高気密高断熱の家はカビが発生しやすい?気になる疑問を解説

高気密高断熱の家はカビが発生しやすい?気になる疑問を解説

高気密高断熱の家にすると、光熱費が抑えられたり家の耐久性もあがったりしますが、カビが生えやすくなるといわれることがあります。

「それなら気密性や断熱性能は普通の方がいいのでは?」と思うかもしれません。

高気密高断熱の家づくりをする際は、家の建設前からしっかりと対策をとることで、カビが生えにくく湿気に強い家をつくれます。

この記事では、高気密高断熱の家でカビが生えやすいといわれる理由とカビを予防する対策をご紹介します。

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高気密高断熱の家はカビが生えやすいといわれる理由

高気密高断熱の家はカビが生えやすいといわれる理由

なぜ、高気密高断熱の家にはカビが生えやすいといわれるのでしょうか。

具体的な理由を知り、正しい知識を家づくりに活かしてください。

高温・多湿になりやすいという誤解がある?

基本的に、高気密高断熱に関係なく家は24時間の換気が必要で、換気し続けることでカビが生えにくいつくりになっています。

そのため、「高気密高断熱の家=カビが発生しやすい」は誤解といえるでしょう。

本来、高気密高断熱の家はカビが発生しにくい構造です。

さらに高気密住宅では、24時間自動換気システムの設置が義務付けられているため、湿気はこもりにくくなっています。

ただし、梅雨時期やバスルームなどは湿度が高くなりやすいため、気密性や断熱性能に関わらずカビの対策が必要です。

グラスウールがカビの原因になる?

グラスウールとは、ガラス繊維の断熱材で一般的な家づくりでよく使われる素材です。

グラスウールは、ガラス繊維のなかに空気を溜めて断熱効果を発揮するため、グラスウール自体にカビが生えることは考えにくいでしょう。

ただし、細かい埃がグラスウールに付着してカビのように見えることもあります。

まれに、建築会社が適切に施工していないと、壁内で結露が起きてカビの原因になることもあるようです。

また、機密性や断熱性の概念が薄い時代に建てられた住宅だと、壁内の施工が今ほどしっかりしていませんでした。

そのため、湿気が壁のなかに入り込み断熱性も落ちてしまうことがあったようです。

24時間換気が不十分

高気密住宅は、24時間換気で湿気がこもりにくい環境を保てる構造です。

高気密高断熱の家は24時間自動換気システムの設置が義務付けられているため、基本的には室内の湿気は循環して排出されます。

しかし、節電や寒さ対策で止めてしまうとカビが生える原因になるので注意が必要です。

換気扇は、24時間稼働させても月々の電気代は数十円〜150円ほどで比較的リーズナブル。

そこまで高額になるわけではないので、換気扇の掃除以外では止めないほうがいいでしょう。

高気密高断熱の家でカビを防ぐには?

高気密高断熱の家でカビを防ぐには?

高気密高断熱の家でカビを防ぐ対策を解説します。

建築時の素材選びも重要になるので、これから注文住宅を建てる方はチェックしてくださいね。

断熱性を高める

基本的に、住宅は断熱性が低いと結露が発生しやすく、カビが発生しやすくなります。

家の断熱性は断熱材と窓の性能で大きく変わるため、使われる素材の断熱性の確認が重要です。

  • 屋根断熱
  • 天井断熱
  • 床断熱
  • 基礎断熱
  • 壁材
  • 窓やサッシ

使用する商品は施工会社によって変わるため、事前によく確認しておきましょう。

例えば、窓のサッシはアルミより樹脂のほうが結露対策には有効です。

高断熱住宅の指標は、日本を6地域に分けて地域ごとに決められているので、基準値以下であれば高断熱とされています。

気密性を高める

気密性を高めるには、断熱材の施工時に気密シートを貼ったり、気密性の高いサッシを使用したりすることが必要です。

住宅の気密性が低いと外から湿気が室内に入ってカビが発生する原因になってしまいます。

気密性の高さは施工業者の技術力で差があるので、施工業者選びは慎重におこなってくださいね。

また、気密性は施工中に業者が気密測定をおこなって調べられます。

測定でわかるのは隙間の合計面積で、C値になっていれば隙間の面積が小さく気密性の高い住宅と判断できます。
住宅の施工が始まったら、数値がC値になっているかを業者に確認するようにしましょう。

換気をする

カビを予防する基本は、換気システムを正しく稼働させることです。

換気システムには第1種・第2種・第3種換気システムの3つがあり、住宅の換気システムには第1と第3換気システムを採用することが多いとされています。

  • 第1種換気システム:外気の影響を受けにくい/コストが高い
  • 第3種換気システム:外気の影響を受けやすい/コストが安い

どちらにもメリットとデメリットがありますが、高気密高断熱の家なら第1システムがおすすめです。

しっかりと24時間換気をおこない、家中で空気が循環している環境をつくりましょう。

一般的なカビ対策をする

カビが生えないようにするには、日常的なカビ対策と湿気対策が必須です。

24時間換気をしていれば湿気はこもりにくくなりますが、完璧に湿気を防げるわけではありません。

例えば、お風呂のあとは換気扇をつけたり、室内干しをするときは除湿器を併用したり、日々のこまめな換気が重要です。

特に、冬場に暖房器具を使用すると水蒸気が発生して湿度が高くなりがち。

石油ストーブやヒーターなどを使う場合は、定期的に窓を開けて換気すると良いでしょう。

経験豊富な施工会社を選ぶ

高気密高断熱の家づくりでは、施工会社選びはとても重要なポイントになります。

施工会社を選ぶときは、高気密高断熱の家づくりの実績が多い所を選びましょう。

施工会社は豊富にあるため、なかには高気密高断熱の知識が乏しい業者もあります。

間違った業者選びをしてしまうと、せっかくのマイホームで湿気やカビに悩まされることになりかねません。

施工会社を選ぶときは、費用面だけでなく、実績や経験、知識の多さもチェックしましょう。

まとめ

まとめ

この記事では、高気密高断熱の家で本当にカビが生えやすいのか?カビが生えやすいといわれる理由や、家づくりをする前に知っておきたいカビ対策をご紹介しました。

高気密高断熱だからカビが生えやすいのではなく、換気システムを止めるなど、不適切に使用することでカビが発生しやすくなります。

また、断熱材やサッシなどの素材選びも、カビの発生に影響を与えます。

高気密高断熱に関する知識や実績が豊富な施工会社を選び、担当者とじっくり相談のうえ、家づくりを進めてくださいね。

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