離乳食の3回食はいつから始めるのがいい?上手な進め方とポイントをご紹介

離乳食の3回食はいつから始めるのがいい?上手な進め方とポイントをご紹介

赤ちゃんの月齢が上がるにつれて、離乳食の回数も増えていきます。

1日3回、朝昼晩と食べる3回食をいつから始めれば良い?といった悩みがある方も多いでしょう。

離乳食の3回食をはじめる目安は生後9ヵ月からといわれています。

しかし、赤ちゃんの成長は個人差があるため、9ヵ月でもまだ2回食で十分な場合もあれば、もっと早く3回食をスタートしたほうが良い場合もあるでしょう。

今回は、離乳食を2回食から3回食に切り替えるタイミングや目安を紹介します。

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離乳食の3回食はいつから?離乳食の段階を確認

離乳食の3回食はいつから?離乳食の段階を確認

離乳食の段階や3回食をいつからはじめるかの目安を紹介します。

なお、ここでご紹介するのはあくまでも目安です。

赤ちゃんの様子を観察しながら食物の硬さや量、回数を調整するのが大事です。

離乳食の3回食はいつから?

離乳食は、ミルクや母乳から栄養を摂取していた赤ちゃんが食物を食べられるようにするための食事です。

最初は1日1回からはじめ、食物やスプーンの味や感触になれてきたら1日2回に増やしていきます。

大人と同じ1日3回食になるのは離乳食後期、月齢にして9ヵ月以降です。

このくらいの月齢になると上下の歯が2本ずつ生えてきて食べ物をかみ切ることができるようになります。

食べられる食物も増え、食事が大好きになる赤ちゃんもいるでしょう。

その一方で、食に対する興味が薄かったり離乳食がなかなか進まなかったりする赤ちゃんもいます。

ですから、様子を見て9ヵ月~11ヵ月ぐらいの間に3回食に移行できれば良い、くらいに考えておきましょう。

1回食:離乳食初期(5~6ヵ月頃)

月齢5~6ヵ月くらいにはじめる離乳食初期は、「ゴックン期」とも呼ばれます。

この時期の離乳食は栄養摂取よりスプーンや食べ物の味や感触に慣れさせるのが目的です。

したがって1日1回、昼前後の授乳の前から開始します。

最初は1日小さじ1杯のおかゆから始めて様子を見ながら、1週間で小さじ3杯程度まで量を増やしましょう。

万が一食べ物を食べて具合が悪くなっても、昼間ならばすぐに病院にいけます。

順調ならばゆでた野菜をすりつぶしたもの・裏漉しした豆腐なども加えて、さまざまな味に慣れさせてください。

授乳はこれまでと同様の量で大丈夫です。

2回食:離乳食中期(7~8ヵ月頃)

1日1回の離乳食が順調ならば、月齢7~8ヵ月を目安に2回食へ移行しましょう。

時間は午前10~11時に1回目、2回目は14~15時までがおすすめです。

食事と食事の間は4時間空けるようにすると、食事を規則正しく摂るリズムもわかってきます。

食物の硬さは舌で潰せる程度、つぶつぶが残る程度に食物を潰すとちょうどいいでしょう。

喉につまらせることがないよう、最初は少しずつ食物をあげてください。

3回食:離乳食後期(9~11ヵ月頃)

3回食は離乳食後期、9~11ヵ月からが目安です。

離乳食の開始が遅ければ、1歳からはじめてもいいでしょう。

時間は、9時、11時、18時と大人の食事と同じ時間に近づけていくと決まった時間に食事を摂る習慣がついていきます。

しかし、あまり厳密に守る必要はありません。

子どもの生活リズムに合わせて柔軟に対応しましょう。

また、離乳食の硬さは歯茎で潰せる程度にして、手づかみで食べられる工夫をすると子どもも食事が楽しくなります。

その一方で、まだ奥歯が生えていないので硬すぎる食べ物を与えないように注意してください。

離乳食の3回食を始める時期の目安

離乳食の3回食を始める時期の目安

赤ちゃんの食に対する姿勢は、個人差があります。

ここでは、赤ちゃんの食べ方や食に対する姿勢から3回食に進む時期の目安を紹介します。

いつから3回食をはじめようか悩んでいるパパやママは参考にしてください。

やわらかい固形物をモグモグできている

離乳食の初期は飲み込む経験、中期は舌と上あごでモグモグつぶして食べる経験を積んで、食べ物を咀嚼して飲み込む習慣をつけます。

離乳食後期になると、歯茎を使ってかみかみして食べる経験を積みます。

ですから、舌と上あごで上手に食べ物をモグモグできるようになったら、3回食に移行しても大丈夫です。

豆腐ややわらかく煮た野菜などをしっかりと食べられていると感じたら、3回食に進みましょう。

2回食に慣れて楽しんで食べている

食べることが好きで、2回食を問題なく食べられるなら3回食に移行して大丈夫です。

多少の食べむらは問題ありません。

しかし、食べても1さじ、2さじだったり席についてもすぐに立ち上がって遊んでしまう場合は、まだ3回食は早いのでもう少し様子を見ましょう。

離乳食の進め方は赤ちゃんごとに個人差があります。

1ヵ月程度の遅れは問題ありません。

焦らずに赤ちゃんのペースで進めてくださいね。

十分な量を食べている

赤ちゃんが大きくなってくると、ミルクや母乳だけではどうしても栄養が足りなくなります。

不足している栄養を補うため、月齢が進むにつれて食べる量も多くなってくるでしょう。

目安としては子ども用のお茶碗1杯分、50~80g程度のお粥を完食できるなら、3回食に進んでも問題ありません。

食事の量がこれより少ない日が大半ならば、3回食への移動はもう少し待ちましょう。

3回食の進め方とポイント

最後に、3回食の進め方とポイントを紹介します。

赤ちゃんに最初からスムーズに3回とも完食させるのは難しいかもしれません。

しかし、食べむらはよくあることですのであまり肩に力を入れず、リラックスして進めましょう。

3回食の量や進め方

3回食になったからといって、いきなり量を増やす必要はありません。

赤ちゃんも普段と異なる量にびっくりする可能性もあります。

普段の1/4程度の量からスタートし、徐々に量を増やしていきましょう。

食材の大きさも2.3mmのみじん切りから6.7mmまで大きくして食べ物を噛む習慣をつけてください。

豆腐・ジャガイモ・サツマイモ・カボチャなどが舌触りもよく、歯茎でも潰しやすいのでおすすめです。

3回食が落ち着いてきたら、1回の食事量を主食80~90g+おかず2~3品程度に増やしてみてください。

赤ちゃんの食べ具合を確認しながら、量を調節していきましょう。

3回食を始める際のタイムスケジュール

3回食になっても、一定期間は授乳が必要です。

3回食と授乳を組み合わせたタイムスケジュールの一例は以下のとおりです。

  • 起床後:ミルクか母乳で授乳
  • 午前10時:1回目の離乳食
  • 午後2時頃:2回目の離乳食
  • 午後6時頃:3回目の離乳食
  • 寝る前:ミルクか母乳で授乳

授乳の回数はあくまでも目安ですが、スムーズに離乳食に移行できているなら、以前ほど量を必要としなくなる場合もあります。

赤ちゃんの様子を見ながら授乳と離乳食の回数を決めていきましょう。

大人と同じ時間に食べるのはいつ?

1歳~1歳6ヵ月になると、離乳食後期が終わりに近づきます。

毎回3分の2以上を食べるようになったら、午前7時頃に朝食、正午に昼食を食べ、午後6時頃から夕食など、大人とほぼ同じ時間に離乳食を食べさせましょう。

また、足りない分はおやつで補給するなどして 生活リズムを赤ちゃんから子どもに切り替えていきます。

まとめ:赤ちゃんとの暮らしを楽しんで

離乳食が3回になると赤ちゃんはどんどん子どもに近づいていきます。

家事・育児・仕事の両立が大変になっていくでしょう。

この時期になると、子どもが大きくなったあとのことを考えて注文住宅を建てようと思う方も増えてきます。

お散歩がてら、モデルハウスを見たり良い土地を探したりする方もいます。

いろいろとやることができて大変ですが、言い換えれば新しくさまざまなことにチャレンジできる時期でもあります。

子どもと一緒に新しい生活を楽しんでくださいね。

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