中庭でバーベキューをしたい!煙対策は?必要な広さは?

中庭でバーベキューをしたい!煙対策は?必要な広さは?

これから持ち家を建てる方のなかには「マイホームを建てたらバーベキューがしたい!」と考えている方もいらっしゃるでしょう。

あるいはすでに家を建てていれば「うちの中庭でバーベキューができるのだろうか」と計画を立て始めている方もいるかもしれません。

バーベキューは煙が出るため、中庭ならそうした心配もなくなるのか、気をつけることはあるのかといった心配もつきません。

では、実際に中庭でバーベキューをする場合、どれくらいの広さが必要なのでしょうか。

ここでは中庭でバーベキューをするときのコツや煙対策をご紹介します。

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中庭でバーベキューするなら広さは4.5畳~

中庭でバーベキューをする場合、それほど広いスペースは必要なく6畳くらいあればかなり余裕のある広さといえるでしょう。

ただ、都市部の場合はそれほど広いスペースを用意できないケースもあるかもしれません。

その場合の最小サイズとして4.5畳くらいがおすすめです。

目安としては1人1畳くらいが理想で、4人家族なら4.5畳あれば余裕のあるスペースを確保できます。

来客があった場合に6〜7人くらいになっても広くはないものの、窮屈さはあまり感じません。

ただ、バーベキューグリルやコンロをテーブルの上ではなく単独で置く場合は+1.5畳くらいは必要になります。

他にも子どもが走り回って遊んだり、夏はビニールプールを設置したり、バーベキュー以外の中庭の使い道も想定して広さを検討していきましょう。

バーベキューをするなら「口の字型」の中庭がおすすめ

中庭の形は建物を上から見たときの形であらわす「口の字型」「コの字型」「L字型」があります。

口の字型は中庭が建物に四方に囲まれているのに対し、コの字型は三方向が家に囲まれ一方向が表に面していて、L字型は二方向ずつ建物と表に面している形をいいます。

中庭でバーベキューをするなら、やはり口の字型がおすすめです。

煙が壁をつたって上空へ上がっていくので、近隣への迷惑を最小限に抑えられます。

外からの目が気にならないのも大きなメリットといえるでしょう。

中庭でバーベキューするときの煙対策

丸いコンロでバーベキュー
中庭が口の字型なら上から煙が抜けるため、煙対策は必要ないと思われるかもしれませんが、どれだけ煙対策をしていてもにおいが近隣に流れてしまうことはあるので、最大限の配慮が求められます。

煙が出る最大の原因は脂が炭に落ちて炭化することです。

よって、脂が炭に落ちないような対策が必要となります。

他の煙対策も併せて参考にしてください。

煙が出にくい炭を使う

バーベキューになくてはならない炭は、火おこしが楽にできるものや、灰が飛びにくい炭など、実にさまざまな種類が販売されています。

煙が少ない種類の炭には黒炭と白炭、備長炭などがあります。

火おこしが楽にできる消し炭もおすすめです。

ホームセンターやアウトドアグッズを販売するお店、インターネットでバーベキューに使える炭を数多くそろえているので、煙が少ない種類の炭を探してみると良いでしょう。

着火剤を使う

炭に火をつけるときにも煙が出やすいので、火をつけるときに煙を抑えるアイテムも欠かせません。

新聞等を使って火を起こす方法もありますが、炭に火が付きにくく煙が出やすいので、火おこしが容易な着火剤を利用しましょう。

着火剤は燃えにくい炭もすぐに燃焼させるので、火おこしにかかる時間の節約にもなります。

煙を少なくするためには、火が付いたらできるだけ弱火をキープします。

火力が強いところに脂が落ちることで煙が出るので、弱火でじっくりと焼くのがコツです。

脂が多いものは焼かない

先述したとおり、脂が炭に落ちることで煙が発生するので、できるだけ脂の少ない食材を選べば煙も抑えられます。

お肉の種類としては、ホルモン系やカルビは避けて脂身の少ないロースを選ぶと良いでしょう。

魚介類を焼く場合も、脂ののった魚は避けたほうが無難です。

食材から出た脂が炭に落ちないように網の上にアルミホイルを敷く方法もあります。

キッチン用のアルミホイルだと破けてしまうおそれがあるため、バーベキュー用の厚みのあるアルミホイルを選びましょう。

網ではなく鉄板を使う

ホットプレート
脂が炭につくことで煙が出るので、落ちないように網ではなく鉄板で焼くのも一つの方法です。

とはいえ、網で焼くのがバーベキューの醍醐味と思われる方もいらっしゃるでしょう。

その場合、ウインナーなどの脂が落ちない食材は網で焼き、脂が出やすい肉は鉄板で焼くといった使い分けをする方法もあります。

バーベキューで煙の発生を抑えられる溶岩石プレートは、保熱性が高いので、温まると弱火でも十分に調理できるといったメリットもあります。

食材の余分な脂は溶岩石にある無数の気泡が吸収するため、煙もほとんど出ません。

焼物|南部池永|製品情報|池永鉄工株式会社

無煙グリルを使う

無煙グリルは、食材から落ちる脂が炭につかないような構造でできているグリルです。

煙が出にくく、火が付きやすくて片づけが楽にできるので、バーベキューを気軽に楽しみたい方におすすめです。

他にも、あえて炭を使用せず、ガス調理を楽しめるグリルもあります。

持ち運びやセッティングが容易なのでバーベキュー初心者の方も気軽に利用できます。

ロードトリップ®グリルLXE-JⅡ|コールマン オンラインショップ

このようなバーベキューに使える便利グッズは多数販売されているので、自宅でバーベキューを楽しむために購入を検討してみてはいかがでしょうか。

できればご近所さんへの挨拶も

近所へあいさつ

バーベキューの煙対策をご紹介しましたが、煙が中庭の上からしか出なくても近隣に流れてしまうことはあるので、どんなに煙対策をしても不快に思う方はいるかもしれません。

そこで、可能であれば数日前から近隣に挨拶してバーベキューをすることを知らせておきましょう。

バーベキューをする日時と、煙対策をしていること、それでも煙が流れてくることがあるので洗濯物には気をつけてほしいといった旨を伝えます。

「何かあったら遠慮なく連絡をください」と一言添えるとなお良いでしょう。

面倒に思われるかもしれませんが、のちのトラブルを回避し、バーベキューを楽しむためにもぜひ挨拶回りをしてみてください。

まとめ

中庭でバーベキューをするときの広さや煙対策をご紹介しました。

中庭ならバーベキューのためにわざわざ出かける必要がなく、思いついたらすぐにできる気軽さがうれしいですよね。

自宅でバーベキューをすることは違法でもありませんし、許可がいるわけでもありません。

それでも近隣への十分な配慮が大切です。

煙やにおい、騒音など、可能な限りの対策をしてマナーを守ってバーベキューを楽しみましょう。

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