならば不動産業者や設計士などの専門家に確認してくださいね。

希望する注文住宅が建てられない後悔

住宅を建てる場合、建築基準法により建ぺい率や容積率が定められています。

100坪の土地をめい一杯使って100坪の家が建てられるわけではありません。

建築条件は、土地に赦された用途や形によって異なります。

例えば、低層住宅のみの建築が許可された土地に、3階建て以上の一戸建ては建てられません。

建てたい家のデザインが明確に決まっている場合、その建物を建てられる土地であるかどうか、建築条件を確かめてから購入しましょう。

近所付き合いや町内会、自治体で後悔

一戸建てを建てたら、自治会や町内会に入らなければならない地域もあります。

また、子どもが小さいほど学校関係の人付き合いやご近所付き合いも密になりがちです。

地域によっては、昔からここに住んでいる住人と、新しく家を建てて引っ越してきた住人の間に深い溝があり、地域分断のようになっているところもあります。

また、新規に入ってきた家が多額の町内会費や自治会費を収めることが、公認となっている地域もあります。

地域の人間関係の評判は、不動産業者に聞いてもなかなか正確にはわかりません。

地域の掲示板などやwebも利用して情報を集めましょう。

後悔しやすい要注意の土地とは

後悔しやすい要注意の土地とは

ここでは、購入したあとで後悔しやすい土地の特徴を解説します。

いくら売値が安かったとしても、ここでご紹介するような土地の購入を検討する前にきちんと調査したほうが良いかもしれません。

高低差のある土地

高低差のある土地は、斜面が崩れないように整地する工事が必要になるので、工事費用がかさむ傾向にあります。

高低差がある土地は、立地条件の割には価格が安いところも多いですが、整地費用を加えれば足が出ることもあるでしょう。

また、水は高い所から低いところに流れるので、階段状になった土地が広がっているような新興住宅地は、水害が起こると低い土地が集中して水没する可能性もあり、リスクも高いです。

特殊な形状の土地

旗竿地(細い路地の先にある土地)やセットバックが必要な土地、袋小路にある土地などは、建築できる建物が限られているため、費用が安いところもあります。

しかし、一般的な家を建てるには整地工事をする必要があり、そのための費用を加えたらかえって高くつくこともあるでしょう。

費用をふまえても、購入するメリットがあれば良いですが、安さのメリットしか見えていないとあとで予算オーバーで後悔するかもしれません。

目の前に消火栓がある土地

消防用防火水槽や消防用器具の置き場がある5m以内には、駐車できない決まりがあります。

購入予定の土地の目の前に消火栓がある場合、車庫が作れる場所が限られることもあります。

消火栓など消防器具置き場や近くにある土地は、そのために他の区画に比べて値段が安いこともあるでしょう。

なぜ安いのか、どこまで制限があるのかなどをよく考えたうえで、購入を決断してくださいね。

土地の購入で後悔を防ぐ対策とは

土地の購入で後悔を防ぐ対策とは

最後に、土地の購入で後悔しないために買い主ができる対策を紹介します。

自分でできることは、ぜひ実践してみてください。

ハウスメーカー・工務店にも同時進行で相談

希望どおりの建物を建てられる条件を満たしている土地かどうか見極めることが重要です。

自分だけで判断するのは限界があるので、プロの意見を必ず聞きましょう。

土地探しをする際はハウスメーカー・工務店に注文住宅の相談をし、希望している住宅が建てられる土地かどうかを確認してください。

希望する住宅のラフ設計も同時に進めていくと、条件が絞りやすいでしょう。

リサーチと確認を怠らない

土地購入で後悔している方の多くが、リサーチ不足です。

仕事が忙しくて十分な時間が取れないなどの理由はありますが、不動産会社などに任せっぱなしにして、言われるがままに土地を購入して後悔する方もいます。

注文住宅を建てるための土地選びは、リサーチと確認が最も重要です。

きちんと希望と法律を満たしている土地か、過去どのように利用された土地か、しっかり納得いくまで調べたり確認したりしてくださいね。

まとめ:後悔しない土地購入を

土地は大きな買い物のうえ、手付金を払ったあとで後悔して購入を取りやめると、手付金は戻ってきません。

土地購入は売買契約を結ぶまでに、どのような土地か徹底して調べる必要があります。

土地購入には気が済むまで時間をかけて、土地の歴史や建てられる建物の種類を確認したうえで購入を決断してくださいね。

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