バルコニーに目隠しの設置を考えているけどどんな種類がある?費用と一緒にご紹介します!
建売住宅よりも自由度の高い注文住宅。
しかし、自分たちでどのような家にしていくのか考えるべきことがたくさんありますよね。
なかでも、隣家との距離が近い、道路に面しているなどの場合、ベランダやバルコニーの目隠しは必須といえます。
そこでこの記事では、ベランダに設置する目隠しの種類や費用目安、設置時のメリットや注意点などをご紹介します。
快適なマイホームにするために、ぜひ記事を参考にベランダやバルコニーの目隠しをどのようにするのかを考えてみてください。
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ベランダの目隠しの種類と費用の目安
ベランダの目隠しにはいくつか種類があり、費用もさまざまです。
ここでは、目隠しの種類や費用目安をご紹介します。
ただし、費用に関しては素材やサイズによってかなり幅があるため、参考程度に考えてください。
シェード(目隠しシート)
費用目安:1,500~3,000円
シェードは目隠しシートとも呼ばれるシート状の簡易的な目隠しです。
多くの場合、ポリエチレン製などの頑丈な布でできており、雨などの水に強く長期間の使用も問題ありません。
ベランダの手すりなどに紐や結束バンドなどで結ぶだけで簡単に設置でき、デザインも多彩なので自分で好みのシェードを取りつけられます。
しかし、簡易的に取りつけてあるだけなので、強風などで飛ばされやすい点には注意が必要です。
すだれ
費用目安:数百円~4,500円
すだれは竹やあしなどの天然素材を何本も大量に糸でつないだもので、シェードと同じようにベランダの手すりなどに取りつけたり、垂らしたりして設置します。
取り付けが簡単であることや、通気性が良く日光や熱気を遮り暑さ対策になります。
しかし、夜は部屋の照明をつけると外から透けて見えてしまう点がデメリットです。
現在では、天然素材だけでなく、フェイク素材のすだれも販売されており、デザイン性を求める場合でも選択肢は多くあります。
ラティス
費用目安:6,600~15,000円
ラティスは格子状の柵のことで、素材は木製や樹脂製などさまざまです。
格子状のデザインなので隙間があり、適度に外の景色を楽しめます。
また、木製のラティスでは、ナチュラルでウッディな雰囲気があるので、ベランダでのリラックスタイムを楽しみたい方にはおすすめです。
ただし、外の景色が見える程度の隙間があるため、完全な目隠しにはなりません。
フェンス
費用目安:10,000~13,000円
フェンスは柵のことですが、目隠し用のフェンスは木製やプラスチック製、アルミ製など種類やサイズはさまざまです。
フェンスのデザインもさまざまで、デザインによっては植物をディスプレイするなどおしゃれなアレンジを楽しめます。
植物(グリーンカーテン)
費用目安:500~20,000円
植物を利用してグリーンカーテンを作り、目隠しにする方法もあります。
グリーンカーテンはつる性の植物をカーテンのように育てることで作られます。
風通しが良く、陽を遮ってくれるため、室内を涼しくして省エネ効果も期待できます。
室内から植物の観賞ができるのも、グリーンカーテンならではのメリットです。
しかし、植物は生長するため、こまめなお手入れが必要になるのがデメリットといえるでしょう。
ベランダに目隠しをつけるメリット
ベランダの目隠しをつけるメリットは、「視線を遮ること」だけではありません。
他にどのようなメリットがあるのかご紹介します。
プライバシーを確保できる
ベランダに目隠しをつける大きなメリットの一つが、プライバシーの確保ができる点です。
マイホームを建てるとき、どうしても隣家との距離が近くなる場合や、間取りによっては道路から室内が見えてしまう場合があるでしょう。
「外から見えるかも」と心配しながら生活するのはストレスになってしまいます。
また、洗濯ものを干す場合も目隠しがあると、干す場所や干すものの制限が減り生活の利便性があがります。
防犯対策になる
目隠しを設置することは、防犯面においてもメリットがあります。
室内の様子が見えると、出勤時間や帰宅時間など、生活リズムを知られるリスクがあります。
また、「今は子どもしかいない」など、自宅内の今の状況を知られるリスクを下げられたり、高さのある目隠しで、外部からの侵入を物理的に防いだり、防犯性を高められます。
ベランダに目隠しをつけるときの注意点
ベランダに目隠しをつける際にはどのような点に注意をしたら良いのでしょうか。
ここでは4つの注意点をご紹介します。
強風で飛ばされるリスクがある
目隠しにはシェードなどをはじめ、簡単に取りつけられるものがあります。
また、DIYが趣味で自作したものを取りつける方などもいるでしょう。
しかし、きちんと固定して取りつけないと、風で飛ばされる可能性があります。
近隣住宅や通行人にぶつかると危険なため、目隠しを取りつける際は確実に固定しなければなりません。
特に、風が強い日や台風の前は、取りつけた目隠しにがたつきや紐の緩みなどがないか確認しましょう。
侵入されると外からわかりにくい
目隠しがあるからといって、防犯面のリスクがゼロになるわけではありません。
万が一ベランダ越しに侵入された場合、目隠しがあることで、かえって外から気付かれにくくなる危険性もあります。
プライバシーの確保や日よけ、省エネなどをメインの目的に目隠しを設置する場合であっても、目隠しを高くして侵入されにくくする、人影が見える程度の目隠しにするなど、防犯面も一緒に考えなくてはなりません。
風通しが悪くなる可能性がある
グリーンカーテンやすだれなど、比較的風通しの良い目隠しはありますが、素材や取り付けの仕方によっては、目隠しを設置することで風通しが悪くなる可能性もあります。
目隠しは、外からの視線を遮断できる一方、風も遮断してしまいます。風通しが悪くなることで、湿度が上昇してしまい、カビの発生などで衛生面に影響が出るリスクを考えておく必要があるでしょう。
上記同様、外からの視線と風通しのバランスを考えて目隠しの設置方法などを考えてみてください。
子どもの足場になる
目隠しのデザインや設置場所によっては、子どもの足場になってしまうリスクがあります。
特に、子どもの足がかけられる形状の目隠しは危険です。
まだ小さいから大丈夫と考える方もいますが、子どもは大人が想像する以上に高いところに登るのが得意です。歩けるようになったばかりの子どもであっても、目隠しやベランダの柵を乗り越える可能性があります。
また、乳幼児であっても意外と力は強いため、足や手をかけることで目隠しが外れる、倒れるなどしてケガにつながることも考えられるでしょう。
子どもの年齢に関わらず、足場にならない形状、場所への設置を検討してください。
まとめ
今回の記事では、ベランダやバルコニーに目隠しを設置する際、どの程度の費用がかかるのか、目隠しの種類やメリット、注意点などをご紹介しました。
目隠しの設置によって、プライバシーの確保や防犯性の向上などのメリットがあります。
一方で、人目を遮ることで出てくるリスクや子どもがいる場合の落下対策なども考えなければなりません。
安全で快適なマイホームにするために、バランス良く考えどのような目隠しをどのように設置するのかを検討しましょう。
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