【注文住宅】自分だけの隠し部屋がほしい!つくる場所・使い道をご紹介
注文住宅は、施主の希望に合わせて自由に設計できるのも大きな魅力です。
「隠し部屋を作りたい」と希望を持っている方もいるでしょう。
注文住宅で隠し部屋を作れば使い方によっては、家をぐっと住みやすくすることもできるでしょう。
今回は、隠し部屋を作るメリットや用途、隠し部屋を作れる場所などを紹介します。
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隠し部屋とは?意味や目的、隠し扉やメリットを紹介
はじめに、隠し部屋の意味や目的、メリットを紹介します。
隠し部屋というと子どもっぽい趣味部屋のようなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、意外と実用的なメリットがあります。
隠し部屋を作ろうかどうか迷っている方は、参考にしてください。
隠し部屋とは?意味や目的は?
隠し部屋とは、一見するとそこに部屋があるとわからないように作られている部屋のことです。
欧米では、不法侵入があったときの避難場所やシェルターとして隠し部屋が作られることが多く、「セーフティールーム(パニックルーム)」とも呼ばれます。
貴重品を隠すために使われることも多いそうです。
一方、日本では趣味部屋や仕事に集中するために作ることが多いです。
近年は、遊び心で隠し部屋を作る方もいて、隠し部屋の種類も広がっています。
対応してくれる工務店やハウスメーカーも増えました。
このほか、あまり他人の目に見せたくないものを入れる物置として隠し部屋を重宝している例もあります。
隠し部屋はどう隠す?隠し扉の例を紹介
隠し部屋の最もスタンダードな形は出入り口をわかりにくくする方法です。
隠し扉といわれることもあるでしょう。
隠し扉の種類のなかには、引き戸を本棚に偽装する、凹凸のある壁にわかりにくい入り口を作る、といったものが主流です。
また、鏡が入り口になっているものや、床の一部が持ち上がって入り口になるタイプもあります。
隠し部屋を作る場所や、用途によって使いやすい扉を選ぶと良いでしょう。
開けやすさも大切です。
注文住宅で隠し部屋を作るメリット
隠し部屋は、注文住宅だからこそ作れる遊び心がある部屋です。
隠し部屋の用途は単に子どもの頃の夢を叶えるだけのものではありません。
例えば、高価な趣味の道具など子どもに触れられたくないものを隠しておくのには最適です。
特に、小さな子どもは鍵をかけた棚の中にしまっていたとしても、見えるものに興味を抑えられないこともあるでしょう。
また、仕事で集中したいときに隠し部屋があれば、家族が気を遣う必要もないので、そこに籠もればいいのです。
防犯にも!隠し部屋の使い道や主な用途は?
隠し部屋は、さまざまな用途で使えます。
趣味の部屋、仕事部屋、シアタールーム、楽器の演奏、子どもの遊び場などに使ってもいいでしょう。
特に、防音機能をしっかりとさせた隠し部屋は、音楽や映像をゆっくり楽しむのに最適な場所になります。
隠し部屋の面積があまり広く取れない場合は、書斎などもおすすめです。
また、物置にも使えます。
特に、あまり他人の目に触れさせたくない高価なものを仕舞っておくのに、隠し部屋はとても有効です。
地下など地盤がしっかりしたところに隠し部屋を作っておけば、いざというときに避難場所としても使えるでしょう。
注文住宅で隠し部屋をつくるなら場所はどこ?
では、隠し部屋は注文住宅のどこに作ることができるのでしょうか?
ここでは、隠し部屋を作るのにおすすめな場所や実例を紹介します。
階段下やスキップフロアを利用
階段下やスキップフロアのデッドスペースは、小さい隠し部屋に最適です。
広さはあまりありませんが、パントリーや小さな子どもの遊び場、さらに家族がゆっくりと体を休める場所などに使えるでしょう。
階段までの高さが高ければ、小さな机と椅子を置いて読書スペースにもできます。
ただし、階段を上り下りすると結構な音が響くこともあるのを忘れずに。
屋根裏や地下室を利用
屋根裏や、地下室は広い隠し部屋を作りたい場合に最適です。
外国では、屋根裏部屋に物置や地下室がある家がスタンダードになっています。
使い道も幅広く、地下室ならばシアタールームやAVルーム、楽器演奏ルームなどにも使えるでしょう。
また、1.4mほどの高さの部屋にすると不動産登記法上床面積に算入されないので、固定資産税が少しお得になります。
ただし、屋根裏部屋や地下室を作ると、建築費用が跳ね上がる可能性があります。
特に、地下室はしっかりとした工事をしないと耐震強度が下がってしまうので工務店とよく話し合って着工しましょう。
廊下を利用して隠し扉を
小部屋を増築し、廊下の突き当たりに隠し扉を作るのもスタンダードなやり方です。
廊下の突き当たりは一定の面積があるため、さまざまなタイプの隠し扉を付けられるでしょう。
また、この方法だと部屋を増築できるメリットもあります。
地上に隠し部屋を作ると、窓も付けられるので使い道がさらに広がります。
隠し部屋を作る際の注意点
隠し部屋は心躍るものですが、作る際には注意点もあります。
住宅は建築基準法に沿って建てなければなりませんし、予算の都合もあります。
ここでは、隠し部屋を作る際の注意点を紹介します。
いくらで実現できる?予算を明確に
通常とは異なる方法で部屋を作ると、余計な費用がかかります。
隠し扉くらいなら、通常の費用に数万円を足して10万円前後で作れますが、地下室や屋根裏などは、数十万~100万円くらい余計な費用がかかることもあるでしょう。
施主の希望をすべてかなえようとすると、大幅な予算オーバーになりかねません。
絶対にここだけは譲れないポイントを明確にしておくのと同時に、予算の上限を決めておきましょう。
そうすれば、どのような隠し部屋が作れるか絞れます。
工務店、ハウスメーカー、設計士ともよく相談してくださいね。
避難所にも使うなら防犯対策は万全に
貴重品の保管所として使用する場合や、いざというときの避難所に使う場合は、防犯もしっかりとしておきましょう。
窓を防犯ガラスにする、鍵をかけられるようにするなど、外部からの侵入を防ぐ工夫が重要です。
隠し部屋といっても完全に外からわからないようにするには、地下室にでもしない限り不可能です。
外からわかる程度の隠し部屋だと、かえって狙われる可能性もあるでしょう。
まとめ:アイディア次第で機能と遊び心を両立
隠し部屋はデットスペースを活用でき、家族のストレスを減らせる効果が期待できます。
アイデア次第では、さまざまな使い方もできるでしょう。
その一方で、建築費用が高くなるデメリットもあります。
目的を整理し、予算を決めて、隠し部屋の設計を検討してみてくださいね。
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