ママの家づくり https://house.chintaistyle.jp Just another WordPress site Fri, 02 Feb 2024 07:52:49 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.2 ZEH住宅の認定は太陽光なしでも可能?詳しい基準を解説 https://house.chintaistyle.jp/article/zeh-non-sunlight/ Thu, 01 Feb 2024 11:08:29 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3781 優れた環境性能をもとに充実の補助金が受けられるZEH住宅ですが、「太陽光発電設備はいらない」と考える方もいるでしょう。 では、ほかのすべての基準を満たしていても、太陽光発電設備がなければZEH住宅に該当しないのでしょうか […]

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優れた環境性能をもとに充実の補助金が受けられるZEH住宅ですが、「太陽光発電設備はいらない」と考える方もいるでしょう。

では、ほかのすべての基準を満たしていても、太陽光発電設備がなければZEH住宅に該当しないのでしょうか。

太陽光なしでもZEH住宅に認定されるのか、補助金はどうなるのかなどを解説します。

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ZEH(ゼッチ)住宅は高断熱や高効率な省エネ設備を備えた年間の一次エネルギー消費量を正味ゼロ(またはマイナス)にした住宅のこと。日常の電気代の大幅な削減や災害時の蓄電利用など様々なメリットがあります。これからの住宅のスタンダートともいえるZEH住宅を実現するためにまずは、カタログの一括請求からスタートしてみませんか?

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ZEH住宅とは?補助金や基準を解説

ZEH住宅とは?補助金や基準を解説

まずはZEH住宅の基準を解説します。

通常より建築コストがかかるZEH住宅は、ぜひとも補助金を利用したいところ。

もらえる補助金の基準がどのようになっているのかも紹介するので参考にしてください。

ZEH住宅とは?

ZEH住宅は、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、意味はエネルギー収支をゼロ以下にする家のことです。

家全体の断熱性を高めつつ、太陽光などの再生可能エネルギーを利用して年間の電気代が0円以下になることを目指す住宅です。

わかりやすくいうと、ZEH住宅とは高性能な省エネ住宅です。

ZEH住宅の補助金とは?

ZEH住宅を建てるためには、高性能な断熱材や窓を採用したり、太陽光発電設備の導入が推奨されたりと建築コストがかかります。

ZEH住宅は通常の住宅と比べて費用面のハードルが高いものの、国や地方自治体にとって、より多くの住宅がZEH基準を満たすことが目標です。

そのため、国や地方自治体はさまざまな補助金制度を打ち出し、ZEH住宅の普及を目指しています。

太陽光発電なしの要望も増加中!

ZEH住宅でも推奨される太陽光発電設備は、電気代を少なく抑えるだけでなく、余剰分を売って収入にできることも魅力です。

しかし、売電価格は下降傾向にあり、都市部や多雪地域では十分な日照時間の確保が難しいなどの状況もあり、太陽光発電設備の導入に消極的な場合も少なくありません。

「ZEH基準相当の断熱性能は魅力的でも太陽光発電設備はいらない」と考える方が増えています。

太陽光必須?なしでもZEH住宅の認定は可能?

基本的にZEH住宅の認定には太陽光発電設備などの再生可能エネルギーを利用する発電システムの設置が必要です。

しかし、前述のとおり日照時間が少ないなどの理由から環境によっては太陽光発電設備を設置する効果が低く、必ずしも期待する効果が得られるとは限りません。

そのため、太陽光発電設備を設置しなくてもZEH認定を受け、区分に応じた補助金を受けられる制度が用意されています。

ZEHの3区分とは?太陽光なしでOKなのはどれ?グレード別に解説

ZEHの3区分とは?太陽光なしでOKなのはどれ?グレード別に解説

省エネ性能のグレードによって、ZEHは3つに区分されます。

  • ZEH
  • Nearly ZEH
  • ZEH Oriented

このうちZEH Orientedは、太陽光発電設備を設置しなくても認定を受けられる可能性があるグレードです。

『ZEH』(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

ZEHは強化外皮基準を満たした高断熱化、省エネかつ再生可能エネルギーを導入して年間のエネルギー消費量がゼロ未満になることを目指す基準です。

住宅の断熱性能を高めることで冷暖房で消費するエネルギーを削減し、太陽光などの自然エネルギーによる発電量が消費量を上回ることを目指しています。

Nearly ZEH(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

Nearly ZEHは、ZEHに近い水準の高断熱、省エネ性能がありつつも創エネ性能が低い場合の区分です。

例えば都市部の狭小地で日当たりが悪い、多雪地域で日射量が少ないなどの理由で十分な太陽光発電量を約束できない場合に適用されます。

ZEHはエネルギー消費量に対して発電量を上回ることを目指すものですが、Nearly ZEHは、ゼロに近づけることを目指す住宅です。

ZEH Oriented (ゼッチ・オリエンテッド)

ZEH Orientedは、東京23区などの都市部の狭小地および多雪地域の物理的な理由で十分な太陽光発電量を確保できない場合に適用される区分です。

ZEH住宅は創エネによる消費エネルギーの相殺が大きなテーマですが、物理的に難しい場合に創エネ設備なしでもZEH認定を受けられます。

対象となるのは以下の住宅で、ZEH同様に一次エネルギー消費量削減率20%などの基準は同じです。

都市部狭小地の場合

都市部狭小地とは、北側斜線制限の対象かつ敷地面積85平方メートル未満(約25坪)の土地を指します。

断熱性能や一次エネルギー消費量削減率20%などのZEH基準を満たす平屋以外の住宅がZEH Orientedの対象です。

上記の条件を満たせば、太陽光発電設備なしでもZEH認定を受けられる可能性があります。

多雪地域の場合

多雪地域とは、建築基準法により特定行政庁により定められた垂直積雪量1メートル以上の地域です。

多雪地域に該当する場合は、断熱性能や省エネ性能を満たしていれば創エネ設備なしでも認定を受けられる可能性があります。

東京都内なら「東京ゼロエミ住宅」も検討

東京都内なら「東京ゼロエミ住宅」も検討

東京都内で一戸建てを購入する場合は「東京ゼロエミ住宅」制度を利用するのも選択肢の一つです。

ZEH Oriented同様に太陽光発電設備などの創エネシステムの導入が必須条件ではないため、以下の条件を満たしていれば補助金の対象となる可能性があります。

  • 国土交通省が定める省エネ基準から窓を中心に強化した住宅(30万円)
  • ZEH相当の性能(50万円)
  • 北海道で求められる性能(210万円)

さらに太陽光発電設備、蓄電池、V2Hなどを導入する場合は、さらに多くの補助金が受けられるのも魅力です。

まとめ:太陽光なしのZEH住宅はメリットデメリットも考えて

太陽光発電設備なしでZEH住宅認定を受ける場合、初期費用を抑えられるのが大きなメリット。

ただ一方で受けられる補助金も安くなるため、総合的にみてどちらが良いのか検討する必要があります。

メリット、デメリットそれぞれをよく理解したうえで判断してくださいね。

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3階建ての狭小住宅を建てるメリットやデメリットは?間取りのポイントをご紹介 https://house.chintaistyle.jp/article/narrow-3floors/ Thu, 01 Feb 2024 11:03:54 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3773 狭小住宅は、土地が狭い分、床面積を多く確保するために3階建てになる場合が珍しくありません。 3階建ての住宅にすることで、たくさんのメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。 注文住宅で、3階建ての狭小住宅を検討 […]

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狭小住宅は、土地が狭い分、床面積を多く確保するために3階建てになる場合が珍しくありません。

3階建ての住宅にすることで、たくさんのメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。

注文住宅で、3階建ての狭小住宅を検討しているなら、メリットはもちろんのことデメリットや注意点をしっかり把握しておきましょう。

狭小住宅を3階建てで建築する場合の間取りを考えるためのポイントも紹介するのでぜひ参考にしてください。

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3階建ての住宅は十分な敷地面積がない都市部などにおいて、縦空間を活かした家といえるでしょう。子ども部屋や大きなベランダなど、注文住宅ならではの豊かな発想で理想的な暮らしを実現してみませんか?そんな3階建て住宅を実現するためにまずは、カタログの一括請求からスタートしてみませんか?

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3階建ての狭小住宅を建てるメリット

3階建ての狭小住宅を建てるメリット

はじめに、狭小住宅を3階建てで建てるメリットを紹介します。

狭小住宅はおおむね15坪以下の敷地に建てる家を指しますが、3階建てならば十分な床面積を確保できます。

ここでは、床面積を確保する以外のメリットも紹介するので、参考にしてください。

部屋数や収納スペースを確保しやすい

3階建てにすれば、縦方向に居住空間を広げられます。

狭小住宅は夫婦2人暮らし、もしくは夫婦と子ども1人の3人暮らしを想定して建てるケースが多いですが、3階建てならば4人暮らしでも十分な居住スペースを確保できるでしょう。

また、ロフトや収納スペースなどの多目的な空間も作れます。

狭小住宅の悩みは、収納スペースやゆとりのスペースが少なくなりがちなことですが、3階建てにするなら確保できます。

日当たりや眺望が良くなる

通常の一戸建ては2階なので、3階建てになると格段に日当たりがよくなります。

また、寝室などプライバシーを保ちたい部屋を3階に配置すれば、人目も気にならないでしょう。

このほか、3階建ての家を建てた場合、屋上を作ってガーデニングなども楽しめます。

周囲が戸建てばかりの場合なら、日当たりも申し分ないでしょう。

フロアや間取りの選択肢が増える

3階建てにすると、1階を事務所や教室、店舗などに商用利用したり、ビルトインガレージにしたりもできます。

立地条件が良い場所ならば、1階の店舗を貸し出してもいいでしょう。

また、3階建てならば狭小住宅でも2世帯住宅にできます。

このように、フロアや間取りの選択肢が増えるのも3階建てのメリットです。

災害対策も可能になる

3階建てにすると、例え1階が浸水しても2階、3階部分は無事なケースが多いです。

例えば、立地条件が良いけれど川が宅地より高い場合など、水害が発生しやすい場所に家を建てる場合は、3階建てにすると一階が水没しても2階、3階は無事の可能性が高く、被害のリスクも減らせます。

ただし、過信は禁物です。

家を建てる場所は災害マップも確認したうえ、少しでも災害リスクの低い場所を選びましょう。

3階建ての狭小住宅を建てるデメリット

3階建ての狭小住宅を建てるデメリット

今度は、狭小住宅を3階建てで建てるデメリットを解説します。

家は高価な買い物なので、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで3階建てにするのか、2階建てにしておくのか決断しましょう。

階段で、スペースや身体負担が増える

階段の上り下りは、思っている以上に体に負担がかかります。

年齢を重ねてからはもちろんのこと、子育て中も子どもを抱きかかえての上り下りは大変ですし、掃除などの手間も増えます。

また、家具や家電の搬入も階段は障害になりがちです。

狭小住宅の階段は一般的な住宅より幅が狭くなる場合もあります。

家具や家電の大きさによっては階段を通れず、設置に苦労する場合もあるでしょう。

階段の分、居住スペースが少なくなるのもデメリットです。

ホームエレベーターを設置する方法もありますが、費用がかかり階段よりもさらにスペースを取るので、よく検討してください。

建物の耐久性や耐震性に注意

3階建ての家は2階建てより重いので、地盤を強固にする必要があります。

土地によっては補強工事に費用と期間がかかるでしょう。

また、地震が来た場合、2階建ての建物より3階建ての建物のほうが揺れが大きくなります。

地震以外でも、トラックの振動や台風などの強風で家が激しく揺れる場合もあるでしょう。

少しでも静かな環境で暮らしたい方は、3階建ては強風や地震で激しく家が揺れることがデメリットになります。

冷暖房効率や温度差対策が必要

家が縦方向に大きい場合、冷暖房効率が悪くなりがちです。

特に、1階から3階まで階段が続いていて吹き抜けの場合、夏は3階が暑く、冬は1階が寒くなり、新築だけれど冬が寒い家になる恐れがあります。

これは、暖かい空気が上に、寒い空気が下に行く性質があるためです。

冷暖房効率を良くしたい場合、高気密・高断熱の家を建てるために断熱材をしっかりと入れたり、二重窓にしたりするなど工夫が必要です。

しかし、高気密・高断熱の家を建てる場合、その分費用は高くなります。

費用が嵩む

狭小住宅は通常の戸建てに比べて建築費用を抑えられるメリットがありますが、3階建ての場合は建築費用が2階より高くなるので、狭小住宅ならではのメリットが少なくなります。

また、3階建ての家を建てる場合、構造計算の提出義務があるので作成費用も必要です。

その結果、予算を大幅にオーバーするケースもあるでしょう。

3階建ての狭小住宅を建てる際の注意点

3階建ての狭小住宅を建てる際の注意点

最後に、3階建ての狭小住宅を建てる際の注意点をまとめます。

3階建てか2階建ての家を建てるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

法規制が多いので注意

3階建ての家は「第一種低層住居専用地域」や「第二種低層住居専用地域」などの一般的な住宅街では高さ制限があるため、建てられません。

どうしても建てたい場合は各階の天井をかなり低くする必要があります。

また、建ぺい率、容積率、斜線なども用途地域ごとに制限があるため、3階建ての家が建てたい場合は最初にその旨を不動産業者に伝えておきましょう。

場合によっては希望の地域に住むか、3階建ての家を選ぶかの選択が必要です。

このほか、間取りも2階建ての家のほうが選択肢が広いケースもあります。

3階建ての家を建てたい場合は、実例豊富なハウスメーカーや工務店に相談し、3階建て以外の選択肢もあるかどうかも聞いておくといいでしょう。

まとめ:後悔しない間取りや構造にするために

住居専用地域に指定された立地で3階建ての家を建てたい場合、間取りや高さにどうしても制限が出がちです。

3階建ての家を建てたい場合は、まず土地探しから慎重におこないましょう。

また、3階建ての狭小住宅を建てた実績がある工務店やハウスメーカーに相談すれば、間取りや構造のアドバイスももらえます。

土地探しからおこなっているハウスメーカーもあるので、実績豊富なハウスメーカー探しから手をつけるのがおすすめです。

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狭小住宅の間取りや導線を考えるときに注意したいこととは? https://house.chintaistyle.jp/article/narrow-floorplan/ Thu, 01 Feb 2024 10:59:51 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3765 東京や大阪などの大都市で注文住宅を建てる場合、15坪以下の狭小住宅になるケースは珍しくありません。 狭小住宅でも間取りや導線の作り方次第で、とても住みやすい家になります。 この記事では、狭小住宅で住みやすい間取りや生活導 […]

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東京や大阪などの大都市で注文住宅を建てる場合、15坪以下の狭小住宅になるケースは珍しくありません。

狭小住宅でも間取りや導線の作り方次第で、とても住みやすい家になります。

この記事では、狭小住宅で住みやすい間取りや生活導線を作るためのポイントや注意点などを紹介します。

これから注文住宅を建てる予定の方は、ぜひ参考にしてください。

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狭小住宅とは?特徴やメリットを紹介

狭小住宅とは?特徴やメリットを紹介

はじめに、狭小住宅の定義や特徴、メリットを解説します。

家は、広いほうが良いイメージがあるかもしれませんが、狭小住宅ならではの利点もあります。

間取りや導線を考えるにあたって、狭小住宅の定義や特徴を知っておくと役立つでしょう。

狭小住宅とは?定義や目安、特徴

狭小住宅は法律などによって定められた定義はありません。

しかし、おおむね15坪以下(50㎡)の土地に家を建てる場合は「狭小住宅」と呼ばれます。

東京や大阪などの都市部で、駅が近いなど立地条件が良い土地は値段も高い傾向です。

しかし、15坪以下ならば価格もお手頃な不動産も増えます。

注文住宅を建てる際、立地条件を最重要視するならば狭小住宅も視野に入れて、家造りをするのがおすすめです。

狭小住宅を建てるメリット

狭小住宅を建てる最大のメリットは、立地条件の良い場所に手頃な価格で家を建てやすいことです。

特に、東京や大阪などの都市部は立地条件によって不動産の値段がかなり変わってきます。

特に名が知られている地域の不動産は、値段が高い傾向です。

どうしても家を建てたい地域があるけれど、坪単価がかなり高くて躊躇する場合でも、狭小住宅ならば予算内に収まるケースも多いでしょう。

また、坪数が少ない分建築コストを抑えられることや、固定資産税も安くなることもメリットです。

狭小住宅の間取りの注意点やポイント

狭小住宅の間取りの注意点やポイント

狭小住宅の間取りは、一般的な戸建て住宅より狭い分、さまざまな制約があります。

また、狭小住宅は住宅密集地に建てられる場合も多いので、騒音などにも配慮が必要です。

ここでは、狭小住宅の間取りを考える際に抑えるべきポイントや注意点を紹介します。

生活動線を効率化した間取りに

狭小住宅は床面積を確保するため、2階建て、3階建てになる場合が多いです。

生活動線が縦に長くなるので、効率を考えて間取りを決めましょう。

例えば、キッチンとお風呂、洗濯機置き場(浴室)を一つの階にまとめれば、洗濯と炊事がしやすくなります。

階段の上り下りは段数は少なくても1日何度も往復するのは大変なので、家事をする際は可能な限り階段を上り下りが少なくなるように間取りを考えましょう。

騒音やプライバシーに配慮した間取りに

狭小住宅は住宅密集地に建てられることが多く、隣家との距離も近くなりがちです。

そのため、窓の位置には注意しましょう。

例えば、寝室の窓が隣家のリビングの窓と同じ位置にあれば、プライバシーを保つのが難しくなります。

お風呂や寝室など、プライバシーを保ちたい場所は人目に付きにくい上階か、窓の前に目隠しを付けるなど工夫しましょう。

また、音が隣家に伝わりにくいよう壁や窓を防音仕様にするのも効果的です。

収納アイデアも必要!スペースを無駄なく活用

狭小住宅は生活スペースを確保するために、どうしても収納スペースに使える面積は狭くなります。

かといって収納スペースが少ないと、整理整頓がうまくいきません。

限られた床面積を有効活用するには、階段下などのデッドスペースも無駄なく利用しましょう。

また、壁面を収納スペースにしたり、床下収納を作ってパントリーにしたりと工夫が必要です。

ただし、デッドスペースを活用する場合は使い勝手も考えましょう。

高すぎる場所にある収納や逆に腰を屈めないと使えない収納ばかりだと、収納を多くしても活用しきれなくなりがちです。

採光や通風を考え、圧迫感を感じない工夫を

壁と壁の間が近いと、圧迫感を覚えがちです。

スキップフロアを設けるなどして、狭い家特有の圧迫感を覚えないようにデザインを工夫しましょう。

また、住宅密集地で目隠しを付けないと外からの視線が気になる場合、天窓や地窓を設けるなどして、採光が悪くなりすぎないように注意してください。

目隠しつきの窓ばかりだと昼間も薄暗くなりがちです。

敷地に余裕がある場合は中庭を設け、そこに面して窓を作ると日当たりと開放感の両方を得られます。

固定しすぎず、可変性のある間取りに

狭小住宅の場合、間取りを固定しすぎてしまうとどうしても狭苦しくなりがちです。

大きな部屋を必要に応じて区切って使えるようにしたほうが、使い勝手がよくなります。

例えば、子どもが複数いる場合は最初から個室を与えるより小さいときは大きな部屋を共有で使い、大きくなったらパーティションで区切るといった使い方をするなどです。

大きな部屋を都合に合わせて区切って使えるようにすれば、家族構成が変わっても住みやすい家になるでしょう。

狭小住宅の間取りで後悔しないために

狭小住宅の間取りで後悔しないために

家を建てる際には、守らなければならない法律や条令がたくさんあります。

例えば、理想的な間取りの狭小住宅を雑誌などで見つけ、「これと同じような家を作りたい」と思っても場所によっては叶わない場合もあるでしょう。

ここでは、狭小住宅の間取りで後悔しないための方法を紹介します。

実績豊富なハウスメーカーとよく話し合う

狭小住宅を建てる場合は、実績豊富なハウスメーカーを複数ピックアップして相談しましょう。

可能ならば、全国に支社を持つメーカーと地域密着型のメーカーの両方に相談すると、全国的な流行から、地域ならではの注意点まで教えてもらえます。

また、現在の家族構成はもちろんのこと、家族が増える可能性が高い場合はその旨を伝えておきましょう。

このほか、家は何十年も住むところなので、現在だけでなく10年後、20年後を考えて間取りを考えてくださいね。

若いときは良かったのに、年を取るにつれて住みにくくなる家を造ると大変です。

まとめ:事例も参考に納得できる間取りに

同じ地域に狭小住宅がある場合は、既存の間取り事例も参考にしつつ自分の希望を取り入れた家を考えましょう。

注文住宅の場合、自分のこだわりを実現したいと考えている方は、工務店の意見も聞くのもおすすめです。

オシャレでも使い勝手の悪い家は、時間が経つにつれて住みにくくなっていく可能性があります。

できるだけ時間をかけて、使い勝手の良い間取りや導線を考えてみてくださいね。

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高気密住宅で石油ストーブの使用はNGなのか?暖房機器の検討で知っておきたいこと https://house.chintaistyle.jp/article/highly-airtight-stove/ Thu, 01 Feb 2024 10:56:10 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3757 高気密住宅は、外気の影響を受けにくく、冷暖房効率の良い家として知られています。 メリットは数多くありますが、石油ストーブが使えないというのは本当なのでしょうか。 結論からいえば、高気密住宅で石油ストーブの使用はおすすめで […]

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高気密住宅は、外気の影響を受けにくく、冷暖房効率の良い家として知られています。

メリットは数多くありますが、石油ストーブが使えないというのは本当なのでしょうか。

結論からいえば、高気密住宅で石油ストーブの使用はおすすめできません。

この記事では、その理由と適切な暖房器具の選び方、暖房器具の使い方の注意点まで詳しく解説します。

ぜひ参考にして、暮らし心地の良いマイホームづくりにお役立てください!

高気密・高断熱な家を建てたい!
家の隙間を可能な限り少なくした「気密性」と断熱サッシなどで断熱性能を高めた「高断熱性」を備えた高気密・高断熱住宅は夏は涼しく冬は暖かく過ごすことが可能になり、快適な住環境と光熱費の抑制につながります。そんな高気密・高断熱な家づくりを実現させるためにまずは、カタログの一括請求からスタートしてみませんか?

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高気密住宅とは?

高気密住宅とは?

高気密住宅とは、その言葉のとおり家の外部と窓や床、壁や天井との間に発生する隙間が少なく、気密性の高い住宅をあらわす言葉です。

一般的に、質の良い建築素材や断熱材、気密テープ、防湿シートなどを使って実現されます。

高気密住宅の大きな特徴は、外部との隙間が少ないことにより、暖気や冷気を逃すことが少なくなり、外気の影響を受けにくい点。

そのため、冷暖房によって快適になった室内の温度を保ちやすく、省エネが可能となるメリットが期待できます。

高気密住宅で石油ストーブを使ってはいけない理由

高気密住宅で石油ストーブを使ってはいけない理由としては、一酸化炭素中毒のリスクや結露が主なものとして挙げられます。

一酸化炭素中毒のリスクがある

室内の気密性を追求した高気密住宅は、極端ないい方をすると室内を密閉しているような状態となります。

一般的な住宅であれば家の隙間から換気がなされるため、石油ストーブの使用中はある程度の換気に気を遣うだけで問題ありません。

一方で、高気密住宅では隙間がほぼないため換気が十分になされず、一酸化炭素中毒を起こすリスクが大きくなってしまいます。

高気密住宅にも24時間換気システムはありますが、それだけでは換気には不十分。

石油ストーブを安全に使用するためには30分に1回以上の頻度で換気が必要です。

ただし、30分に1回の換気では効果的に部屋を暖めることがむずかしいため、あまりおすすめできません。

結露が起きやすくなる

石油ストーブは空気を燃焼させるときに水蒸気を発生させるため、室内を加湿している状態になります。

これが、石油ストーブを使用したときに室内に結露が発生しやすくなってしまう理由です。

部屋の加湿は良いことと思われるかもしれませんが、結露が起こることによって木材腐朽菌が発生し、木造住宅には大きなダメージを与えてしまいます。

また、壁や床の汚れを招きやすいこと、カビやダニの繁殖による健康被害も起きやすくなることなどもデメリットといえるでしょう。

高気密住宅におすすめの暖房器具

高気密住宅で石油ストーブをおすすめしない理由をご紹介しましたが、おすすめの暖房器具はどのようなものでしょうか。

エアコン、床暖房など、候補となる暖房器具をご紹介します。

エアコン

エアコン

高気密住宅は密閉度が高いため、冷暖房効率がよくなるメリットがあります。

そのため、エアコンだけで暖房をまかなえるケースも多いでしょう。

おすすめは、温度の自動調節ができるタイプです。

一度部屋全体が暖まったら、その暖気を逃しにくいため、自動調節できるタイプであれば省エネが実現しやすいでしょう。

ただし、エアコンは空気が乾燥しやすいデメリットもあるため、気になる方は湿度調節もできる換気システムを採用しておくとカバーしやすくなります。

温水式床暖房

高気密住宅では、温水式床暖房もおすすめです。

床暖房には電気式と温水式がありますが、電気式は床下に設置した電熱線に通電させて部屋を暖める方式、温水式はガスで温かくした水を床下のパイプに通すことによって部屋を暖める方式です。

温水式の床暖房であれば、まんべんなく部屋が暖められ、低温やけどをしたり電磁波の影響を気にしたりなどの心配もありません。

暖まるまで時間がかかるデメリットもありますが、電気ストーブなどを併用すると快適に過ごしやすくなります。

FF式ファンヒーター

FF式ファンヒーターのFFとは、forced draft balanced flueつまり強制給排気式のことをいいます。

FF式の場合、給排気筒を通して排気ガスを外に出すため、高気密住宅でも一酸化炭素中毒になるリスクがなく、安心して使用できます。

ただし、給排気筒の穴をあける必要があるため住宅の気密性が落ちる点と、一度設置場所を決めると動かせない点はデメリットといえます。

高気密住宅で暖房器具を使用するときの注意点

最後に、エアコンの設置場所や換気システムの使い方など、高気密住宅で暖房器具を使用するときに押さえておきたい注意点を解説します。

温度変化が結露の原因になる

温度変化が結露の原因になる

そもそも高気密住宅は結露しにくい構造になっていますが、室温の変化が大きいと結露の原因となってしまいます。

暖房器具の使用、洗濯物の室内干しなどにより結露が発生しやすい状態となってしまうため、暖房器具の選び方に注意する、室内干しはなるべく避けるなど工夫しましょう。

エアコンの設置場所は計画時によく考える

高気密住宅は冷暖房効率が良いため、設置場所によってはエアコンは1台で足ります。

そのため、どこに設置すれば効率よく暖められるか、計画段階でよく検討しておくのがおすすめです。

住んでみて足りなければ増設を考えても良いですが、電気ストーブなど他の暖房器具と併用するのも一つの方法です。

寒くても24時間換気システムを止めてはいけない

1990年代から、シックハウス症候群という、家具や建材から発生する化学物質などによる健康への影響が問題になりました。

特に高気密住宅では、揮発した化学物質が家の外に排出されにくく、健康被害が出やすいといわれています。

このシックハウス症候群の予防のためにも重要なのが24時間換気システム。

臭いやほこりを排出するだけではなく、室内の有害物質も排出しています。

高気密住宅で寒さを感じても、24時間換気システムを止めてしまうのは健康被害につながる可能性もあるため、NGであると押さえておきましょう。

まとめ

省エネが叶う、暮らし心地の良さが魅力の高気密住宅。

ただし、石油ストーブで暖を取るのはむずかしいため、あえて選ぶのは避けたほうが良いでしょう。

安心して使える暖房器具を選び、使い方も工夫することで、快適な暮らしが実現できます。

今回ご紹介した暖房器具や使い方を参考にしながら、ぜひ、マイホームづくりの計画段階からしっかりと考えてみてくださいね。

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高気密住宅を建てて住むことのメリット・デメリットとは? https://house.chintaistyle.jp/article/highly-airtight-housing/ Thu, 01 Feb 2024 10:51:25 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3749 マイホームのことを調べていると、高気密住宅や高断熱住宅という言葉をよく聞きませんか? せっかく家を建てるなら、住み心地が良いことはもちろん、長く住める構造の家を選びたいものです。 高気密住宅は、外気が入りにくい構造になっ […]

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マイホームのことを調べていると、高気密住宅や高断熱住宅という言葉をよく聞きませんか?

せっかく家を建てるなら、住み心地が良いことはもちろん、長く住める構造の家を選びたいものです。

高気密住宅は、外気が入りにくい構造になっているため冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるといわれています。

住んでから後悔しないよう、メリットもデメリットをしっかり理解したうえでマイホームづくりを進めていきましょう。

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家の隙間を可能な限り少なくした「気密性」と断熱サッシなどで断熱性能を高めた「高断熱性」を備えた高気密・高断熱住宅は夏は涼しく冬は暖かく過ごすことが可能になり、快適な住環境と光熱費の抑制につながります。そんな高気密・高断熱な家づくりを実現させるためにまずは、カタログの一括請求からスタートしてみませんか?

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高気密住宅とは?

高気密住宅とは?

高気密住宅は、壁の内側や床下に断熱材・防湿シート・気密テープ等を使用して気密性を高めている住宅のことです。

隙間がしっかりと埋められているため外気が入りにくく、温かい空気を室内に留められます。

また、冷暖房効率が高いため光熱費を抑えられ、外の音を遮音する効果も高いのも特徴です。

さらに高気密住宅は結露の防止にも大きな効果があり、室内でカビが発生するのを抑える効果も期待できます。

高気密住宅は人にも家にもやさしく、結露が抑えられることで住宅の耐久性も高いとされています。

高気密住宅のメリット

高気密住宅のメリット

高気密住宅のメリット5つを詳しく解説します。

家を建てる予定がある方はしっかりと確認しておきましょう。

光熱費が抑えられる

高気密住宅では、家の隙間ができないように施工されているため、室内の空気が漏れにくく冷暖房が効率的に使えるのが魅力。

室内の気温を一定に保ちやすく、光熱費の節約も期待できます。

外気温からの影響を受けにくく、さらに冷暖房効率が良いため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのがメリットです。

ヒートショックのリスクを軽減できる

高気密住宅は、家のなかでの気温差がほとんどないため、ヒートショックのリスクも軽減できるとされています。

ヒートショックとは、脱衣所から浴室に移動する際など、急激な温度変化で血圧が激しく上下してしまうことです。

特に冬場のリスクが高く、高齢者のお風呂場での事故が多く報告されています。

高気密住宅では、リビングや廊下、脱衣所なども気温が一定に保てるため、ヒートショックのリスクを減らして安心して暮らせるでしょう。

住宅が長持ちする

高気密性住宅は室内温度が一定に保たれているため、結露が発生しにくくカビも生えにくいメリットがあります。

結露はカビができやすくなる原因で、家の素材はカビで劣化しやすいため、なるべくカビが生えない環境を保つことが大切です。

部屋干しの洗濯物が乾きやすい

気密性が高いと、室温だけでなく湿度も一定に保たれやすくなります。

そのため、洗濯物を部屋干ししても、一般的な家より乾きやすい点も魅力です。

冷暖房や空調を使えば、家のなかで空気の循環をつくれるため、さらに乾きやすくなります。

乾くまでの時間が短縮されると、雑菌の繁殖も抑えられるため部屋干しでの臭いも軽減できます。

花粉や黄砂が気になる時期は、嫌な臭いを気にせず洗濯物を乾かせるでしょう。

遮音効果が期待できる

高気密住宅は隙間が少なく、壁の内側にしっかりと断熱材が貼られているため、遮音効果も期待できます。

普段は、窓を閉めていれば外の騒音はほとんど気にならないでしょう。

反対に、室内の音が外に漏れにくいため、子どもの声や夜泣きをする赤ちゃん、ペットの鳴き声が気になる方におすすめです。

高気密住宅のデメリット

高気密住宅のデメリット

続いて、高気密住宅のデメリットを解説します。

高気密住宅の建築を考えている場合は、デメリットまでしっかり目を通してくださいね。

室内が乾燥しやすい

高気密住宅は室内に湿気が入りにくい分、乾燥しやすくなる傾向があります。

乾燥が気になる時期は加湿器でバランスをとれますが、空調設備を選ぶ時点で対策するのがおすすめです。

熱交換型の換気システムもあるため、計画段階で建築会社に相談をして、自分たちもしっかり調べるようにしましょう。

建築費用が高くなる

高気密住宅はメリットが多くありますが、その分一般的な住宅よりも初期費用が高くなる傾向もあります。

ただし、建築後の光熱費やメンテナンスコストは抑えられるケースが多いため、コストパフォーマンスは総合して考えるようにしましょう。

高気密住宅の建築費用は、選ぶハウスメーカーによっても変わるため、相見積もりをとるようにしてくださいね。

内部結露のリスクがある

高気密住宅は、隙間がないことで結露が起こりにくいとされています。

しかし、施工時に少しでも壁のなかに隙間ができてしまうと内部結露を起こす可能性があります。

建築後のトラブルが起きないよう、施工を丁寧にしてくれるハウスメーカーや工務店をしっかり選んで依頼しましょう。

シックハウス症候群のリスクがある

シックハウス症候群は、家の隙間から空気が出ていかない高気密住宅で起こりやすいトラブルの一つです。

シックハウス症候群になると、めまいや頭痛、喘息や鼻炎などが引き起こされるといわれています。

高気密住宅では適切に換気をおこなわないと、建材や家具などに使われている塗料や接着剤などの化学物質が揮発して室内にこもり、健康被害が出るリスクがあります。

しかし、基本的には24時間換気が義務付けられているため、これから新築で家を建てる場合は過度な心配はいりません。

石油ストーブが使えない

石油ストーブは、高気密住宅では使用できないため暖房器具を選ぶときは注意が必要です。

24時間の換気システムを導入していても、石油ストーブを使用すると一酸化炭素中毒になるリスクが高まってしまいます。

これは、石油ストーブから水分と一緒に二酸化炭素や有毒な燃焼ガスが発生するからです。

高気密住宅では、外気が室内に入りにくい構造になっているため、燃焼に必要な酸素が不足して一酸化炭素中毒になりやすいからとされています。

どうしても石油ストーブを使用したい場合は、30分に1回以上は窓を開けて換気を徹底するようにしてください。

まとめ

この記事では、高気密住宅に住むメリットとデメリットを解説しました。

高気密住宅は初期費用こそ高くなるものの、住んだあとは光熱費が抑えられるなど、長い目で見て判断する必要があります。

メリットを知っておくことはもちろん大切ですが、どのようなデメリットがあるかを知っておくことで、長く快適に住み続けるための対策もできます。

高気密住宅のメリットとデメリットをしっかり理解したうえで、どのような住宅をつくるかを計画してくださいね。

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ペニンシュラキッチンの特徴って?選び方のポイントと併せてご紹介します https://house.chintaistyle.jp/article/peninsula-kitchen-features/ Fri, 12 Jan 2024 07:52:00 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3686 ペニンシュラキッチンは明るく開放的に見えることもあって、家をおしゃれにしたい方を中心に人気のあるキッチンです。 キッチンのタイプでいえばアイランドキッチンと似ていますが、明確な違いがあります。 この記事ではペニンシュラキ […]

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ペニンシュラキッチンは明るく開放的に見えることもあって、家をおしゃれにしたい方を中心に人気のあるキッチンです。

キッチンのタイプでいえばアイランドキッチンと似ていますが、明確な違いがあります。

この記事ではペニンシュラキッチンを採用するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

またアイランドキッチンとの違い、家を建てたり、リフォームしたりするときに役立つペニンシュラキッチンの選び方なども紹介するので、ぜひ家づくりの参考にしてください。

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ペニンシュラキッチンとは?

ペニンシュラキッチンとは?

ペニンシュラキッチンとは、キッチンのなかでもダイニングなど居住空間との壁がなく、さらにキッチンカウンターの左右どちらか片方が壁に接しているものを指します。

「ペニンシュラ」とは半島のことで、上からペニンシュラキッチンを見ると壁から突き出した半島にも見えることから、この名がついたといわれています。

ペニンシュラキッチンと間違われやすいのがアイランドキッチンです。

アイランドキッチンはペニンシュラキッチンと同じように、居住空間との間に壁や立ち上がりがないタイプですが、キッチンカウンターは壁に接しておらず、島のように独立しています。

ペニンシュラキッチンのメリット・魅力

ペニンシュラキッチンのメリット・魅力

ペニンシュラキッチンが支持を集めるにはどのような理由があるのでしょうか。

ペニンシュラキッチンのメリットや魅力をまとめました。

家族とのコミュニケーションが取りやすい

リビングダイニングと対面の形となるペニンシュラキッチンは、家族とコミュニケーションがとりやすいのがメリットです。

キッチンと居住空間との間に壁が立ち上がっているとお互いに様子が見えませんが、ペニンシュラキッチンならお互いの顔を見ながらキッチンで家事ができます。

配膳の際、できあがった料理をカウンターから直接ダイニングの家族に手渡せるのも便利です。

開放感がある

ペニンシュラキッチンではキッチンと居住空間との間に壁や間仕切りがないため、キッチン側から見ても、リビングダイニング側から見ても、開放的なのが魅力です。

リビングダイニング側からペニンシュラキッチンを見たとき、生活感が出るため隠したいと考える人もいるかもしれません。

この場合は部分的に手元だけを隠せるよう、立ち上がりの壁を作れば解決します。

レイアウトの自由度が高い

ペニンシュラキッチンはキッチンの片側を壁に付けるため、広さに余裕のないLDKでも採用しやすいのが特徴です。

アイランドキッチンの場合は壁に付けないため左右に通路が必要ですが、ペニンシュラキッチンは片側だけで良いため、空間に余裕を持たせることができるでしょう。

またどちら側の壁に設置するかも決まりはなく、レイアウトの自由度が高いといえます。

掃除の範囲が限定的

ペニンシュラキッチンやアイランドキッチンではシンクやコンロの周辺に壁がないため、水はねや油はねなど、ダイニング床の汚れが気になることもあるでしょう。

しかしペニンシュラキッチンの場合は、片側が壁に接している分、アイランドキッチンよりも床の汚れを防ぐことができます。

ペニンシュラキッチンのデメリットと対策

ペニンシュラキッチンにはデメリットもありますが、適切な対策で問題を縮小できます。

ペニンシュラキッチンのデメリットと対策を解説します。

収納が不足する

ペニンシュラキッチンは開放感を確保するため、天井に吊り戸棚をつけないデザインが多くみられます。

吊り戸棚がない場合、シンク下の収納だけでは不十分かもしれません。

他の場所にスペースが取れれば、パントリーや収納棚を設置することで収納を増やせます。

別の場所に収納を作れない場合、見せる収納としてリビングダイニング側から見えてもおしゃれな調理器具を使う、モノの全体量を減らすなどの工夫をすると良いでしょう。

匂いや煙がリビングダイニングに行き渡る

開放的なキッチンは匂いや煙も広がりやすいのが難点です。

リビングダイニングとの間に仕切りがないため、ペニンシュラキッチンでは調理の匂いや煙に悩む方も多くみられます。

この場合、リビングダイニングの広さに対応した換気扇をつけるのがおすすめです。

あわせて消臭剤で対策するなど工夫をすると匂いが抑えられます。

水はねや油はねが気になる

ペニンシュラキッチンをはじめとするオープンキッチンでは、水はねや油はねが気になることも多いでしょう。

オープンでないキッチンに比べてこまめに掃除をしなければならず、手間に感じるかもしれません。

ペニンシュラキッチンではすべてをオープンではなく、コンロの前だけに低い壁を設置することもできます。

シンク周りには水はねガードを設置するなどして対策すると良いでしょう。

生活感が出やすい

ペニンシュラキッチンではリビングダイニング側からキッチンが見えやすくなります。

先ほど触れたように収納不足になるケースもあるため、出しっぱなしのものが見えるなど生活感が出やすいでしょう。

この場合、腰壁やカウンターを設置することで、手元が丸見えにならないよう工夫できます。

普段は開放感を大切にしたい場合は、来客時のみパーテーションを置いて隠す方法も検討してみてください。

ペニンシュラキッチンの選び方

ペニンシュラキッチンの選び方

キッチンを選ぶ際、どのようなポイントに着目して選べば良いでしょうか。

ここではペニンシュラキッチンの選び方をご紹介します。

予算を決めておく

キッチン設備のなかでもペニンシュラキッチンは比較的高額です。

あらかじめ予算を決めておくと選びやすいでしょう。

ペニンシュラキッチンが高額になりやすいのは、設備のグレードやオプションが多数あり、きれい、便利なものを付けるほど金額に反映されるためです。

リビングダイニング側から見えることで、より見栄えが良くおしゃれなものが求められやすいためでもあります。

どのオプションも付けたくなるのが高額化する原因の一つです。

あらかじめ予算を決めておくと、必要なものとそうでないものを判断するのに役立ちます。

家事動線と設置スペースを確認しておく

ペニンシュラキッチンを選ぶ際、作業スペースやキッチンまわりの家事動線を考えておくことが大切です。

スペースが広ければ良いわけではありません。考えるべきはワークトライアングルと呼ばれるキッチン内の配置です。

ワークトライアングルとはシンク・コンロ(クッキングヒーター)・冷蔵庫の3つが形成する三角形のことで、それぞれの中央部を結ぶ三角形の3辺の和が3.6メートルから6メートル程度に収まると、動線がスムーズで家事がしやすいといわれています。

また食器棚などあとから家具を置く場合は、そのスペースも忘れずに確保しておきましょう。

収納を増やせる工夫をする

ペニンシュラキッチンで吊戸棚を作らない場合、収納力が足りないこともあるのは先ほど触れたとおりです。

したがって他の場所に収納を増やす工夫をしたうえで、キッチンを選択すると良いでしょう。

キッチンまわりにあまりスペースがない場合は、収納棚は作れません。

そこでキッチンの隣にパントリーを作ったり、食洗器をつけずに収納にしたり等の工夫が必要です。

もっとも、近年食洗機は、家事工数だけでなく節水の観点からも重視されることの多いアイテムでもあるため、慎重に選択してください。

まとめ

ペニンシュラキッチンは、開放的な空間を演出できる自由度の高いキッチンです。

コミュニケーションがとりやすい、レイアウトの自由度が高いなど、たくさんのメリットもあります。

一方、ペニンシュラキッチンのデメリットを考えると二の足を踏む方もいるかもしれません。

しかし、デメリットをカバーする対策をあらかじめ考えておけば、おしゃれで好みの空間を演出しやすくなるでしょう。

ペニンシュラキッチンの特徴をつかみ、ぜひ理想のキッチン作りに役立ててください。

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アイランドキッチンを選ぶメリットとデメリットは?選び方の注意点も解説します https://house.chintaistyle.jp/article/island-kitchen-merit/ Fri, 12 Jan 2024 06:46:40 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3684 マイホームづくりで、アイランドキッチンの導入を検討する方も多いのではないでしょうか。 アイランドキッチンは対面式キッチンの一つの型で、周りを一周回れる島のように設置するキッチンです。 開放感がいっぱいでおしゃれな点がメリ […]

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マイホームづくりで、アイランドキッチンの導入を検討する方も多いのではないでしょうか。

アイランドキッチンは対面式キッチンの一つの型で、周りを一周回れる島のように設置するキッチンです。

開放感がいっぱいでおしゃれな点がメリットですが、広いスペースが必要であるなど、知っておくべきポイントもあります。

この記事ではアイランドキッチンのメリット・デメリットや、選ぶ際の注意点をご紹介します。

ぜひマイホームづくりの参考にしてください。

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アイランドキッチンとは?

アイランドキッチンとは、対面式キッチンの一つです。

アイランドという言葉のとおりキッチン全体が島のように独立しており、周りをぐるりと一周歩けるような形で設置されます。

対面式キッチンにはペニンシュラ型などさまざまなタイプがありますが、アイランドキッチンはキッチンのどの部分も壁につながることがなく、独立した形となっているのが特徴です。

アイランドキッチンのメリット

アイランドキッチンのメリット

開放感があっておしゃれな雰囲気は、アイランドキッチンの代表的なメリット。ここでは、いくつかのメリットをご紹介します。

開放感がある

アイランドキッチンは、壁に接する部分がないため開放感が感じられるのが特徴です。

開放感があっておしゃれな雰囲気が演出できるだけではなく、リビングダイニングが見渡せるのもメリット。

家族の気配が感じられるほか、リビングのテレビを見ながらの作業も可能となるため、料理をしながらの過ごし方も広がります。

複数人で料理ができる

アイランドキッチンでは、キッチンを囲むように人が立てるため、複数人で作業がしやすいのもメリットとして挙げられます。

子どももお手伝いがしやすく、家族で料理を楽しむ際にもぴったり。

また、料理をしている姿を見せられますし、ダイニングやリビングにいる人とも距離を感じにくいため、ホームパーティーが好きな方にも向いています。

コミュニケーションが取りやすい

前述のように、開放的でリビングやダイニングの家族やお客さんとの会話が楽しめるのがアイランドキッチンの魅力。

家族みんなでキッチンに立つことができるほか、リビングにいる家族とも気軽に話せる、子どもの見守りをしやすいなど、コミュニケーションが取りやすいことも大きなメリットといえるでしょう。

使いやすい家事動線が実現する

キッチンの左右が通路となるアイランドキッチンでは、家族と動線が被ることがほとんどありません。

料理中に家族が冷蔵庫に飲み物を取りに来ても、さほど気になることはないでしょう。

また、できあがった料理をキッチン側から家族に手渡せば、回り込んで配膳する必要がありません。

両側が通路となるため、どう配置したら使いやすいか、キッチンでの家事が楽になるか、さまざまなパターンを検討してみてください。

アイランドキッチンのデメリット

アイランドキッチンには、広いスペースが必要である点や収納が不足しやすいなどデメリットもあります。

広いスペースが必要

アイランドキッチンはもともとサイズが大きく、さらに左右に通路を作るため広いスペースが必要となります。

十分な延べ床面積があるマイホームなら良いですが、限られたスペースにアイランドキッチンを作ると、リビングダイニングのスペースが狭くなってしまうかもしれません。

くつろぎスペースであるリビングを広く取りたい場合は、アイランドキッチン以外の選択肢も考える必要があります。

収納が不足しがち

収納が不足しがち

アイランドキッチンは開放感がある一方で、収納が不足しがちです。

開放感を優先させると、キッチン上部に吊り戸棚を設けることも難しく、シンク下収納だけでは収納力が十分とはいえません。

そのため、パントリーや背面収納、床下収納などを設けることで、足りない収納を補うことも考えておくと良いでしょう。

もし食洗機をあまり使わないなら、思い切って食洗機をなくし、そのぶん収納を増やすのも一つの方法です。

油はねが気になる

アイランドキッチンはコンロの前面に壁がないため、油がはねてダイニングの床や家具を汚してしまうことがあります。

まめに掃除をすれば汚れは落とせますが、あまりゴシゴシこするとフローリングや家具を傷める原因にもなります。

気になる方は油はねガードを設置するなど、部分的な対策をすることでデメリットは解消できるでしょう。

透明なものを設置すれば、開放感をキープしつつ掃除の手間を減らせます。

臭いや煙が広がりやすい

遮るもののないアイランドキッチンは、煙や臭いが広がってしまいます。

煙は油を含んでいるため、換気が不十分だとリビングダイニングに油も広がってしまうこともあります。

わかりやすく汚れるわけではなくても、何となくベタつく……という状態に。

このようなデメリットを解消するには、性能の良い換気扇を採用するほか、まめな掃除も必要になることは押さえておきましょう。

アイランドキッチンを選ぶ際の注意点

アイランドキッチンの選び方にはコツがあります。ここでは、後悔しない選び方をご紹介します。

LDKの広さに合った換気扇を採用する

アイランドキッチンの臭いや煙が気にならないように、ある程度性能の良い換気扇を導入するのがおすすめです。

先述のとおり、換気が十分でない場合、リビングダイニングに煙や油の臭いが広がってしまうこともあります。

広さにあった性能にすることで、キッチンだけでなくLDK全体の臭い・煙対策ができるでしょう。

キッチンに割ける予算を決めておく

キッチンに割ける予算を決めておく

アイランドキッチンはキッチンのなかでも比較的高額なため、ある程度の予算を割かないと選択肢が狭まってしまいます。

ただし、グレードをあげたりオプションをつけたりしていくと全体の予算オーバーにもなりかねないのは気を付けておきたいところ。

そのため、あらかじめキッチンの予算を決めておき、予算に収まるようにグレードやオプションを選んでいくと、スムーズに予算内で選ぶことができます。

メンテナンスがしやすい素材を選ぶ

アイランドキッチンは家族やお客様とコミュニケーションを取りやすい一方で、キッチンのなかが丸見えになってしまいます。

そのため、できるだけ清潔できれいな状態にしておきたいですよね。

長く清潔に使い続けていくためには、掃除がしやすい素材を選ぶことが重要です。

油や水がついてもさっとふける大理石、耐久性を重視するならステンレスなど、素材を選んでおくとメンテナンスの手間も軽減できるでしょう。

まとめ

アイランドキッチンはおしゃれさと開放感を備えたキッチンです。

ただし、LDK全体に与える影響も大きく、不便な点もあるため、メリットとデメリットをよく理解したうえで選ぶことが大切です。

デメリットをよく理解し、必要な対策を取ったうえで導入すると、きっとお気に入りの空間になるでしょう。

今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひ満足のいくマイホームづくりを進めてくださいね。

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【接道義務】知っておきたい道路と敷地についてのルールとは https://house.chintaistyle.jp/article/duty-access-rule/ Fri, 12 Jan 2024 06:25:57 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3689 注文住宅を建てる際は、接道義務を知っておく必要があります。 接道義務は、建築基準法で定められている家を建てる敷地と敷地に接する道路に関するルールの一つです。 この記事では、接道義務の定義や接道義務を満たしていない不動産が […]

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注文住宅を建てる際は、接道義務を知っておく必要があります。

接道義務は、建築基準法で定められている家を建てる敷地と敷地に接する道路に関するルールの一つです。

この記事では、接道義務の定義や接道義務を満たしていない不動産がある場合の対処法を解説するので参考にしてください。

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接道義務とは?基本の知識を紹介

接道義務とは?基本の知識を紹介

はじめに、接道義務の概要を紹介します。

注文住宅を建てようと考えている方はもちろん、土地を相続したり購入したりする予定の方も、参考にしてください。

接道義務とは?建築基準法の規定を紹介

接道義務とは、都市計画区域および準都市計画区域内の敷地に住宅として建物を建てる場合に守らなければならないルールです。

建物を建てる土地は、建築基準法第43条で規定された4m以上ある道路(特定行政庁が幅員6m以上を道路と扱う区域は6m以上)に2m以上接していなければなりません。

道路から奥まった場所に家を建てる場合でも、家から道路まで出る道の幅が2m以上必要です。

接道義務を満たしていない土地には、建物は建てられません。

現在、住宅用の土地として売り出されている土地は、ほぼ接道義務を満たしています。

しかし、築年数が経った住宅などを相続した場合、土地が接道義務を満たしていなかったなどのケースは珍しくありません。

接道義務はいつから?なぜ2m必要?

接道義務は建築基準法が施行された1950年に定められました。

接道義務の目的は、以下のようなものです。

  • 十分な広さの道路がない場所に建築物が多く建つのを防ぐため
  • 自然災害が発生した際に緊急車両が速やかに立ち入ったり、避難経路を確保したりするため

家が倒れても避難路が確保でき、緊急車両が通れる最低の幅が2mです。

接道義務がもし定められていなかったら、東京などの都市部では無秩序に建物が建てられていた可能性があります。

住宅密集地で地震や火災が起こると、倒れた家屋などが邪魔して避難や救助が遅れる可能性も考えられるでしょう。

私道など接道義務に例外はある?

日本の道路には、公道のほかに個人が所有している私道や農道などがあります。

私道は、自分が所有しており、建築敷地として利用するために新設され、かつ特定行政庁によってその位置が指定されたもの(指定道路)ならば、問題ありません。

また、私道を所有している方の許可を得た場合も公道と同じ扱いになります。

農道も私道の一部なので同様です。

不安な場合は自治体の担当窓口で尋ねてみましょう。

なお、家が建てられたときに私道の幅は4m以上あったが、その後諸事情あって削られて4m未満になった場合は、家を建て直す場合にセットバックなどの対処が必要です。

このほか、特定行政庁が要件を緩和している地域もあるので、私道に面した土地の購入を検討している場合は確認してみましょう。

土地購入や相続で知っておきたい接道義務の注意点

土地購入や相続で知っておきたい接道義務の注意点

住宅用土地として売却されている土地ならば、ほぼ接道義務は満たしています。

しかし、親や親戚が所有していた土地を譲ってもらう場合や、古い家屋を取り壊して新しく注文住宅を建てる場合は注意が必要です。

ここでは、接道義務に関する注意点や接道義務を満たしているかどうかの確認方法を紹介します。

接道義務違反?増築や再建築が禁止されている場合も

既存の建物が何らかの理由で接道義務を満たさなくなったケースは、決して珍しくありません。

そのような建物は「再建築不可物件」と呼ばれます。

再建築不可物件は、一度取り壊すと二度と同じ場所に同じ条件で建物が建てられなくなる土地です。

リフォームは可能ですが資産価値は低く、売却しようと思っても難しい場合も多いです。

もし、接道義務を満たしていないことを承知で建物を建てた場合、工事を途中で中止を求められたりできあがった建物の取り壊しを命じられたりする可能性もあります。

建築基準法に違反しているので、住宅ローンも組めません。

「知らなかった」ではすまされないケースもあるので、事前確認は重要です。

接道義務の要件を満たしているかの確認は?

注文住宅を建てたい土地が接道義務の要件を満たせているかを確認する方法は、以下の2つがあります。

  • 法務局に確認する
  • 不動産屋に確認する

土地の地番がわかる場合は、法務局の窓口で申請するか登記情報公開サービスを利用すれば確実です。

また、購入予定の土地の場合は不動産会社に聞いて解決するケースもあるでしょう。

なお、接道義務を満たしていない土地は必ず「再建築不可」と告知されて販売されます。

再建築不可の土地を購入者に伝えず、住宅用の土地と偽っては販売できないので、そこは安心してください。

ただし、親から受け継いだ土地などは入念な確認が必要な場合も多いです。

要セットバックの土地はどうする?

セットバックとは、設置義務を満たしていない土地で家を建てる場合に必要な行為です。

敷地の一部を道路とみなして建物を後退させると、接道義務を満たせるようになります。

例えば、道幅3mの道路の両側に家が建っていている場合、中心線から2mの距離が必要なので足りない50㎝分をセットバックすれば再建築が可能です。

なお、セットバックした土地は公道扱いになるのであとで塀やフェンスなどを建てることもできません。

セットバックをすると再建築不可物件でも再び注文住宅を建てられるようになるメリットがある一方、使用できる土地が減るデメリットもあります。

旗竿地の場合はどうする?

旗竿地とは、旗竿のような形をした土地のことで公道と家の敷地が細い道でつながっています。

旗竿地の場合、道路と建物を建てる敷地をつなぐ道の幅が2m以上必要です。

この条件を満たしていない場合は、近隣の土地を譲ってもらうなど対処が必要になります。

特に、古い時期に購入した旗竿地は現在の測量の結果、条件を満たしていない可能性もあるので、事前に確認が必要です。

接道義務が2mより長い場合もある?

東京都建築安全条例では延べ面積の大きい建築物や、共同住宅、店舗などの特殊建築物は、道路に接する長さが2mより長く必要とされています。

また、東京以外にもこのような条例を定めている自治体もあるので、一般住宅以外の建物を建てたい場合は、入念な確認が必要です。

例えば、両親が残してくれた土地にアパートを建てて賃貸物件にしたい場合は、注意しましょう。

まとめ:接道義務を理解しておこう

まとめ:接道義務を理解しておこう

注文住宅を建てる土地を探している場合、接道義務を満たしているかどうかの確認が大切です。

宅地として販売されている土地を新たに買う分にはほぼ問題ありません。

しかし、親の土地を受け継ぐ場合や古家付き土地を購入して建て直そうと思う場合は、十分に確認してください。

セットバックすれば家を建てられるとしても、もともとある土地が使えないのは痛手です。

「今住宅が建っているから大丈夫」とは思い込まないようにしたほうが良いですよ。

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建築確認申請ってどんなもの?必要な書類や流れ、費用などを解説 https://house.chintaistyle.jp/article/building-confirmation/ Fri, 12 Jan 2024 06:17:11 +0000 https://house.chintaistyle.jp/?p=3681 新築一戸建てなど、建物を建てるときには建築確認申請が必要です。 実際には、設計者やハウスメーカーを通じて申請してもらうことがほとんどですが、基本的な流れや注意点は施主自身も押さえておく必要があります。 この記事では、建築 […]

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新築一戸建てなど、建物を建てるときには建築確認申請が必要です。

実際には、設計者やハウスメーカーを通じて申請してもらうことがほとんどですが、基本的な流れや注意点は施主自身も押さえておく必要があります。

この記事では、建築確認申請とは何か、どのような書類が必要か、全体の流れはどのようになるかなど、知っておきたいことをご紹介します。

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建築確認申請とは?

建築確認申請とは?

建築確認申請とは、新築一戸建てなど新しく建物を建てるときに必要な申請です。

申請は自治体か指定の検査機関に対しておこない、その建物が建築基準法をはじめとした法令、条例に則っているかが審査されます。

申請後、審査に通れば検査済証が交付されます。

この検査済証の交付を受けることで工事に着工できる、というのが一般的な流れです。

建築確認申請に必要な書類

建築確認申請に必要な書類は、地域、計画によって異なります。

実際にはさまざまな書類が必要となるため、マイホームを建てる場合、設計者が代行するのが一般的です。

以下は、千葉県での申請に必要な書類の例です。

  • 確認申請書
  • 委任状
  • 建築計画概要書
  • 意匠、設備等の図面(規則第1条の3に規定されている図書(法第43条許可等の図書、関係法令(消防法第17条等)に関する規定が適用される建築物の図書等を含む)
  • 構造図面、構造計算書等(施行規則に規定されている構造図、構造計算書)
  • 認定書の写し(認定書の内容を確認できた場合は省略可)
  • 規則により規定されている図書および添付書類
  • 構造計算の安全証明書の写し(構造計算を要する場合のみ)
  • 千葉県建築基準法施行細則に規定されている図書
  • 適合判定通知書(写)および判定申請書(副)(構造計算適合性判定が必要な物件)
  • その他必要な図書等

どのような書類が必要となるかはケースにより異なるため、設計者やハウスメーカーの担当者に確認して用意しましょう。

※出典:
建築確認申請について/千葉県

建築確認申請の流れ

建築確認申請の流れ

ここでは、建築確認申請から着工後まで、時系列で流れをご紹介します。

1.建築確認(着工前)

まず、建築確認(着工前)では、設計図など書類での審査がおこなわれます。

ハウスメーカーなどの施工会社や設計者から自治体・指定検査機関へ申請し、内容に問題がなければ建築確認済証が発行されます。

そこの建築確認済証が発行されることによって、着工が可能となります。

2.中間検査(工事中)

3階建てであるなど、工事の内容によっては工事中に中間検査がおこなわれます。

施工予定の建物が中間検査が必要であるかどうかは、あらかじめ自治体に確認しておくと良いでしょう。

中間検査では、天井裏や床下など、建物が完成してしまうと確認できない箇所が主な確認ポイントです。

この中間検査の内容に問題なければ、中間検査合格証が交付されます。

3.完了検査(完成後)

工事完了後には、完了検査がおこなわれます。

すでに工事の内容は着工前に審査されていますが、この段階では申請どおりに建てられているか、現地で確認がされます。

この検査に合格すると検査済証が交付され、建物の引き渡しが可能な状態となります。

建築確認申請にかかる費用

建築確認申請をおこなうときには、費用面も気になるのではないでしょうか。

建築確認申請は、検査ごとに費用がかかります。

そして、実際にかかる費用は自治体や建物の広さによって異なるため、設計者や担当者に問い合わせることで正確な金額が把握できるでしょう。

審査は自治体でも民間の検査機関でも受けることができ、民間のほうがスピーディーで割高な傾向にあります。

以下は一例として、神奈川県横浜市の費用です。

【神奈川県横浜市の費用】

延べ面積
(中間検査にあっては検査の対象となる部分の床面積)
確認申請手数料 中間検査手数料
30㎡以下のもの 10,000円 15,000円
30㎡を超え 100㎡以下 18,000円 18,000円
100㎡を超え 200㎡以下 28,000円 23,000円
200㎡を超え 500㎡以下 36,000円 32,000円
500㎡を超え1,000㎡以下 66,000円 52,000円
1,000㎡を超え2,000㎡以下 93,000円 70,000円
2,000㎡を超え5,000㎡以下 160,000円 100,000円
5,000㎡を超え10,000㎡以下 280,000円 160,000円
10,000㎡を超え30,000㎡以下 370,000円 210,000円
30,000㎡を超え50,000㎡以下 460,000円 260,000円
50,000㎡超えのもの 900,000円 530,000円
延べ面積
(中間検査にあっては検査の対象となる部分の床面積)
完了検査手数料
中間検査
(指定有り)
中間検査
(指定なし)
30㎡以下のもの 15,000円 16,000円
30㎡を超え 100㎡以下 18,000円 19,000円
100㎡を超え 200㎡以下 24,000円 25,000円
200㎡を超え 500㎡以下 31,000円 34,000円
500㎡を超え1,000㎡以下 55,000円 58,000円
1,000㎡を超え2,000㎡以下 75,000円 78,000円
2,000㎡を超え5,000㎡以下 110,000円 120,000円
5,000㎡を超え10,000㎡以下 180,000円 190,000円
10,000㎡を超え30,000㎡以下 230,000円 240,000円
30,000㎡を超え50,000㎡以下 290,000円 300,000円
50,000㎡超えのもの 600,000円 610,000円

※出典:
建築確認申請・検査等の手数料 横浜市

建築確認申請の注意点

建築確認申請の注意点

建築確認申請では、確認後の間取り変更が不可になる、再建築不可物件は申請できないなど、押さえておくべき注意点があります。

確認後の設備・間取りの変更は原則不可

建築確認申請後の変更は、申請内容と異なる建物ができあがってしまい、住宅性能に関する計算も異なってしまうため、原則不可となります。

変更する場合は、計画変更の申請をしてあらためて検査を受ける必要があります。

変更内容が合格となるまで工事を進めることはできませんので、あわせて工期も延びてしまうことに注意が必要です。

なお、計画変更には延べ面積に応じた手数料が別途かかります。

再建築不可物件は申請できない

土地など不動産を探しているときに、再建築不可物件という言葉を目にしたことがある方も多いかもしれません。

これは現在その土地に建てられている建物を解体したあと、新しい建物を建てられない土地のことをいいます。

このような土地の場合、そもそも建て替えができないため、建築確認申請もできません。

リフォームやリノベーションは可能となりますが、建築確認申請が不要な範囲内でおこなうことになります。

申請をしないと法律違反になる

建築確認申請が必要なのにしなかった場合、その建物は違法建築物となります。

つまり、行政からの是正指導や刑罰が課される可能性があります。

建築確認申請は用意する書類も多く、素人には難しい申請となるのは確かです。

ただし、設計者や施工会社などと相談することで正しくおこなうことが可能なため、確実に進めるようにしましょう。

まとめ

建築確認申請は、安全のためにも確実におこなう必要のあるものです。

着工前の建築確認申請が終わらなければ、マイホームを建て始めることはできません。

それぞれのケースで必要な検査や費用、スケジュール感は異なるため、設計者や担当者と相談しながら進めることで、スムーズに終わらせることができるでしょう。

審査後の計画変更など、注意点もあらかじめ押さえておき、スムーズにマイホームづくりを進めてくださいね。

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注文住宅を建てるなど、不動産を取得したり名義を変えたりした際は、登記が必要です。

不動産登記はなじみないものなので、費用の相場や方法を知りたい方も多いでしょう。

この記事では、不動産の登記費用相場や不動産登記をする方法、不動産登記は自分でできるのかなどを解説します。

これから注文住宅を購入する方は、ぜひ参考にしてください。

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不動産の登記とは?いつどんなものが必要?

不動産の登記とは?いつどんなものが必要?

はじめに、不動産登記の概要や必要性、かかる費用などを紹介します。

不動産を取得したり相続したりした場合は必ず必要なので、手順や費用相場を覚えておきましょう。

不動産登記とは?わかりやすく解説

不動産登記とは、土地や建物の所在や面積所有者の住所、氏名などを法務局に登録して広く明らかにすることです。

不動産は高価な資産ですが、土地や建物を見ただけでは所在者がわかりません。

そこで、法務局に保管されている不動産登記簿に土地に関する情報を記録しておきます。

これを閲覧すれば、建物や土地の所有者が誰かすぐにわかるため、犯罪を防ぐ効果もあります。

不動産登記は、不動産を取得した場合のほか相続した際も名義変更が必要です。

注文住宅では不動産の登記はいつどんなものが必要?

注文住宅を作る際に必要な不動産登記は以下の3つです。

  • 建物の表題登記
  • 土地の所有権移転登記か建物の所有権保存登記
  • 抵当権設定登記 ※住宅ローンを組んだ場合のみ

以下に詳しく紹介するので、注文住宅を建てる予定がある方は参考にしてください。

建物表題登記

建物表題登記とは、新規でおこなう登記のことです。

例えば、住宅地として売り出された土地を購入して注文住宅を建てた場合などにおこないます。

建物の所在や地番、家屋番号、種類や構造、床面積、所有者の住所・氏名などを登録するものです。

土地・建物の権利を取得してから1ヵ月以内に登記する必要があります。

建物表題登記は土地家屋調査士などに依頼でき、報酬は7~8万円代が相場です。

所有権保存登記と所有権移転登記

所有権保存登記とは、新築の住宅などを購入したときに必要な登記です。

所有者権移転登記とは、中古住宅や土地を別の所有者から購入した場合に必須です。

注文住宅を建てる場合は、土地は所有者権移転登記、建物は所有権保存登記が必要です。

司法書士に登記を依頼でき、費用は所有権保存登記なら2〜3万円程度、所有権移転登記は5万円程度が目安です。

抵当権設定登記

抵当権設定登記とは、住宅ローンを組んで土地や家屋を購入する際に必要な登記です。

注文住宅を建てる際は住宅ローンを組むのが一般的なので、ほぼ登録が必要になると考えましょう。

抵当権設定登記を設定すると、何らかの理由で借主が住宅ローン返済が不可能になった場合に貸主は新居を担保にできます。

抵当権設定の登記は、司法書士に依頼した場合、登記費用の相場は2~3万円です。

【不動産の登記費用】内訳は支払い時期も解説

【不動産の登記費用】内訳は支払い時期も解説

ここでは、不動産の登記費用にかかる内訳や支払時期を解説します。

注文住宅の購入はタスクがたくさんあるので、不動産登記はつい後回しになりがちですが、とても大切なので、期日などをしっかりと把握しておきましょう。

不動産の登記費用は何にかかる?

不動産の登記費用の内訳を紹介します。

  • 司法書士・土地家屋調査士などに支払う報酬
  • 登録免許税
  • 不動産登記の際に必要な書類発行にともなう手数料

司法書士や土地家屋調査士にかかる報酬は、依頼しなければかかりません。

自分で登記をおこなえば費用は抑えられますが、司法書士などの専門家に依頼したほうが確実ではあります。

登録免許税や書類発行にともなう手数料は自分で登記をおこなっても必要な費用です。

登録免許税はどう計算する?

登録免許税の額は売買、相続など登記の理由によって異なります。

基本は不動産価格×登録免許税率で計算します。

売買なら不動産代金の2%、相続なら不動産代金の0.4%、抵当権関連なら0.4%です。

また、各種軽減税率が適用される場合もあり、登記の時期によっても異なります。

わからない場合は不動産業者などに相談してみてください。

不動産の登記費用はいつ支払う?

登記費用を払う時期は、住宅ローン申し込みや不動産売買契約が済んだあと、残金決済および引っ越しのときに同時におこなうことが一般的です。

住宅ローンを受ける金融機関に買い主・売り主と、不動産仲介会社、司法書士も同席し、最終的な確認をする際に、不動産登記費用の支払いもするとスムーズです。

仲介に入っている不動産業者が、「いつまでにこのくらいの金額を用意してください」と事前に知らせてくれるので、用意しましょう。

なお、自分で登記をおこなう場合はその旨を早めに不動産業者に伝えてくださいね。

不動産登記費用の相場を解説

不動産登記費用の相場を解説

最後に、不動産登記費用の報酬額の相場を解説します。

登記に必要な費用から、少しでも費用を抑えたい場合の工夫もぜひ参考にしてください。

不動産登記費用の報酬額の相場はどのくらい?

不動産登記を司法書士や土地家屋調査士などに依頼した場合、報酬の支払いが必要です。

注文住宅を新しく建築した場合、複数の登記が必要になります。

すべての登記を専門家に依頼した場合、税金と併せて17~22万円前後が相場です。

なお、司法書士や土地家屋調査士によって費用は異なります。

正確な額を知りたい場合は、まず見積もりを出してもらいましょう。

不動産業者によっては司法書士や土地家屋調査士を紹介してくれます。

自分で登記をおこなうのは可能なの?

不動産登記の手続きは自分でもできます。

相続で不動産を引き継ぐ場合などは自分で登記をおこなうケースがあります。

しかし、注文住宅を購入する場合は登記以外でやることがたくさんあり、手が回らないこともあるでしょう。

また、不動産登記も複数あるので書類に不備があると書き直しを求められる場合もあります。

可能ならば専門家の手に任せたほうが確実です。

登記費用を抑える工夫はある?

登記費用を少しでも抑えたい場合は、一括で1ヵ所の司法書士事務所に依頼するのがおすすめです。

すべてを依頼すれば「全部コミコミでこの値段で」と個別に依頼するより安価に依頼できる可能性があります。

また、司法書士事務所が複数ある場合は相見積もりをおこなってみるのも効果的です。

ただし、相見積もりをした結果相場に比べて大幅に安い事務所へは依頼しないほうが良いでしょう。

あまりに安い見積もりは、後から追加費用が発生する恐れもあります。

可能ならば口コミなどの評判も確かめてから依頼してください。

まとめ:登記の流れと内訳を理解しよう

不動産登記は注文住宅を建てたら必ず必要です。

将来、土地や建物を売却したい場合、原則として登記簿に書かれている名前の方しか売却は不可能です。

また、相続で親から土地を受け継いだ場合も、必ず登記をして名義変更をしましょう。

そうしないとあとで思わぬトラブルに巻き込まれる恐れもあります。

注文住宅を建てる場合は、登記費用のことも頭に入れておき、あらかじめ必要な予算を用意しておくと良いですよ。

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