注文住宅で理想的な寝室を作るときに考えておきたいことは?
マイホームを建てたあと、寝室に関して「隣の部屋の音が気になる」「照明をもっと考えて選べばよかった」などと後悔する方は少なくありません。
注文住宅でマイホームを建てるときは、人が集まるリビングや玄関に気をつかってしまい、寝室は後回しにしがちです。しかし、寝室は心身をリラックスさせてくつろぐために大切な空間。部屋の配置や作り方の少しの差で、住み心地は大きく変わります。
この記事では、寝室を作るときの大切なポイントをご紹介します。自分の生活感や家族の生活リズムを考えて、しっかり計画しましょう。
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注文住宅の【寝室の配置】で考えておくこと
寝室は、質の良い生活を送るために重要な場所です。隣接するトイレや子ども部屋との兼ね合いを考えて間取りを決めましょう。
トイレとの位置関係
寝室の配置で重要なのは、トイレの真上や隣に寝室を作らないことです。トイレは毎日何度も使う場所なので、配置次第で寝室での過ごしやすさやリラックスできるかどうかも変わってきます。また、寝室とトイレが近いと音や匂いが伝わるため、トイレを使う側も気を使いますよね。
ただし、寝室からトイレが遠すぎても不便に感じるので、寝室とトイレの配置を考えるときは、生活導線や家族構成に合わせて入念に計画しましょう。
子ども部屋と隣にしない
寝室を作るときは、子ども部屋と隣り合わない間取りが良いでしょう。子どもが小さなうちは、子ども部屋とつながっていると便利に感じますが、成長とともに子どものプライバシー問題が出てきます。夫婦の時間を過ごすうえでも同様に、家族間のプライバシーは配慮しなければなりません。
配置的にどうしても隣になってしまう場合は、間にクローゼットを挟んで空間を作るような工夫で、真隣にならないようにしましょう。
狭い寝室ならクローゼットは別の場所にする
寝室を作るときに理想の広さを取れない場合もあります。寝室の広さは、一般的に6〜8畳といわれているので、6畳以下になるときは収納スペースを工夫して、納得のいく間取りを作りましょう。
例
- 寝室の広さが取れないときはクローゼットや収納を別の場所に作る
- 寝室とは別にファミリークローゼットを作って家族の服をまとめて収納する
- クローゼットをオープンタイプにする
- ロフトを作って縦の空間を活用する
注文住宅の寝室づくりで考えること
具体的に寝室のプランを考えると、遮音性や照明、寝室の位置など、さまざまなことが気になりますよね。自分たちの暮らし方や周辺環境なども加味し、リラックスできる理想的な寝室を作っていきましょう。
寝室の位置
家づくりでは、リビングやキッチンなどの人目につく場所、人が集まる場所を優先して間取りを決めがちですよね。しかし、「人生の1/3は睡眠時間」といわれるように、リラックスできる寝室づくりも大事にしたいところです。
寝室の配置を決める場合は、以下のことに気をつけましょう。
- 外の音が聞こえにくい
- リビングの声や音が聞こえにくい
- 防犯面を優先するなら2階が良い
- 長い目で見ると1階で生活が完結する間取りもあり
家が完成したあとに、思ったより音が気になるという声は一定数あるようです。遮音性や隣り合わせの部屋の用途をよく考えて、寝室の配置を考えましょう。
また、将来的に階段を上がらずに生活導線を完結したい場合は、1階で寝室の配置を考えてから、リビングの場所を決めるのがおすすめです。
広さ
寝室の広さは、室内でどのように過ごすかで変わってきます。広さは一般的に6〜8畳で、クローゼットも含めると8〜10畳ほどの寝室を希望する方が多いようです。
最近では収納を家族でまとめて、寝室とは別でファミリークローゼットにしたり、寝室のなかにワークスペースを作ったりするケースもあります。
寝る場所は狭いほうが落ち着く方もいるので、無理に寝室を広くとる必要もありません。寝室では、身体を休めてリラックスすることが目的なので、自分の趣向に合ったサイズにこだわって作りましょう。
窓の配置
寝室の窓は、換気のためにも必須の設備。窓はベッドとの位置関係もあるので、寝室に置く家具やインテリアのシミュレーションをしながら作ることが大切です。窓があると、光が入ってきたり外の音が気になったり、場合によっては人目が気になる場合もあります。
また、寝室にベランダをつけるかどうかも、大きな選択肢の一つです。ベランダをつけると、エアコンの室外機が置けるうえに、掃き出し窓は家具の搬入にも使えます。しかし、ベランダは雨水が溜まりやすく劣化した際のメンテナンス費用がかかるので、いらないという意見もあります。
窓の配置や大きさなどを決める際は、寝室での過ごし方をイメージして考えましょう。
天井の高さ
寝室の広さがあまり取れない場合は、天井全体的に高さを出したり勾配天井にしたりすると、寝室全体に開放感が得られます。寝室が北側にある場合は勾配天井に天窓をつけると、さらに解放感がアップします。
ただし、北側以外の寝室に天窓をつけると、夏場は日光が直接入ってきて熱くなりすぎる場合もあるので、注意が必要です。
照明
寝室の照明は、用途によって明るさや種類が大きく変わります。眠るだけ、ワークスペースも兼ねている、寝室でメイクをしたい、など、寝室で何をするかによって照明の色や大きさ、位置は重要です。
まずは、ベッドに入ったときに光源が目に入らないように照明の位置を決めましょう。寝室にワークスペースやメイクスペースを兼ねる場合は、このときに部屋全体を明るくする照明を選んでください。調光タイプにしておくと、タイミングに合わせて寝室の雰囲気を照明で変えることができます。
次は、ベッドサイドのペンダントライトや読書灯、フットライトなどをライフスタイルに合わせてシミュレーションしていきましょう。照明は一度つけると、部屋の模様替えがしにくくなるので、迷う場合はスタンドライトにして移動できるようにしておくのもおすすめです。
まとめ
家づくりで寝室の配置はとても重要なので、隣り合わせになる部屋の用途やトイレとの距離、広さや照明など、じっくりていねいに考えたいですね。
親子でも家族間でも、ある程度のプライバシーは必要です。寝室と子ども部屋を隣り合わせにしたり、トイレを近くに作ったりしてしまうと、匂いや生活音が気になってリラックスできないこともあります。
注文住宅の間取りを考える際は、生活導線や家族の生活スタイルに合わせてしっかりシミュレーションしましょう。
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