新生児との外出はいつからできる?お出かけ時の服装や注意点を解説
赤ちゃんが生まれて数週間、慌ただしい毎日のなかでも少しずつお世話に慣れてくると「そろそろ赤ちゃんも一緒に外へ出かけてみたいな」と思いませんか?
ご両親が可愛いわが子を見ることを楽しみにしている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際一緒にお出かけするとなると、準備するものや気をつけるポイントがたくさんあって大変です。
この記事では、新生児期の赤ちゃんとお出かけするタイミングや赤ちゃんの服装と準備するものを紹介します。
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新生児はいつから外出できる?
新生児のお出かけは、1ヵ月検診を終えてからが目安です。
基本的に、生まれて生後28日までの新生児期は、なるべく室内で過ごしたほうが良いため、1ヵ月検診で先生に確認するまでは外出しないようにしましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節や免疫機能が未熟で抵抗力も低く、ママの体も産後1ヵ月ほどは休める必要があります。
産後1ヵ月は、赤ちゃんもママも体力が低下していて不安定なため、じっくり様子をみて外出のタイミングを決めてくださいね。
新生児が外出するときの服装
1ヵ月検診で先生に確認して初めて外出するときは、赤ちゃんの服装に気をつけてあげましょう。
体温調節機能が大人ほど発達していないため、着脱しやすい防寒・熱中症対策用のアイテムを事前に揃えておくと便利ですよ。
春・秋
- 短肌着+ドレスオール
- 短肌着+コンビ肌着+カバーオール
- コンビ肌着+2WAYオール+帽子+おくるみ
- コンビ肌着+ドレスオール+ベスト
- 短肌着+カバーオール+くつ下+帽子
春・秋は、太陽の出る日中と朝晩で気温差が開きやすい時期です。
お出かけする場合は、おくるみやカーディガン、ベストや帽子などで赤ちゃんの体温を一定に保てるようにしておきましょう。
基本は薄着にして小物で体温調節しやすくしておくと、ママも着せ替えやすいのでおすすめですよ。
夏
- 半袖ロンパース
- 短肌着+半袖ロンパース
- 短肌着+コンビ肌着
- コンビ下着+2WAYオール+おくるみ+帽子
- 短肌着+ガーゼおくるみ・帽子
夏のお出かけでは、熱中症対策として帽子が必須アイテムです。
外が暑くなると、室内ではクーラーが効いていて、外と室内の寒暖差が大きいため、長袖の羽織も持っておきましょう。
他にも、通気性や吸水性の良い素材の綿やガーゼ、フライスなどを使ったおくるみもおすすめです。
冬
- 長肌着+長袖ロンパース+アウター
- 短肌着+長肌着+カバーオール+アウター
- 長肌着+コンビ肌着+カバーオール+ポンチョ
- 長肌着+コンビ肌着+ドレスオール+アウター+帽子
- 長肌着+長袖ロンパース+レッグウォーマー+アウター
冬場の気温にもよりますが、赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、大人より一枚少なめの服装が目安です。
着脱しやすいタイプの服にアウターやニット帽、レッグウォーマーなどをプラスして準備してお出かけしてくださいね。
急に気温が下がったりあがったりするときのことも考えて、おくるみや汗をかいたときのおきがえなど、多めに準備しておきましょう。
新生児と外出するときの注意点
赤ちゃんとのお出かけは、思い立ってすぐに出かけるのはちょっと待って!赤ちゃんにとっての外の世界はすべてが刺激的で、ママが思っているよりも大きな影響があります。
はじめは短時間から慣れされる
初めてのお出かけでは、あまり遠出しないことをおすすめします。
最初は、家の周りをぐるっと散歩してみたり、5分くらいベランダや庭に出てみたりするだけも赤ちゃんにとっては十分刺激的ですよ。
少しずつ出かける場所の距離や時間を長くして、赤ちゃんを外気にゆっくり慣れさせてあげましょう。
急に長時間の遠出をしたり人混みに入ってしまったりすると、熱を出したり体調を崩したりすることもあるため、最初の外出は短時間・短距離にとどめましょう。
赤ちゃんのリズムを崩さない
お出かけするときは、赤ちゃんのいつもの生活リズムを崩さないようにすることで、ママもストレスなくお出かけできます。
天気や気温が温かくてちょうどよくても、赤ちゃんが寝ているところを無理やり起こしてしまうと、機嫌が悪くなって出先でもグズッてしまう原因に……。
赤ちゃんのお昼寝と起きている生活リズムを優先して、外出するタイミングを決めてくださいね。
また、外気浴に慣れてお散歩が日課になっても、ママの体調が悪いときは無理に外出しないようにしましょう。
出先でママが体調を崩してしまったら、赤ちゃんを抱っこして帰宅するのは大変です。自分自身の体調も見ながらお出かけを楽しんでくださいね。
人混みは避ける
新生児期の赤ちゃんは、免疫機能が未発達で感染症のリスクが高いです。
そのため、短時間でもスーパーや商業施設へ連れていくのは避けたほうがいいでしょう。
人混みや大きな音にびっくりして泣き止まなくなってしまう子もいるため、ママにとっても大変です。
行きたい予定があるときは、パパやおじいちゃんおばあちゃんに協力してみてもらい、ママだけで行くようにしましょう。
どうしても連れていかざるを得ない場合は、混雑していない時間帯を選んで短時間で済ませるようにしてください。
短時間でも抱っこひもを持参する
赤ちゃんを連れて外出するときは、短時間で近い距離でも抱っこひもを持っておくようにしましょう。
新生児期の赤ちゃんとのお出かけでは、いつ何がおこるかわかりません。
万が一に備えて、ママの両手が開けられるように抱っこひもを持っておくと安心です。
ベビーカーで出かけるときでも抱っこすることはあるため、外出時は常に抱っこひもを忘れないでくださいね。
真夏・真冬の外出は特に気をつける
赤ちゃんは気温の変化に柔軟な対応ができないため、極端に暑い・寒い日の外出では特に気をつけなければいけません。
服装で細かく体温調節できるように、ニット帽やくつ下、レッグウォーマー、おくるみなどをしっかり準備しておきましょう。
また、出かける時間帯も要注意。真夏は気温の低い午前中、真冬は日の出ている日中など、極端に気温が変化しているタイミングで外出しないように意識してくださいね。
日差しが強い時間は避ける
新生児期の赤ちゃんにとって、太陽の紫外線はとても刺激が強く負担を感じやすいものです。
日差しが強い時間帯は暑い時間帯でもあるため、お散歩をするときは避けて別のタイミングで外出しましょう。
どうしてもそのタイミングで外出したい場合は、ママが日傘をさしたりベビーカーの日よけを使ったりと、赤ちゃんが紫外線をよけられる工夫をしてくださいね。
まとめ
赤ちゃんが初めてするお出かけのタイミング、お出かけ時の服装と注意点を詳しく解説してきました。
新生児期の赤ちゃんは、体温調節機能や免疫機能が低く、外の刺激にも敏感です。
そのため、1ヵ月検診で先生に許可をもらってから外出するようにしてくださいね。また、初めての外出時には、近場から始めるとママの負担も少なくできます。
マイホームへの引っ越しを控えている方は、お出かけできるようになったら、新しい街を赤ちゃんと探検するのも楽しいですね。
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