新築住宅におしゃれでモダンな和室をつくるコツとは?
最近流行っているおしゃれな和室は、昔ながらの和室のイメージとは大きく違います。
畳一つとっても、形や色もさまざまなタイプの畳があり、イメージに合うものが選べます。
おしゃれな和室をつくる場合は、和室のコンセプトはもちろん、まわりに隣接するスペースのバランスがとても重要。
この記事では、和の要素をほどよく残しつつ、フローリングとも調和するおしゃれな和室をつくるコツをご紹介します。
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新築住宅におしゃれな和室をつくるコツ
和室というと古風なイメージがありませんか?しかし、最近の和室事情は変わってきており、和室を家のコンセプトに合わせておしゃれにつくるのが主流です。
和モダンや高級旅館風の和室を、SNSやサイトで見てつくるのもいいですが、家全体のコンセプトに合わせることで、さまざまな使い方ができる和室をつくれます。
隣接スペースとのつながりを考える
和室をつくる場合は、隣接するスペースとのつながりを考えることが大切。
例えば、和室の隣がリビングなら、和室とリビングを同時に見てみてください。
リビングは、モダンやフレンチスタイルの要素が多くなりやすい空間です。
従来の和室と並ぶと、雰囲気が変わりすぎて違和感のある空間に見えてしまうことがあります。
和室とリビングが隣り合う場合は、空間同士が自然につながるように工夫しましょう。
例えば、和室にモダンの要素を少しプラスすると、フローリングとの統一感が出るので、和洋のバランスが取れたスタイリッシュな和室をつくれます。
また、あえてまったく違うテイストの和室にしたり、和室を小あがりにして空間を分けたりすることでも、おしゃれな和室を演出できるでしょう。
照明にこだわる
和室づくりでは、照明は大きさに関わらず部屋の雰囲気を左右する大きなポイント。
照明にこだわることで、和室独特の重さが緩和したスタイリッシュな空間に仕上げられます。
家のコンセプトや隣接スペースとのつながりを考えて照明を選べば、失敗しにくいでしょう。
例えば、アクセントになる照明以外にもダウンライトや間接照明をうまく取り入れると、空間がバランスよくまとまります。
壁紙にこだわる
壁紙は部屋のなかで大きな面積を占めているので、選ぶデザインによって和室の雰囲気が大きく変わる大切な部分です。
好みで選ぶことも大切ですが、つくりたい和室のイメージや隣接するスペースとの相性も見て選びましょう。
どのような部屋にも合わせやすいホワイトやアイボリー系は、和室にもよく合います。
また、ダークカラーを選ぶと、シックで高級感のある雰囲気が出せるでしょう。
さらに、オリジナリティを出すコツとして、アクセントクロスの活用もあります。
アクセントクロスは、ポイント使いでおしゃれ感がアップしますが、和テイストにすると、和の主張が強くなりすぎることもあるので、しっかり確認して使いましょう。
畳の種類にこだわる
従来の畳は色が緑で形は長方形、フチもあるのが主流でした。
最近では、さまざまな色で、フチなしの正方形タイプが出てきています。
例えば、和モダンな和室をつくりたい場合には、正方形のフチなし畳がおすすめです。
さらに、樹脂でつくられた畳なら緑色以外の色も選べるので、より希望の雰囲気やコンセプトに合わせやすいでしょう。
また、畳表の素材には、イ草・和紙・樹脂の3つの種類があり、それぞれに特徴があります。
- イ草:吸水性が高い、消臭・脱臭効果がある、リラックスできる良い香り
- 和紙:ダニやカビが発生しにくい、カラーバリエーションが豊富
- 樹脂:水に強い、傷みにくい
畳は見た目も大切ですが、選ぶ畳表によって耐久性が変わり、メンテナンス費用も変わるので、費用と施工後のコストシミュレーションをしてから選ぶのがおすすめです。
使い勝手をおろそかにしない
和室をつくる際は、使用目的をしっかりと決めてつくり始めるのが大切。
おしゃれな和室は、空間そのものを見るだけでも癒されます。
そのため、見た目重視で選ぶ方も少なくありません。
しかし、見た目や雰囲気を意識しすぎて、和室が使いにくく過ごしづらくなると、スペースが勿体なく感じてしまいます。
和室で子どもが遊ぶのか、客間なのか、普段の生活習慣に合わせた使い方と目的をはっきりさせたうえで、利便性も兼ね備えた和室をつくりましょう。
新築住宅に和室をつくる際に知っておくべきこと
和室は、新築時につくるとオリジナリティのある特別な空間に仕上げることができます。
ただし、和室で使われる素材には定期的なメンテナンスが必要です。
例えば、畳を一枚張り替えるだけでも、およそ8,000〜20,000円かかるといわれています。
その他にも、障子やふすま、塗り壁などにもメンテナンスの手間があるので、必要になる費用をしっかり把握しておきましょう。
メンテナンスが必要
和室をつくるために必要な畳、障子、ふすま、塗り壁などには、定期的なメンテナンスが必要です。
畳表はおよそ5年が張り替えの目安となり、畳一枚につき数千円〜20,000円になることもあります。
材質によっても予算が変わるので、和室をつくる際には確認しておくことが必須です。
一方、フローリングのメンテナンスサイクルは20年ほど。
和室のほうがメンテナンスサイクルが短く、維持コストが高くなることを理解しておきましょう。
洋室にするより費用がかかりやすい
和室には、ふすまや障子、床の間など、こだわると一般的な洋室をつくるよりも材料費や工賃がかかります。
また、床や畳表のメンテナンスサイクルも洋室より和室のほうが短く高くなる傾向があるので、予算を組むときは注意が必要です。
こだわる箇所のメリハリをつけて、予算とのバランスを考えましょう。
家具を置きにくい
畳はフローリングと違い、重たい家具を置くのに不向きといわれています。
タンスや重たい家具を置くと、畳に跡が付いてしまうので、家具の配置を変えにくくなることも。
また、和室には洋風の家具やインテリアを合わせるのが難しいので、和室に合わせたものを準備したほうがいいでしょう。
基本的には、できるだけ家具を置かなくていいように、収納スペースを事前に確保することがおすすめです。
日当たりがいいと日焼けする
日差しが入る方角に和室をつくってしまうと、畳、ふすま、障子などは日焼けして変色してしまいます。
色すると、和室の雰囲気が崩れたり見栄えが悪くなったりするので、できるだけ避けたい問題です。
特に、畳が変色してしまうと模様替えの際に色の違いが目立ったり、一部分だけ変色したりするので、和室をつくる際の配置は入念に確認しましょう。
まとめ
新築のマイホームに、おしゃれな和室をつくるには、考えることも多く工夫も必要です。
フローリングとは違い、隣接するスペースとの調和やコストが高くなる傾向もあるので、メリハリをつけた予算計画でしっかり考えてみてください。
最近の畳表にはさまざまな種類があるので、家族の好みや家のコンセプトに合わせた雰囲気の和室づくりを楽しみましょう。
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